三島宿の成立

縮図
三島宿の成立
三島は古くから伊豆の中心地として栄え、三島明神(現在の三嶋大社)の門前町として賑いをみせていたところです。
平安時代に整備された古道の要衝の地としても発展を遂げました。
三島宿の成立
慶長5年(1600)、関ケ原の合戦で徳川家康が勝利を収めると政治の中心地は江戸へ。
三島宿の成立
慶長6年(1601)、徳川家康は江戸を中心に東海道をはじめとする五街道の整備に着手。
その翌年、東海道に宿場制度(東海道五十三次)を設定すると、三島宿は東海道十一番目の宿場町に取り立てられました。
三島宿の成立
寛永11年(1634年)、三代将軍家光が参勤交代を制定し、各大名が一年ごとに東海道を行き来するようになると、箱根八里を控えた三島宿は、名実ともに宿場町として発展を遂げました。
三島宿の成立蔵
幕府にとって箱根山は安全と秩序を守る第一の生命線。
幕府の直轄領であった三島宿には、三島代官所が置かれ、政治的にも重要な役割を担っていました。