三島市子ども・子育て支援事業計画の見直しへのご意見と、それに対する市の考え方

該当箇所 意見の概要 市の考え方 反映結果
三島市子ども・子育て支援事業計画見直し案のP24 基本目標①② 来年度、大場幼稚園の年中がクラス編成されないため不安を感じている。事業計画よりもっと運営上の内容や対策を示してほしい。 本計画は、三島市子ども・子育て会議において、市全体の「幼児期の学校教育・保育」や、「地域における子育ての支援」、「幼児期の学校教育」等、事業単位で検証し、本市における子育て支援事業全体について計画しているものであります。個々の施設についての事案や、施設ごとの運営上の内容、対策については、本計画で明記するものではありませんので、個々の施設に関する今後の計画等については、保育園における待機児童が解消され、子ども・子育て支援新制度による安定した施設運営が可能になると予想される平成29年度以降に検討していく考えでありますのでご理解をお願いします。

また、大場幼稚園の年中のクラス編成がされない中での年長クラスの保育については、地域の方々や近隣の園の協力をいただいたり、保育内容を工夫したりして実施していきたいと考えております。
「幼児同士のかかわり」は社会性を培うために必要であり、異年齢交流の前段階として、同じ歳の幼児とのかかわりが基本であり重要であると考えます。
初めての集団生活を送る4歳児は、担任とのかかわりから始まり、心の安定が図られると、同じ年齢の友達に興味が湧き、2人3人、さらに大きな集団で遊ぶことを好み、互いに刺激を受け、成長することが期待されます。そして、大勢の同じ年齢の友達とうまくかかわることができるようになってくると、年上や年下の幼児へと興味は移り、異年齢交流を楽しめるようになっていきます。少人数のクラス編成はそのクラスに属する幼児たちにとって、不利益をもたらす可能性があることをご理解いただきたいと思います。
その他(質問など)
三島市子ども・子育て支援事業計画見直し案のP7②、P28 市全体の数値は充足しているが、地域ごとのニースに対する姿勢がみられない。 国の制度改正により、公立幼稚園は保育園、認定こども園とともに、「特定教育・保育施設」と位置付けられ、本計画では、「特定教育・保育施設」の教育・保育提供区域を三島市全域と定めております。
その理由は、市内には幼稚園、保育園、認定こども園、地域型保育等が全域に点在しており、分析の視点である「保護者や子どもが居宅より容易に移動することが可能な区域」を考えた場合、利用者が自動車で20分程度の範囲でほとんどの施設が利用可能であるためであります。
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