わたしたちの友好都市 麗水市

中華人民共和国 浙江省 麗水市

友好都市提携の経過

 静岡県と浙江省が友好関係にあることから、三島市は浙江省内の都市と、麗水市は静岡県の富士山の見える都市と交流したいと希望していました。麗水市が「水と緑」という三島市と類似した自然環境を持っていることが縁となり、公式訪問団が麗水市を訪問し1996年4月16日に友好交流関係協議書に調印しました。翌年再度三島市長を団長とする公式訪問団が麗水市を訪問し、1997年5月12日麗水市にて友好都市提携締結協定書調印式を行い、正式な友好都市になりました。
 2000年8月に実施された中国浙江省の地方行政組織の改革により、従来の麗水市が麗水市蓮都区となり、その上の麗水地区が麗水市となったため、2001年8月15日に三島市において改めて友好都市提携締結調印式を行いました。

自然環境


中華民族の始祖“黄帝”昇天の地と伝えられる
鼎湖峰(縉雲県仙都風景区)
 麗水市は、浙江省の南部、省都の杭州から南へ300kmに位置し、面積は約17,300㎢で、市内には、省政府から管理を委託された竜泉市を含め1市、1区、7県の計9の地区があります。
 気候は、四季が非常にはっきりしていて、亜熱帯モンスーン気候に属しています。年平均気温は18.2~19.6℃で、年平均降雨量は1,309.9~1970.5mm、霜の降りない日数は246~274日あります。
 地形は、90%以上が山岳地帯で、浙江省第2の河川である瓯江をはじめ多くの渓流が流れ、麗水という名にふさわしい山紫水明の景色を生み出しています。また、豊な自然環境のため国指定の生態モデル建設地区となっています。

人口

居住総人口は、約270万人(2022年)

畲(シェ)、回、壮(チワン)、苗(ミャオ)、満、土家(トゥチャ)、彝(イー)、蒙古(モンゴル)、白(ペー)、傣(タイ)、藏(チベット)、朝鮮などの25の民族で構成されています。
※ ( )内はフリガナです。

産業と教育

 麗水市は自然条件に恵まれ、地形が多様で土壌が肥えているため、柑橘、スイカ、巨峰、茶、蓮の実、椎茸、山桃、ビワ、イチゴ、キウイ、油茶(椿油に似たもの)など、多種多様な農産物が作られています。特に慶元県の椎茸市場は中国最大の椎茸の交易量を誇ります。
 工業分野では、羽毛製品、万年筆、石鹸、木製の工芸品や玩具等の軽工業を中心に発展し、国外に輸出されているものもあります。資源も豊富で、ホタル石、花崗岩などの鉱産物がとれます。特に竜泉市の青磁と宝剣、青田県の石刻は麗水三宝と称され浙江省内外に知られています。
 教育については、青少年の教育とともに、教員の資質の向上や施設の改善にも力を入れています。1999年秋に開校した「花園中学」は、三島市と麗水市との友好都市提携締結を記念し、中日友好学校となりました。

歴史と文化

 市内から出土した文物から、早くは新石器時代に人類が居住していたことが分かっており、春秋戦国時代には、越国に属していました。隋の開皇9年には括蒼県という名前がつけられましたが、唐の大歴14年に麗水という名前に改名され、その後、周囲の都市も含めた行政区の中心地として栄え、1968年に麗水地区となりました。
現在の麗水市
麗水市市街地
 1986年に現在の蓮都区が麗水県から麗水市となり、2000年8月に麗水地区が現在の麗水市になりました。
 青田県は在外華僑の故郷として有名で、多くの人が海外へ旅立っています。
 景寧畲(シェ)族自治県は華東地域における唯一の少数民族自治県であり、麗水市内に生活する少数民族の95%は畲(シェ)族が占めています。畲(シェ)族では、多くの伝統文化が守り伝えられています。 旧暦の正月15日目の元宵節には、板龍(板で作られた龍の飾り)をはじめとする様々なちょうちんが夜の街を彩り、多くの見物客で賑わいます。

三島市との主な交流

  • 親善訪問団の相互派遣
  • 教師相互派遣
  • 中学生の相互派遣