三島市長のページ

 明けましておめでとうございます。
 市民の皆様には平成30年の新春を健やかに、また、清々しくそして希望に燃えて迎えられたことを心からお喜びいたします。元日をはじめ三が日は誠に穏やかで青空のもと富士山が美しく輝いておりました。今年1年がこのような穏やかな年であってほしいと願ったところでございます。
 昨年までを振り返ってみますと、「美しく品格のあるまち」を創るガーデンシティ、「人もまちも産業までも健幸」を目指すスマートウエルネスシティなどの施策に、皆様のご尽力とご協力をいただき、三島市は魅力ある都市として一段と評価されるようになりました。また、安心・安全といった面からも、子育てから障害のある方々や高齢者までの福祉も充実し、危機管理体制もさらに整備が進むなど、市政全般にわたって大きく前進・向上してきたことを実感しております。こうしたことから市民の皆様のシビックプライドも高まり、なお一層三島で暮らすことへの自信と誇りにもつながってきていると感じておりまして、皆様のご尽力とご協力に深く敬意と感謝を申し上げます。
 さて、迎えました平成30年の経済動向に目を向けますと、昨年暮れに株価が26年ぶりというダウ平均22,000円を超えたことなどから、多くの経営者が我が国の景気は引き続き緩やかに拡大して行くと考えており、明るさが見える状況と伝えられております。また、いくつかの懸念材料はありますものの、年始のアメリカの一段の株高など世界的にも好景気が続くと言われております。このような良好な景気動向が地方にも波及し、中小企業の設備投資の活発化につながり、働く人の所得環境の好転にも結ばれることを大きく期待したいと思います。
 このような中、今年の干支は「戊戌(つちのえ・いぬ)」であります。その意味するところは、植物が大きく十分に成長し、絶頂の状態にあるとされておりまして、これまでの頑張りの成果が表われ、開花したものをさらに前進させていく年と思われます。従いまして、これまでの攻めの姿勢を崩すことなく引き続きクオリティーの高い市政運営を進めて参りたいと思います。
 一方、経済社会面おきましては、ご案内のとおりICTなど情報通信技術がさらに発展していくと考えられますが、例えば市民課の窓口で住民票の交付手数料や税金をスマホによるフィンテックで納付したいなどという希望も出ててくるような気もいたします。昨年の5月になりますが、経済産業省が「新産業構造ビジョン」というものをとりまとめています。そのビジョンでは、2030年代の将来像と4つの戦略を描いており、それを具体化して行くためのロードマップを定めています。これの2020年までの中期目標を見ますと、

  1. ヒトの移動、モノの移動ということでは、無人自動走行による移動サービス等の実現と高速道路での後続無人隊列走行の実現
  2. スマートサプライチェーン、製造生産現場における高度化・効率化ということでは、工場や企業の枠を超えてサプライチェーン全体に係るデータを共有・活用する先進システムの構築
  3. 健康・医療・介護というところでは、予防・健康管理と自立支援に軸足を移す新たな医療・介護システムの構築により、例えば健康寿命の1歳以上の延伸など
  4. 「新たな街」づくり、シェアリング、フィンテックということでは、公共データの民間解放による新たなビジネスの創出と社会問題の解決による住民満足度、地域活力の向上
などということが書き込まれており、今起こっているIOT、ビッグデータ、人工知能(AI)、ロボットなどにより、これまで不可能と思われていた社会の実現が可能になり、これに伴い産業構造や就業構造が劇的に変わる可能性を示唆しています。また、この中の健康・医療・介護につきましては、別の角度からでありますが、人生100年の時代となってまいりました。そこで、ヘルスケア産業という新たな市場が生まれ、これは大きなチャンスとされており、健康寿命延伸のためのICTの活用、ヘルスケアIOTビジネスの成長、治療ソフトウェアの登場などが挙げられております。三島市で進めているスマートウエルネスの取り組みやオリンピック・パラリンピックが開催される中で、目の付けどころの良い経営者によっては、この三島から何か新しい産業が生まれる可能性も充分あり得るのではないかと思います。
 このように社会経済が激変し、非連続なイノベーションが起きてくる時代に、行政はどのように対応していったらよいか、また、どのようなことを取り入れることができるかなども重要と思います。このようなことを考えつつ、この三島をなお一層、活力と魅力のあるみしまへ、選ばれる都市みしまへ、持続的に発展するみしまへ、またシビックプライドの高いみしまの実現に向け引き続きチーム三島で取り組んで参りたいと思います。そのためには、まず今年は、その基盤となる、三ツ谷工業団地の造成完了と企業誘致、三島駅南口の開発、特に不退転で取り組む東街区の再開発と事業協力者の選定というプロジェクトの推進、また一方では、防災、福祉、教育など市民の暮らしの安全・安心に直結する施策の着実な推進を図っていくことが緊要と考えます。
 結びになりますが、「任運騰々」という良寛和尚の言葉があります。これはどんな運命の下でも志を高く、強く、意気騰々と積極的に生きるべしということでありまして、人生には勝負をしなければならない場面が何度かある、それを避けることはなく一歩も引かず対応すべしという意味と思います。私もこの言葉を肝に銘じ、任務を果たして参る考えであります。  子ども達からご高齢の方々まで、市民の笑顔あふれる三島の実現を心から願い、三島市役所職員一同「チーム三島」として一丸となって奮闘して参る所存であります。市民の皆様にもご理解・ご協力の程をお願い申し上げまして、年頭にあたっての挨拶といたします。
 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

平成30年1月   
三島市長 豊岡 武士

新着情報

2017年12月22日  市長定例記者会見(平成29年12月22日)

過去の記者会見記事一覧

最近の出来事

 1月5日(金)、市長応接室で、三島市出身で福岡ソフトバンクホークスの小澤怜史投手が、20歳になった記念として三島市のふるさと納税に寄付してくださいました。  小澤投手は平成29年のシーズンでは一軍公式戦で2試合に登板、二軍公式戦では30試合に登板し活躍しています。  豊岡市長からは「努力は嘘をつかない。三島市民も応援しているので来シーズンの更なるご活躍を期待しています」と激励があり、小澤投手からは「これからも生まれ育った三島市に恩返しができるようがんばりたい」との決意表明がありました。尚、返礼品として、箱根西麓三島野菜が欲しいと笑顔で語りました。