ご当地コロッケで高岡市と三島市が交流

ご当地コロッケで高岡市と三島市が交流

富山県高岡市と三島市がコロッケで交流することになった。

高岡市は1人当たりのコロッケ消費量が日本一という土地柄で、官民一体となって「高岡コロッケ」を名物として定着させている。  発端は、「富士宮焼きそば」を擁する富士宮市と高岡市が交流しており、高岡市長に三島市の取り組みを紹介したことによる。話はトントン拍子に進み、両市の交流が実現することとなった。10月30日に高岡市の橘慶一郎市長が三島市を訪問し、小池政臣市長と仲人役となった富士宮市の小室直義市長と会談。3市長が、みしまコロッケと高岡コロッケを食べながら語り合った。今後の交流活動については、両市それぞれのイベントに参加しあうことから始まるとのこと。そして、民間レベルでの交流の活発化も後押しする。さらに、高岡市とすでにコロッケを通して交流のある茨城県龍ヶ崎市を加えて3市による「三コロ会(仮称)」の構想も会談の中で浮上。こちらについてはさっそく、高岡市長が11月2日に龍ヶ崎市に声をかけて快諾を得たことで、実現が決定的となっている。  「みしまコロッケの会」では「協力していろいろとおもしろいことができそう」と大きな期待を寄せる。また、高岡市、龍ヶ崎市、三島市、以外にもコロッケで町おこしをしている地域は多く、「どんどん声をかけて、コロッケの輪を全国的に広げていきたい」とも語る。コロッケがつなぐ交流活動は今後どのような広がりを見せるのか、注目してほしい。


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   左から高岡市長、三島市長、富士宮市長
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        3市長交流の様子