せせらぎ事業の発端について

せせらぎ事業の発端

 街中がせせらぎ事業」は三島商工会議所が創立50周年の記念として、平成8年に「歩きたい街」、「住みたい街」を提唱した『街中がせせらぎ』ビジョンがきっかけで始まっている。  この事業は三島商工会議所やまちづくり団体を中心にアメニティ要素を回遊ルートで結び、「ほっとできる快適な空間づくり」を行うといった基本構想を作成し、これを土台として、時間や財源などの制約をクリアしながら庁内の組織や市民レベルの意見交換やワークショップといった手法により実現性を重視して何十回と検討を重ねてきました。こうした経緯を踏まえ策定した実施計画を概要版として平成13年4月に市内全戸配布したところですが、今回は、その概要をホームページで再度紹介するものです。  もともとこの「街中がせせらぎ事業」は市民が提唱し、市民主導で企画されたもので、この構想を市が実現に向け調整した計画を市民・企業・まちづくり団体・行政が役割分担し、お互いに確認しあって協働(コラボレーション)で実現しようとするものです。  行政内部で企画・計画した事業に対し、住民の意見を聞き、意向を反映させるといった従来型“市民参加”とは意を異にする。あえて言えば協働(コラボレーション)により新たな街づくりを模索し、実践する事業です。