里親になりませんか

里親制度とは、様々な事情により家庭で養育されることが難しい子どもに、温かい愛情と正しい理解を持った家庭環境の下での養育を提供する制度です。

里親の種類

  • 養育里親・・・児童が家庭に戻れるまで、又は自立できるか18歳になるまで養育する里親
  • 専門里親・・・虐待を受けた経験のある児童や障がいのある児童を、経験と専門知識を活かして養育する里親 (3年以上の養育里親経験などの要件があります。)
  • 親族里親・・・児童の扶養義務者で、親の死亡や行方不明などの事情により養育できなくなった場合に、里親として認定を受けて養育する里親
  • 養子縁組希望里親・・・養子縁組を前提とした里親で、自分の養子として養育することを希望する里親 (養子縁組の成立には家庭裁判所の審判・許可が必要です。)

里親になるには

子どもの養育について理解と熱意を持ち、豊かな愛情を持っていることが大切です。

  • 児童相談所と面談していただき、制度についての説明を受けていただきます。
  • 面談のうえで里親申請を希望される方は、市に必要書類を提出していただきます。(申請書類は市の子育て支援課にあります。)
  • 申請後に、県の実施する研修を受講・修了していただき、里親として必要な基礎的知識や技術を修得していただきます。
  • 児童相談所の職員の家庭訪問等を受けていただき、家庭状況や希望条件等について調査が行われます。
  • 審査を経た後、県知事により適当と認められた方が里親として認定され、里親名簿に登録されます。

*申請から登録までには数ヶ月かかります。

里親になったら

  • 児童相談所が面会、交流を重ねた上で、養育をお願いする子どもを決定します。
  • 養育をお願いしている間は、定められた養育に必要な経費が支払われます。
  • 週末や夏休み、冬休みの期間だけ預かる制度もあります。
  • 子育ての悩みや不安には、児童相談所などが相談に応じます。