依存症についての相談

依存症とは

 厚生労働省のホームページでは、特定の何かに心を奪われ、「やめたくても、やめられない」状態になることとされています。   
 人が「依存」する対象は様々ですが、代表的なものに、アルコール・薬物・ギャンブル等があります。 
 このような特定の物質や行為・過程に対して、やめたくても、やめられないほどほどにできない状態をいわゆる依存症といいます。

依存症って何が問題なの

 依存対象のことを大事にしすぎることで、自分や家族の生活に不都合が生じます。                                                                       飲酒や薬物使用、ギャンブルなどの行為を繰り返すことによって脳の状態が変化し、自分で自分の欲求をコントロールできなくなってしまいます。                                                                     だんだんと飲酒や薬物使用、ギャンブルなどの行為を第一に考えるようになってしまい、他のことがおろそかになり、社会生活をしていく上で優先しなければいけない色々な活動を選択することができなくなっていくのです。                                                             その結果、次のようなことが起こり、自分や家族の健全な社会生活に悪影響を及ぼす可能性があります。

依存症への対応について

 依存症は、何よりも優先させてしまうために、対人関係や金銭面での様々な問題が生じてしまうことで、本人や家族が苦痛を感じているかどうか、生活に困りごとが生じているかどうか、という点が重要となります。                                                            依存症が心配になった場合の市民の相談窓口については、健康づくり課や東部保健所又は県精神保健福祉センターが窓口となりますが、ケースによっては、その生活に支障が生じている分野の部署も加わり、対応することもあります。                                                              治療には、「やめ続ける」ことが大切で、専門の相談機関や医療機関に相談し、自助グループやリハビリ施設など様々な助けを借りながら、やめ続ける生活をすることで可能と考えられます。                                                                                                              まずは、本人や家族だけで抱え込まないで、早めに専門の機関に相談することが必要です。また、県では、様々な依存について、同じような体験や悩みを持つ人が集まり、一緒に依存問題からの回復を目指す「リカバリーミーティング」を定期的に開催しております。

相談先一覧

  • 三島市健康づくり課       電話 973-3700
  • 静岡県東部保健所福祉課   電話 055-920-2087
  • 静岡県精神保健福祉センター 電話 054-286-9245

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