バスクリンのお風呂博士に聞く! 健康に役立つ「お風呂のコツ」(連載:最終回)

水道課では、スマートウエルネスの一環として、『みしま風呂ジェクト~なみなみ情報発信~』を推進中です。

最終回は、株式会社バスクリンのスペシャリスト集団「チームお風呂博士」の一人であり、「きき湯」などの商品企画を担当されている商品企画部の渡部秀典さんにお話を伺いました。

Q 肌寒くなってくると、肩まで湯船につかってのんびりするのは、至福の時間ですね。バスタイムをより楽しくするアイデアはありますか。

A たとえば、「季節湯」にチャレンジしてみてはいかがでしょう。

Q 「季節湯」って何ですか?

A 旬の植物を湯船に入れて楽しむ、日本特有の文化です。その歴史は、平安時代にまでさかのぼるといわれています。

1年間のラインナップは、こんな感じです。

4月 桜湯5月 菖蒲湯6月 どくだみ湯7月 桃湯
8月 薄荷湯9月 菊湯10月 生姜湯11月 ミカン湯
12月 柚子湯1月 松湯2月 大根湯3月 蓬湯

Q そう言われてみれば、柚子湯などはよく聞きます。

A 季節の節目ごとに、少し手間をかけてお風呂を楽しむのは、なかなか風流だと思います。

「季節湯」で季節の移り変わりを感じつつ、毎日のお風呂には、入浴剤を上手に活用してくださいね。

Q 乾燥が気になるこれからの時期は、どんな入浴剤がおすすめですか。

A 乾燥が気になる人には、保湿成分が配合されたものやスキンケア系の入浴剤を選ぶのがおすすめ。お湯の温度はぬるめが良いでしょう。

さら湯よりも、スキンケア系の入浴剤を入れた方が、手軽にお風呂上がりの肌の水分量も保たれます。

入浴後の保湿ケアは、10 分以内に行うのが理想です。