市長定例記者会見(令和2年5月22日)

冒頭

【冒頭】(1)新型コロナウイルス感染症への対応について
[企画戦略部広報情報課ほか]
 新型コロナウイルス感染症に対する本日(22日)現在の三島市の対応状況をお知らせします。  まず、イベント等の開催状況ですが、本日以降に実施を予定していた8月末までのイベント等のうち、中止が91件、延期が7件を決定しています。また、公共施設の休館や利用制限の状況については、本日現在、37施設において5月31日までの間、休館、休園、利用制限等を行っておりますが、今後、感染予防対策に努める中で順次再開してまいりたいと考えております。
  次に、市立小中学校、公立幼稚園の状況につきましては、既にプレスリリースでお知らせをさせていただいておりますとおり、5月31日まで臨時休業を継続しており、6月1日から再開する予定です。また、5月31日までの期間については、再開までの準備期間として、分散登校や分散登園を実施しております。なお、これまでに市民、企業、団体の皆様から未来ある子どもたちのためにと 感染予防用に消毒液や微酸性電解水、空気清浄機など、大変多くの物品を寄贈していただきましたので、市で用意した物品と併せて、小・中学校及び放課後児童クラブ、幼稚園、保育園等で活用させていただき、園児や児童、生徒の感染予防を図ってまいります。
 最後に、5月15日付けでプレスリリースをさせていただいております友好都市である中国の麗水市から支援物資が到着いたしました。
 物資の内訳としましては、
  • (1)普通マスク 4万5,000枚
  • (2)N95マスク 2,000枚
  • (3)防護服100着となります

 こちらの支援物資は、市内の医療機関や高齢者施設等に配布する予定です。 なお、本日、この記者会見終了後、 保健センターにて報告会を行います。 私も参りますので、記者の皆さまにも 是非とも足を運んでいただけると幸いです。
【冒頭】(2)令和2年度市立幼稚園・小中学校の夏季休業期間等について
[教育推進部学校教育課]
 市立幼稚園・小中学校は、6月1日(月)に再開する予定です。このことを受け、長期化した臨時休業により、実施することができなかった授業時数を確保し、子どもたちの学びを保障するため、夏季及び冬季の休業期間を短縮します。
 小中学校の夏季休業期間は、8月8日(土)から8月19日(水)までの12日間、また、冬季休業期間は、12月26日(土)から1月5日(火)までの11日間とします。幼稚園の夏季休業期間は、8月1日(土)から8月31日(月)までの31日間とします。  
 なお、8月5日(水)に開催を予定していました「みしまイングリッシュ・キャンプ」は、夏季休業期間の短縮に伴い、今年度の開催を中止します。 
【冒頭】(3)特別定額給付金の受付と給付状況等について
[企画戦略部新型コロナウイルス感染症対策室]
  5月1日から申請受付を開始しております特別定額給付金の受付と給付の状況について、お知らせします。  まず、受付状況につきましては、5月22日(金)午前9時現在、オンライン申請が8,015件、 郵送申請が836件となっております。 給付の状況につきましては、5月15日に初回の給付として、5月1日に申請を受け付けた1,576件、4,261人分の給付を 行いました。 また、本日22日に5月2日から10日に申請を受け付けた4,210件、11,706人分につきまして、振込を実施しております。 本日の振込が全て問題なく実施されたと仮定しますと、合計で5,786件、15,967人(15億9,670万円)について 給付が完了したこととなります。これは給付予定世帯(49,484世帯)の11.7%、給付予定者(109,320人)の14.6%となります。    なお、郵送による申請が始まり、これからしばらく申請が集中するものと思われますが、 RPAと呼ばれる、自動でデータを照合し入力するなどの定型業務を自動化するソフトウエアを導入することにより、間違いを防ぎながら迅速に事務処理を進め、一刻も早く市民の皆様に給付金をお届けできるよう努めてまいります。
【冒頭】(4)新型コロナウイルスに関する三島商工会議所等と連携した経済対策について
[産業文化部商工観光課]
 三島市では三島商工会議所などと連携し、 新型コロナウイルス感染拡大により、 大きなダメージを受けている 飲食店や小売店などの事業者に対し、 事業の継続を支え、再起の糧としていただくことを目的に 各種経済対策事業を行っています。
  1. 「みしま応縁袋」
    この事業は、商店街選りすぐりの商品を組み合わせて、 事前予約制のドライブスルー方式で販売するものです。 (主催 三島商工会議所)  第1弾として15日から4日間限定で開催中ですが、 非常に好評で、多くの方からご購入をいただいております。  今後も第2弾、第3弾が予定されているとのことです。
  2. 地域飲食店応援クラウドファンディングプログラム「みらい飯」
    この事業は、日本商工会議所のクラウドファンディング プログラムを活用し、 資金繰りに苦慮している市内飲食店の 運転資金の一部に充てていただくものです。 (主催 三島商工会議所) 応援者には、お礼として支援した店舗で後日使用できる 20%のプレミア付きの食事クーポンをお渡しし、 この応援システムにより、 収束後の消費喚起につなげてまいります。 現在の参加飲食店舗数は、市内131店舗となっております(5月21日現在)。
  3. 地域飲食店応援キャンペーン
    売り上げ不振により大きな打撃を受けている飲食店の テイクアウトメニューなどを みしま経営支援ステーション(M‐ステ)や三島市観光協会、三島バル実行委員会、商店主、市民有志などが SNSやホームページ、チラシなどで情報発信するもので、 支援の輪が広がり、情報が拡散されております。
  4. リスタート支援事業費補助金
    この事業は、テイクアウトやデリバリー等、3密を避けた業態を新たなサービスとして開始する飲食業者に 対して、リスタート時の環境整備を支援するために、市が補助金を交付します。 補助率は補助対象経費の10/10以内で、補助額は1事業者 上限額5万円です。申請につきましては、来週中に開始する予定です。

  また、飲食店などを対象に行った休業依頼に対する「三島市新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金」に つきましては、5月21日(木)午後5時現在、市内の682件の飲食店等から申請をいただき、 うち92件(計3,840万円)につきましては5月20日(木)に支給させていただきました。 今後、5月25日(月)には268件(1億660万円)の支給を予定しており、 以降、順次支給をさせていただく予定です。
 引き続き、三島市では支援対策を計画しております。

記者会見配布資料(PDFファイル)