市長定例記者会見(令和3年2月26日)

冒頭


【冒頭】(1)「新型コロナウイルスワクチン接種の準備状況について
[企画戦略部 新型コロナウイルス感染症対策室]
 新型コロナウイルスワクチンの接種に向けた三島市の2月26日時点の準備状況をお知らせします。最初に接種のスケジュールについてですが、65歳以上の方を対象に、4月以降に接種券を郵送し、接種を開始できるよう準備を進めています。接種の方法は市内各小学校を会場とする「集団接種方式」です。予約手段は、市公式LINEや、専用WEBサイト、電話の3通りをご用意しますので、利用しやすい方法でご予約ください。
 また、75歳以上の方を対象に、自宅と接種会場との移動にかかる交通費の一部を補助します。なお、各会場では、「三島モデル」により接種を行います。「三島モデル」は、来場者の負担を最小にすることを目指すもので、来場者は受付を済ませて着席した後、医療スタッフが各席を回ることで移動することなく、接種を終えることができます。この「三島モデル」の接種に向けたシミュレーションを、3月4日(木)に錦田小学校体育館で実施し、その結果を踏まえ、医療従事者向けに接種を行う予定です。
 
【冒頭】(2)新型コロナウイルス感染症に関する市の経済対策について
[産業文化部 商工観光課]
 長期化する新型コロナウイルス感染症の影響により大きな影響を受けている市内事業所の皆様に対し、三島市では引き続き各種経済対策事業を実施してまいります。
 まず、「新型コロナウイルス感染症拡大防止支援金事業」は、コロナ禍において特に大きな影響を受けている市内宿泊業者 及び 飲食業者に対しまして、感染症防止対策を講じていただいた上での事業継続を下支えすることを目的に、支援金を支給します。1店舗あたりの支給額は10万円で、1事業者につき最大5店舗まで支給させていただきます。本事業はすでに2月22日から申請受付を開始しておりますので、該当される皆様はオンラインまたは郵送で申請をお願いします。
 次に、「応縁袋販売支援事業」は、市内小売店がそれぞれ選りすぐりの商品を詰め合わせたものを「応縁袋」としてECサイト上で販売するもので、全3回程度の実施を予定しております。販売開始時期等、詳細につきましては決定次第、市のホームページや新聞折込などでお知らせさせていただきます。
 次に、「テイクアウトオンライン化支援事業」は、市内各飲食店においてテイクアウト用のECサイトを作成し、注文の取りまとめ等を各店舗で行うことが出来るよう支援するものです。本事業につきましても、詳細が決まり次第、市ホームページや新聞折込などでお知らせさせていただきます。
 次に、「市内消費喚起対策事業」は、PayPay株式会社と連携し、利用者が市内加盟店においてPayPay決済を行った際に、決済額の20%をポイント還元するものです。令和3年6月の開始を目指して、準備をすすめているところでございます。
 次に、「離職者等雇用奨励補助金」は、コロナ禍において離職された方を正規雇用する市内事業所に対し、1人当たり30万円を支給するものです。現在制度設計を行っておりますので、詳細が決まり次第市ホームページや三島商工会議所などを通じて広くお知らせさせていただきます。
 最後に、「ツアーバス誘客促進事業」は、コロナ禍において影響を受ける市内宿泊施設・飲食施設・観光施設等へのツアーバス誘客促進を目的に、旅行事業者が実施する団体旅行に助成を行うものでございます。助成金額としましては、三島市内での宿泊を伴うものに対してはバス1台につき6万円を、市内での宿泊を伴わないものにつきましてはバス1台につき3万円を支給させていただくものでございます。本事業につきましては、あくまで、コロナ収束後を見据えた事業となりますので、今後の収束状況を見ながら実施していく予定となっております。
【冒頭】(3)三島市公式LINEアカウントの機能拡充について
[企画戦略部 広報情報課]
 本日(2月26日)から、三島市公式LINEアカウントの機能を拡充しましたのでお知らせいたします。市公式LINEアカウントは令和元年7月に開設し、現在までに1万人を超える皆様に友だち登録をしていただいております。これまでは、行事情報やコロナ関連情報などをすべての登録者に発信してまいりましたが、今回の拡充で、3つの機能を搭載し、新たなサービスの提供を開始いたします。新たな機能の1つ目は「セグメント配信」で、あらかじめ受け取りたい情報を選んでおくことで、必要な情報のみを受け取ることができます。また、市からも、地域限定や子育て世代限定など、きめ細やかな情報を発信することができるようになります。2つ目は「チャットボット」で、ごみ分別方法、子育て手続きなど、4つの案内をチャットボットが自動で案内します。3つ目は「予約」で、健診や相談などの予約ができるようになります。既に友だち登録をしていただいている方は、「受信設定」をしていただき、生まれた年やお住まいの地域などの設定をお願いします。また、登録がお済みでない方は「友達登録」をお願いします。

【冒頭】(4)三島市の魅力を伝えるプロモーション動画の完成について
[企画戦略部 広報情報課]
 このたび、本市における「動画を活用したデジタルマーケティング事業」として制作を進めておりました プロモーション動画が完成し、本日、2月26日(金)から 市公式YouTubeチャンネルにて動画配信することとしましたのでお知らせします。
 この動画は、日本全国、さらには世界中の人々へ、効率的に三島市の知名度と認知度の訴求を図り、本市の観光資源などが有する魅力を効果的に伝えていくことを目的に制作したものです。制作した動画は、「Mishima City, Shizuoka, Japan水の都三島」と題した、3分5秒の「本編」と53秒の「短編」の2本です。内容は、東京在住の女性デザイナーが、アイデアを求めて三島を訪れ、インスピレーションを得るというストーリーとなっており、旅行や移住に興味のある人に対して訴求できるような動画となるよう 制作いたしました。
 なお、今後は、新型コロナウイルスの感染状況を注視しながら、YouTubeを活用した広告配信を行い、「東京から45分、街中で湧水のせせらぎを感じる水の都三島」をPRするとともに、広告や動画に対するユーザーの反応を収集・分析し、次期マーケティングに役立ててまいります。
【冒頭】(5)三島市防災会議・三島市水防協議会の開催について
[企画戦略部 危機管理課]
 3月24日(水)、午後1時30分から、富士山南東消防本部 3階消防センターにて、三島市防災会議 及び 三島市水防協議会を開催します。防災会議では、三島市地域防災計画についてご審議いただき、近年多発・激甚化する自然災害に対応するため、一般対策編から「風水害対策編」や「火山災害対策編」を独立させる計画案などについてご意見をいただきます。
 また、会議では、新型コロナウイルス感染症対策を踏まえた避難所運営のため、衛生資機材や飛沫感染防止用パーテーションなどの購入・備蓄や、これらを活用した避難所開設訓練の実施状況などについてご報告いたします。更に、大規模自然災害が発生しても致命的な被害を負わない「強さ」と、速やかに回復する「しなやかさ」を併せ持つ「強靭な三島」をつくるため策定いたしました「三島市国土強靭化地域計画」につきましても併せてご報告いたします。

主な行事予定


【行事】(1)山中城跡クラウドファンディングに伴うイベントの実施について
[教育推進部 文化財課]
 3月6日(土)、山中城跡公園における、樹木や芝生の管理など年間約1,500万円かかる維持管理費の一部に活用することを目的に令和2年10月1日から12月末まで実施したガバメントクラウドファンディングの寄附者限定イベントを開催します。
 このガバメントクラウドファンディングは令和2年度で3回目の実施となりましたが今年度は、令和元年の台風19号により被災した堀法面等の修復工事中であることもあいまって 寄附者の関心を惹く企画となり市民52人を含む、全国173人の方から約350万円の寄附をいただきました。山中城跡は、全国的にも珍しい障子堀を間近に見学出来ることで有名ですが、今回のイベントでは 普段は中に入ることが出来ない堀内に入り、自由に記念撮影等が行えます。
【行事】(2)スマートウエルネスフェスの初開催について
[健康推進部 健幸政策戦略室]
 3月6日(土)午前11時から、みしま未来研究所にて「スマートウエルネスフェス」を開催します。これは、長引くコロナ禍により全国各地でうつ病や自殺が相次ぐ中、国際女性デーと自殺予防対策強化月間の重なる3月に「自分らしく自信をもって生きる」ことを応援することをコンセプトにしたイベントです。毎年、全国各地で国際女性デーに合わせて行われている「ホワイトリボンラン」との合同により開催する本イベントでは、感染対策を講じながらスポーツウェアファッションショーをはじめ、ウエルネスマルシェ、感情知能といわれているEQを学ぶワークショップなどを行います。ランニングを通していつまでも美しく元気に暮らすことを目指す市民団体「HiPs(ヒップス)」と、静岡県東部から世界に発信するスポーツブランド「select(セレクト) shop(ショップ) regalo(レガロ)」とともに、自分らしく自信をもって生きることを応援するスマートウエルネスみしまならではのイベントとなります。
【行事】(3)健康経営支援事業「保健師派遣事業報告会並びに測歩選手権表彰式」について
[健康推進部 健幸政策戦略室]
 3月8日(月)午前10時から、市役所本館にて健康経営支援事業「保健師派遣事業報告会並びに測歩選手権表彰式」を開催します。三島市では、従業員の健康増進を重視し、健康管理を経営課題として捉え、その実践を積極的に図る「健康経営」に取組む企業を支援しております。
 今年度はこの健康経営支援事業に、7社の市内企業に参加していただきました。参加企業の皆様には、昨年10月から今年1月までの4か月間、社員の方が活動量計を持ち、7社対抗で平均歩数を競う「測歩選手権」に参加していただきました。この度、結果が出ましたので、保健師派遣の事業報告と併せて表彰式を行います。

【行事】(4)春のコンテナガーデン講習会の開催について
[計画まちづくり部 水と緑の課]
 3月16日(火)午前10時及び午後2時から、みどり育苗センターにて、春のコンテナガーデン講習会を開催します。コンテナガーデンとは、植木鉢やプランターなど植物を植える容器(コンテナ)を庭に見立て花を植え込んだものです。講師には、日本ハンギングバスケット協会の公認講師をお迎えし、作製に必要な知識や技術について、講義や実習を行います。花の種類が豊富で美しい春に作品を作ることで、日々の成長を楽しみ、癒しの時間を持つことができます。皆さま、ぜひご参加ください。
【行事】(5)「歴史的風致形成建造物」指定式の開催について
[計画まちづくり部 都市計画課]
 3月16日(火)午前10時から、市役所本館にて「歴史的風致形成建造物」の指定式を開催します。これは、三島市歴史的風致維持向上計画に基づき、歴史的建造物の保存と活用を図り、歴史的なまち並みを形成していくために指定しているもので、新たに2件の歴史的風致形成建造物を指定します。
 今回の指定では、国の登録有形文化財であります「旧小松宮別邸桜御殿」と看板建築であります「旧倉屋本店」を指定します。旧小松宮別邸桜御殿については、明治25年(1892年)、小松宮彰仁親王の別邸として楽寿館や梅御殿等とともに、小浜池畔に建築され、京風の書院造の雰囲気を持つ、明治期の宮家の別邸に多く見られる建築様式が用いられた建築物です。また、旧倉屋本店については、昭和6年(1931年)、下田街道沿道に建築され、建物前面を銅板で仕上げた洋風建築を模した看板建築となっています。
【行事】(6)女性スキルアップ講座「むすびサロン」の成果発表会について
[産業文化部 商工観光課]
 3月18日(木)午前10時から「むすびサロン」成果発表会をオンラインで開催します。女性の活躍を応援する三島市では、女性スキルアップ講座「むすびサロン」を平成30年度より毎年開催し、好評いただいておりますが、今年度は、新型コロナウイルス感染症の影響により大きく変化するビジネススタイルに対応するため、5回の講座を全てオンラインで実施してきました。
 今年度の講座では定員を超える22名の方に参加いただく中で、「コロナ禍において活躍できるスキル」を主なテーマとして、その分野で活躍する講師のセミナーやパネルディスカッションを開催してきました。3月18日(木)に開催する第5回(最終回)では、第4回講座で検討した「三島をオンラインでPR!」について、各グループがオンラインで提言を行います。 
【行事】(7)白滝公園「新たな複合遊具」の完成式について
[計画まちづくり部 水と緑の課]
 3月25日(木)午前10時から、白滝公園にて、新たに設置する複合遊具の完成式を開催します。今回設置する複合遊具は、市内谷田の中林建設株式会社様が、創業70周年を記念して、未来を担う子どもたちの健やかな成長と、三島市の発展に役立てて欲しいとの御厚意から、本市に御寄贈をいただいたものです。遊具を設置する白滝公園は、本市の中心市街地に立地しており、既存のすべり台の使用頻度が高く、老朽化が進行していたため、今回の寄贈によって新しい複合遊具にリニューアルいたします。

記者会見配布資料(PDFファイル)