第4次三島市地域福祉計画・地域福祉活動計画

地域福祉計画とは

 地域に住むすべての人が生活しやすい地域社会をつくるためには、行政などによるサービスの提供だけではなく、地域の人たちがお互いに助け合い、支え合いながら、誰もがその人らしい生活をおくれるような「地域ぐるみの福祉」の推進が求められています。
 地域福祉計画とは、社会福祉法第107条において、市町村で策定することが規定されており、「地域ぐるみの福祉」の推進に向けて、住民の自主的な活動や関係諸団体の活動、公的サービスが連携し、「自助」・「共助」・「公助」のバランスのとれた地域社会を築いていくための指針となる計画です。
 なお、三島市社会福祉協議会では、三島市地域福祉活動計画を策定しております。この計画は、地域福祉を推進していく上で三島市地域福祉計画と互いに補完・補強し合う関係にありますので、計画書を合冊で作成しました。

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三島市の地域福祉計画の策定状況について

 本市では、平成17年度に、平成18年度から平成22年度までの5年間を計画期間とする三島市で最初となる三島市地域福祉計画を策定しました。
 その後、平成23年度から平成27年度を計画期間とする第2次計画を、平成28年度から令和2年度を計画期間とする第3次計画を策定し、地域住民はもとより、社会福祉事業者、地域で福祉に関わる人々、行政等が連携し、地域における人と人とのつながりを大切にし、お互いに支え合い助け合う関係の強化に継続的に取り組んできました。
 令和2年度に第3次計画の計画期間満了を迎えるにあたり、第3次計画の検証や市民意識調査を実施するとともに、学識経験者や各種団体の代表者を委員とした地域福祉計画策定懇話会を設置し、委員からの意見・助言を受け、令和3年度から令和7年度を計画期間とする第4次三島市地域福祉計画を策定しました。
計画回次 策定年度 計画期間 基本理念
第1次
平成17年度 平成18年度~平成22年度 共に生き、共に活動し、共に築く、福祉を育てるまちづくり
第2次
平成22年度 平成23年度~平成27年度 ふれあい、支え合う、みんな生き生き、福祉のまちづくり
第3次
平成27年度 平成28年度~平成32年度 ふれあい、支え合い、思いやりの気持ちを実践するまち
第4次
(現行)
令和2年度 令和3年度~令和7年度 人と人、人と地域が福祉でつながり 地域力の発展へとつなげていくまち

三島市地域福祉計画の位置付け

 三島市地域福祉計画は、三島市総合計画を上位計画とし、本計画は市総合計画の中で、社会福祉の推進における基本となる計画として位置付けられています。
 また、保健福祉分野の個別計画(高齢者保健福祉計画、介護保険事業計画、障害者計画、障害福祉計画、子ども・子育て支援事業計画、健康づくり計画)に共通した課題の一つである「支援が必要な方を地域で連携して支えていく」という地域福祉推進の観点を地域福祉計画において、その理念や方向性を示し、整合を図りながら策定・推進しています。

第4次三島市地域福祉計画の概要

【計画期間】
 令和3年度から令和7年度

【基本理念】
 人と人、人と地域が福祉でつながり 地域力の発展へとつなげていくまち

【基本目標】
 1 地域福祉づくりへの主体的な市民参加
  (1)スマート市役所における福祉情報提供の推進
  (2)地域福祉への理解と関心を深める取組の推進
  (3)地域活動やボランティア活動への支援
  (4)住民の生きがいづくりと健康づくりの促進
 2 地域における活発な福祉ネットワークの構築.
  (1)“つなげる”機会づくりと人材発掘・育成支援の拡充
  (2)支え合いと見守りによる安全・安心な地域づくりの推進
  (3)災害等に備えた地域体制づくりの推進
  (4)犯罪や交通事故から住民を守る活動の推進
 3 総合的で包括的な支援体制の整備
  (1)連携強化による総合的かつ包括的な相談支援体制の充実
  (2)安心して暮らせる生活環境の整備


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