先輩職員からのメッセージ【電気技師】

各職種の仕事内容やそのやりがいなどを知ってもらうため、現在、三島市で活躍している先輩職員からのメッセージを掲載します。



【電気技師】

公共財産保全課
渡辺 裕介
(令和2年度採用)


三島市職員を志望した理由は?


私が三島市職員を志望した理由は大きく分けて3つあります。1つ目は、工事等の設計を職員が自前で行っていることに魅力を感じたからです。大学は電気システム工学を専攻し、卒業後は建設会社に入社しました。大学と民間企業で培った知識と経験を少しでも活かしたいと思ったのが志望理由です。2つ目は、プライベートの時間を確保しやすい印象があったからです。3つ目は、転勤がなく家族への負担がかからないことです。2つ目、3つ目どちららも民間企業で勤めていた時には保障されていなかったため転職を決意し、三島市職員を志望しました。

現在の仕事内容とそのやりがい・魅力は?


現在は、建築電気設備に係る設計図書の作成、工事監理及び公共施設の施設計画業務に携わっています。設計図書の作成は、建築及び機械設備の担当者と密に打合せを行い、一つの建物の図面を完成させていくことに面白みを感じます。また、工事監理は、自ら作成した図面が実際に建物として完成していく過程を間近で確認することができるため、建物が完成した際の達成感は非常に大きいです。公共施設の施設計画は、関係法令や他自治体の政策における情報収集が多い業務ですが、今後、三島市として各施設をどのように管理していくかを決定する重要な業務のためやりがいを感じながら業務に取組んでいます。

入庁前と入庁後で市職員や仕事のイメージは変化しましたか?


入庁前の仕事のイメージは、設計等の業務に加え、窓口で市民の方々の相談に乗るような業務が多いと思っていました。しかし公共財産保全課では、他課の職員とのやり取りや民間企業の方とのやり取りが大半を占めていました。一般市民や、事務系の職員に対し、いかに専門用語をわかりやすく伝えることが出来るかが重要だと感じました。また、市職員の印象は入庁前に比べ社交的な方が多いと感じました。特に技術職員の先輩は信頼できる方が多く、若手職員の相談に対しても親身になって対応してくれます。

仕事と育児を両立させるために工夫していることは?


私は、仕事と育児の両立をするために重要なのは休暇の取得のしやすさだと思っています。現在の所属では、自分の業務と課内のスケジュールを調整すれば、課内の協力体制が確立されているため、休暇を容易に取得できます。子供の行事等がある際はあらかじめ休暇の予定を入れることが出来ます。また、1時間単位で休暇の取得ができるため、緊急の際も対応しやすいです。以前は民間の建設会社に勤めていましたが、残業も多く、休暇もなかなか取得できない時期があったため、現在の勤務体制は非常に働きやすく育児に時間を多く使うことが出来ています。

これから採用試験を受ける方へのメッセージ


電気技師は、市が保有する様々な施設に携わることが出来ます。私が所属している、建築設備を扱う公共財産保全課の他には、水道課、下水道課、廃棄物対策課及び浄化センターなどのインフラ設備を扱う職場もあるため、非常にやりがいのある職種だと思っています。大学や専門学校で電気を専攻している人にとって地方自治体の電気技師という職種はあまり馴染みのない選択肢かとは思います。少しでも興味がある方、疑問や不安がある方はためらわず人事課に問い合わせてみてください。市民の方々が快適に施設を使用できるよう、一緒に仕事をしましょう。