バスクリンのお風呂博士に聞く!健康に役立つ「お風呂のコツ」【冬編】

水道課では、スマートウエルネスの一環として『みしま風呂ジェクト~なみなみ情報発信~』を推進中です。

株式会社バスクリンの「チームお風呂博士」随一のベテラン、つくば研究所フェローの石澤太市さんにお話を伺いました。

Q 手足の冷えで困っています。冷えを解消する入浴法を教えてください。

A 手足や手足や腰などの血行が悪いと冷えを感じます。

入浴により、血管を拡張させ、血行を良くすることが冷えの症状緩和に有効です。

そのためには、副交感神経を優位にし、リラックスできるように「少しぬるめのお湯にゆっくり浸かる」と良いですよ。

炭酸ガスや温泉成分配合の入浴剤を使用し、体の芯まで温めることをおすすめします。

Q 目安となる、おすすめの温度や入浴時間はどのくらいですか。

A 入浴後の体温を保持し、冷えを感じ難くするためには、約40度のお湯に10分から15分程度つかるの が良いでしょう。

額が汗ばむ程度を目安にしてください。毎日継続することで、冷え症の緩和につながります。

お風呂の温度や時間は、そのときの体調にあわせて、調節してくださいね。

Q 乾燥も気になります。乾燥する冬におすすめの入浴剤はありますか。

A 冬が近づくと、皮膚は水分量を失い、カサカサし、かゆみを伴うようになります。

乾燥する部位は、外気にさらされる手だけでなく、すね・背中等の全身におよびます。

皮膚のバリア機能を高め、外部の刺激から守ることが必要です。

乳白色の液体スキンケアタイプの入浴剤は、全身の皮膚を保湿し、乾燥から守ることができますよ。

Q 入浴剤はお風呂から出るときに洗い流した方が良いのでしょうか。

A 入浴剤による保温効果や保湿効果は、入浴中だけでなく、入浴後も持続します。

全身に作用した成分を洗い流してはもったいないです。

お風呂から出るときは、洗い流さないことをおすすめします。

しかし、皮膚に違和感がある際は、洗い流してくださいね。