三島の歴史を紹介します

3万4000年の三島の歴史

 三島市内での人々の生活の痕跡は、約3万4000年前の後期旧石器時代までさかのぼります。はじめは箱根西麓での狩猟採集がおこなわれていましたが、弥生時代には平野部で稲作が始まりました。その後、伊豆国の国府として、また、三嶋大社の門前町として、この地域の政治・経済の中心地となりました。
 三島は東西に東海道、北へ甲州道、南へ下田街道が伸びる交通の要衝であり、三嶋暦などのすぐれた文化が生まれました。江戸時代には東海道一の難所である箱根八里を東に控える宿場町として多くの旅人でにぎわいました。
 また、約1万年前の富士山の噴火では、現在の三島市街地まで溶岩が流れつきました。これを三島溶岩流と呼んでいます。富士山の雪解け水がこの溶岩の隙間を伝い、三島の地で湧き出すため、三島は豊富な湧水に恵まれた水の都でもありました。
 ここでは、3万年以上にわたる三島の歴史をご紹介します。

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