市長定例記者会見(令和4年4月22日)

冒頭

【冒頭】(1)ご遺族の手続きをワンストップ窓口で受け付ける「おくやみコーナー」を開設します
[環境市民部 市民課]
 6月1日(水)から、市民の方が亡くなられたときの手続きをまとめて支援する「おくやみコーナー」を市民課に新設します。
 三島市では、これまでも死亡届提出時に「おくやみガイドブック」や「おくやみチェックシート」をお渡しして 必要な手続きや持ち物をご案内し、親切丁寧な応対を心がけてまいりました。
 しかしながら、ご遺族がご高齢であったり、独居の方が亡くなりご家族が遠方から駆け付けて対応される場合など、死亡後の様々な手続きに戸惑うケースが多く見受けられるようになりました。
 このようなことから、ご遺族の負担をできる限り軽減し、不安を取り除くための窓口を新たに設置することとしたものです。
 ご家族を亡くしたご遺族が、市役所で必要な手続きを各窓口を回ることなく ワンストップで済ませることができるよう専任の職員がご遺族に寄り添いながら丁寧にご案内いたします。
 利用の対象は、市に住民登録をしていた方のご遺族で、お一人あたり1時間30 分、電話またはWEBによる事前予約制で、予約日から数えて 3営業日以降の日にちでご予約が可能です。
 担当職員は、事前に関係各課に連絡し、必要な手続きを調べて 書類を準備した上で、ご遺族と面談いたします。
 内容によりましては、すべての手続きが一度に終わらない場合や各課の窓口をご案内する場合がありますが、できる限りご負担が少なくなるようにお手伝いをさせていただきます。
【冒頭】(2)第10回みしま花のまちフェアの開催について
[産業文化部 農政課]
 5月21日(土)から29日(日)までの9日間、「第10回みしま花のまちフェア」が開催されます。(主催:みしま花のまちフェア実行委員会)
 このイベントは、水や緑、文化、歴史、富士山などの三島の魅力に「花」という癒しの彩りを加え、「三島に住みたい、訪れたい」と誰もが感じる「美しく品格のあるまちづくり」を協働で進める「ガーデンシティみしま」推進事業の一環として開催されるものです。
 期間中は、昨年に引き続き、スマートフォンやタブレットを使用してスタンプを集める「デジタルスタンプラリー」を実施します。
 花や緑にまつわるチェックポイントを巡っていただき、スタンプを集めた方には先着でお花の景品を、 さらに ゴールした方には抽選でバラの花束をプレゼントいたします。
 そのほか、「花と笑顔のフォトコンテスト」やZoom を利用した「おうちでフラワーアレンジメント講座」も実施いたします。
 ぜひ多くの皆様に楽しんでいただきたいと思います。
【冒頭】(3)第26回スマートウエルネスシティ首長研究会in 三島の開催について
[健康推進部 健幸政策戦略室]
 5月25日(水)と26日(木)の2日間、スマートウエルネスシティ構想によるまちづくりを推進する「スマートウエルネスシティ首長研究会」が三島市を会場に開催されます。
 この研究会は、平成21年に発足したもので、現在は全国の116市区町村が加盟しており、三島市は平成23年より加盟する中で、私(三島市長)が副会長を務めております。
 ウエルネスをまちづくりの中核に位置付け、科学的根拠に基づき市民の健康寿命延伸を目指し、毎年2回程度、研究会を開催しています。
 この度、研究会の発起人である筑波大学 久野譜也(くのしんや)教授のご推薦もあり、三島市が会場になりました。
 当日は、メイン会場である三嶋大社においてオンラインとの併用により研究発表会を行うほか、参加された首長の皆様には、ウオーキングをしながら、三島のせせらぎや、同日開催されている花のまちフェアなどの様子を視察していただく予定です。
【冒頭】(4)「民間提案制度の実施について
[企画戦略部 政策企画課]
 本市では共創の取組による新しい官民の関係を構築する手段の一つとして、このたび新たに民間提案制度を開始いたしました。
 行政ニーズは多様化、複雑化が進んできている一方で、人口減少や、少子高齢化による社会保障費の増加、職員数の減少等により市の行政経営は厳しさを増しており、将来的には、従来の行政サービスの方法、水準では公共サービスを維持することが困難になると予測されます。
 また、従来の業務のあり方を見直し、限られた経営資源で公共サービスの維持や新たな展開を図っていく必要があります。
 この民間提案制度は、民間事業者等と事業計画の段階から対話を積み重ねることで パートナーとして信頼関係を築き、質の高い公共サービスの実現や、地域経済の活性化を目指すものとなっております。
 民間の協力を求めたい行政課題については、「共創リスト」として市ホームページなどで公表しておりますので、多くの民間事業者の皆様から課題解決に向けた提案をお待ちしております。
【冒頭】(5)移住促進のための「特別金利住宅ローン」について
[計画まちづくり部 住宅政策課]
 三島市では、人口減少に歯止めをかけるため、住宅を取得し移住する若い世帯に対し補助を行う「住むなら三島移住サポート事業」を平成28年度から実施しております。
 このような中、官民連携によりさらに移住を促進させるため、市との共同企画として 本日(4月22日)から 沼津信用金庫様において「特別金利住宅ローン」を開始いたします。
 これは、「住むなら三島移住サポート事業」を利用する方を対象とした特別ローンとして、店頭表示金利が年利1.175%のところ、0.875%に引き下げるもので、その他の条件が整えば最大0.525%まで引き下がります。
 「住むなら三島移住サポート事業」に加え、このたびの「特別金利住宅ローン」を活用することで、若い世帯の経済的負担を軽減させ、さらなる三島市への移住を促進させる効果を期待しています。

主な行事予定


【行事】(1)楽寿園ゴールデンウィークイベントについて
[産業文化部 楽寿園]
 楽寿園は昭和27年(1952年)に開園し、今年で70周年を迎えました。
 今年のゴールデンウィークは、4月29日(金・祝)から5月8日(日)まで毎日開園し、気軽に楽しむことができる様々なイベントを開催します。
 期間中は、「いろいろ楽しめるマルシェ」として飲食や雑貨の物販、パフォーマンスなどが楽しめる 各種のマルシェを実施します。
 また、日大三島高校の生徒によるイベントや園内を回るスタンプラリー、えびね蘭の展示や即売なども 行います。
 なお、ゴールデンウィークの初日となる4月29日(金・祝)は、市民の日を記念して、入園料が無料となります。
 新緑の爽やかな空気を感じながら楽寿園のイベントをお楽しみください。
【行事】(2)第9回「岩手県やまだ港(みなと)開運市」~たっぷり・三陸 海の幸 in みしま~ の開催について
[産業文化部 文化振興課]
 5月3日(火・祝)から5日(木・祝)の3日間、午前9時30分から午後2時まで楽寿園のりもの広場にて第9回「岩手県やまだ港(みなと)開運市」を開催します。
 東日本大震災から11年、本年も復興支援の一環として、岩手県山田町(やまだまち)から地元水産業の復興に取り組んでいる漁師集団「第八開運丸」の皆様をお招きして開催します。
 当日は、第八開運丸の皆さんが自ら漁獲したアワビやホタテ、カキ、タコなどの浜焼きのほか、山田町の銘菓「くりっこ屋」のかりんとうなどを販売します。
 なお、環境活動の一環として、テイクアウト用にマイバッグとマイプレート(容器)を持参された方には、蒸しカキを一個プレゼントいたします。
【行事】(3)第42回三島の川をきれいにする奉仕活動の実施について
[環境市民部 廃棄物対策課]
 5月8日(日)午前8時30分から、市内中心市街地を流れる、桜川、御殿川、蓮沼川の3河川にて、「第42回 三島の川をきれいにする奉仕活動」を実施します。
 この活動は、昭和56年から三島市の清らかなせせらぎと、美しい水辺環境を守り、市民の皆様との協働による 美しいまちづくりを推進するために実施しているものです。
 清掃活動には、新型コロナウイルスの感染症対策を講じていただいた上で、 河川流域の自治会など35団体、約2,000人の参加を予定しておりますほか、より多くの皆様にもご参加いただきたいと思います。
【行事】(4)令和4年度三島市自主防災組織事務説明会の開催について
[企画戦略部 危機管理課]
 5月11日(水)、16日(月)、17日(火)、23日(月)の各日午後7時から、社会福祉会館 大会議室にて、 令和4年度三島市自主防災組織事務説明会を開催します。
 市では、南海トラフ等巨大地震の発生に備えた対策や、近年激甚化している風水害対策を重点施策として位置づけ、「自らの地域は皆で守る」ことを目標に、市民の防災力向上のための啓発活動や効果的な防災訓練の実施を推進しています。
 新たに自主防災組織の役員になった方も多くいらっしゃいますので、当日は、市の防災事業をはじめ、自主防災組織の活動方法、市からの助成事業などについて「自主防災組織活動マニュアル」に基づき説明をします。
【行事】(5)令和4年度三島市水防訓練の実施について
[企画戦略部 危機管理課]
 5月13日(金)午前9時から総合防災センター 災害対策本部室や水位監視場所、排水機場、各要配慮者利用施設などにおいて三島市と三島市消防団、富士山南東消防本部、水防関係機関などが相互に連携した水防訓練を実施します。
 この訓練は、出水時期を迎えるにあたり、大雨による水害や土砂災害などで被害が発生したことを想定して行われるもので、
 令和4年度の新たな水防本部体制のもと、情報処理訓練を実施することで、風水害時の各職員の配置、水防関係機関との連携等を確認し、体制を強化するものです。

冒頭外

【冒頭外】(1)ウクライナからの避難者の市長面会について
[環境市民部 地域協働・安全課 国際交流室]
 三島市在住で ウクライナ国籍の女性の親族4人が、ウクライナから4月16日(土)に三島市へ避難され、しばらくの間、三島市で生活を送ることになりました。
 三島市では、昭和34年12月21日に市議会において、「平和都市(核非武装)宣言」を行い、日本の永遠の平和と世界平和を誓い、以降、様々な事業を展開してまいりました。
 このような中、三島市では、ウクライナから避難を余儀なくされた方々が、安心して避難生活を送ることができるよう、庁内関係各課が連携し、避難された方へ心に寄り添った温かい支援を行なえる受入体制を構築いたしました。
 このほど、避難されたご家族が私(三島市長)と面会をさせていただくこととなりましたので、お知らせをいたします。

記者会見配布資料(PDFファイル)