市長定例記者会見(令和5年7月28日)

冒頭

【冒頭】(1)三嶋大祭りの開催について
[産業文化部 商工観光課]
 8月15日(火)から17日(木)までの3日間、三島市最大のイベント「三嶋大祭り」が開催されます。(主催 三嶋大祭り実行委員会)
 当番町の山車による競り合いをはじめ、農兵節やみしまサンバパレードなど、様々な行事が繰り広げられる伝統と熱気が漂う3日間となります。
 また、頼朝公旗挙げ行列では、今年はお笑い芸人の あばれる君に頼朝役を務めていただきます。
 連日、猛暑が続いておりますので、ご参加の皆様には、熱中症に十分ご注意のうえ、「三島の夏」をお楽しみいただきたいと思います。
 なお、今年度の「三嶋大祭り」は日本・中国・韓国の3ヶ国間の国際交流を目的とした「東アジア文化都市2023静岡県」の地域連携プログラムとして認証を得ています。
 これは、「三嶋大祭り」が、古くからの歴史や伝統を有し、世界に誇ることができる文化プログラムであることが評価されたものです。
 この認証を好機と捉え、「三嶋大祭り」の歴史・伝統・文化を、国内だけでなく世界に向けてより一層発信してまいります。
【冒頭】(2)「名水サミットinみしま・しみず」の開催について
[計画まちづくり部 みどりと水のまちづくり課]
 8月18日(金)と19日(土)の二日間、三島市民文化会館などを会場にして、「名水サミットinみしま・しみず」を開催します。
 このサミットは、「昭和の名水百選」と「平成の名水百選」に選定された市町村で組織される「全国水環境保全市町村連絡協議会」が、次世代に水環境の大切さを引き継いでいくために、毎年開催するもので、今年度は、私(三島市長)が協議会の会長となりまして、同じく名水百選に選定されている清水町とともに全国大会として共同開催するものです。
 「命をつなぐ、街をつなぐ、次世代につなぐ~富士山の湧水の恵み~」をテーマに、源兵衛川・柿田川湧水群の環境保全の取り組み発表、富士の名水にゆかりのある3人の魅力的な先生による基調講演、さらには、富士宮市長も交えまして「湧水を活用したまちづくり」をテーマに意見交換を行い、水辺環境を保全することの意義について考えます。
名水シンポジウムは入場無料・一般聴講可能となっていますので、皆さまのご参加をお待ちしております。
【冒頭】(3)「新型コロナウイルス感染症と三島市の奮闘の記録」冊子の完成について
[企画戦略部 新型コロナウイルス感染症対策室]
 この度、作成を進めておりました「新型コロナウイルス感染症と三島市の奮闘の記録」の冊子が完成いたしました。
 全世界に蔓延した新型コロナウイルス感染症は、長期間にわたるパンデミックとなり、本市におきましても、大規模災害にも匹敵する大きな影響がもたらされました。
 この歴史上稀にみる出来事への対応経過を残すため、本年3月には、三島市医師会と合同で、新型コロナやワクチン接種について医療的観点から総括した資料を作成しました。
 今回は新たに、感染拡大の状況や三島市における影響、その対策等を全174ページにわたって網羅的に記録するとともに、最前線で奮闘した担当職員の手記を通じて、現場の生の声などを冊子としてまとめています。
 本冊子は、今後同じような事態が発生した場合にも参考にして、迅速に対応することができるようにという思いを込めて作成しており、300部作成した冊子は、関係者の皆様に配布するとともに、資料として保管し、 その教訓を後世に伝えてまいります。
 なお、完成した冊子は、市公式ホームページにも掲載しておりますので、多くの皆様にご覧いただきたいと思います。
【冒頭】(4)「伊豆ファン倶楽部事業連携自治体協議会」発足式の開催について
[企画戦略部 デジタル戦略課]
 8月14日(月)午前10時から、市役所第1会議室にて、伊豆ファン倶楽部事業連携自治体協議会の発足式と第1回会議を開催します。
 伊豆ファン倶楽部事業は、本年3月に、国のデジタル田園都市国家構想推進交付金「デジタル実装タイプ」【TYPE3】に採択いただいた事業で、このたび事業実施に向けて本格的に始動するものです。
 発足式当日は、三島市、熱海市、函南町の首長が一同に会して、連携自治体協議会の立ち上げを行うとともに、今後のスケジュールや事業に関する意見交換を行います。
 なお、本事業の業務委託契約候補事業者につきましては、現在、公募型プロポーザル方式により募集をしており、8月中旬には決定する予定となっております。
 本事業は、データの利活用による新たな産業の創出や、伊豆に関心を持つ関係人口(伊豆ファン)の増加などを目的としており、伊豆半島全体が観光も、産業も盛り上がっていけるよう、まずは3市町が中心となって 全力で取り組んでまいります。
【冒頭】(5)三島市DX推進計画と事例集の策定について
[企画戦略部 デジタル戦略課]
 この度、「デジタルを活用して市民生活の質と幸福度(ウェルビーイング)の向上を目指すDX先進都市・三島」の実現に向けた三島市DX推進計画を策定しました。
 本計画は、令和7年度までの3年間を計画期間として、「利便性の高い市民サービス」、「効率的な行政運営」、「地域社会のDX推進」の3つの視点を基本方針に行政手続のオンライン化やデジタルデバイドの解消などの重点取組事項を定めました。
 また、市のデジタルを活用したこれまでの取り組みと今後実施予定の事業など、具体的な取り組みを 「事例集」として取りまとめました。
 本計画書と事例集につきましては、本日から市公式ホームページで公表いたします。
 今後は、デジタル技術を活用して市民の皆様の生活が一層便利で、暮らしやすいまちとなるよう、この計画に基づいて、積極的に取り組んでまいります。
【冒頭】(6)「三島市手続きガイド」サービス開始について
[企画戦略部 デジタル戦略課]
 本日(7月28日)から、市民の皆さま向けのインターネット上の新たな案内サービスとして「三島市手続きガイド」の提供を開始しました。
 このサービスは、引越し、結婚などのライフイベントに必要な市の行政手続きを案内するもので、質問に答えていくだけで 手続きする窓口やその際に必要となる持ち物がわかるようになっています。
 24時間365日、スマートフォンやパソコンから、アプリケーションのインストールをすることなく利用していただくことができます。
 対応するライフイベントは、転入、転居、転出、結婚、離婚、氏名変更、出生、死亡の8種類です。
 市公式ホームページのトップページから専用サイトにアクセスすることでサービスをご利用いただけます。
 電話でのお問合せや、ご自身でひとつひとつ調べるよりも便利に手続きを調べられますので、ぜひご利用いただきたいと思います。
 今後も、市民の皆さまのウェルビーイング向上のため、市民サービスのデジタルファーストを推進してまいります。
【冒頭】(7)令和5年度 中越大震災ネットワークおぢや総会及び研修会の開催について
[企画戦略部 危機管理課]
 8月9日(水)午後1時20分から生涯学習センター 多目的ホールにて中越大震災ネットワークおぢやの令和5年度総会及び研修会を開催します。
 中越大震災ネットワークおぢやは、平成16年に発生した新潟県中越地震における災害対応を契機として、 災害対応経験を通して得られた知恵の蓄積と共有化及び行政の広域応援を充実させるためのネットワークづくりを目的に平成17年10月に設立されました。
 令和5年4月現在、本市を含む 全国90の自治体が加入しており、毎年1回、総会と研修会を開いて会員自治体の連携を深めるとともに、災害対応能力の向上を図っています。
 今年度は、「デジタルツインによる「まち」づくり~VIRTUALSHIZUOKA構想~」と 「南相馬市へのネットワークおぢや会員派遣まとめ」をテーマに会員研修を本市で行います。
【冒頭】(8)「平和都市推進事業」の実施について
[企画戦略部 政策企画課]
 三島市では、昭和34年12月21日に「三島市平和都市(核非武装)宣言決議」を行い、平成9年度からは毎年8月を 平和都市推進月間に位置付け、平和都市推進事業を実施しています。
 今年度は、8月5日(土)・6日(日)に市内の中学生8人を広島市に派遣します。現地では、広島平和記念公園で開催される「広島市平和祈念式」に出席し、原爆の子の像に「折り鶴」をまた、平和の泉に「三島の水の献水」を行います。
 なお、広島平和記念日の6日(日)、長崎原爆の日の9日(水)、終戦記念日の15日(火)には 市民の皆様に黙祷の呼びかけと、サイレン吹鳴を行うとともに、街頭啓発活動を実施いたします。

主な行事予定

【行事】(1)箱根の里「チャレンジスクール2023」の実施について
[教育推進部 生涯学習課]
 7月30日(日)から8月3日(木)までの5日間、南伊豆臨海学園と箱根の里を会場にして「チャレンジスクール2023」を実施します。
 この事業は、集団生活や自然の中での様々な体験学習と仲間づくりを通して、たくましさと思いやりのある 豊かな情操を養い、心身ともに健全な児童の育成を図ることを目的として実施するものです。
 市内の小学4年生から6年生までの児童48人が参加する 今回のチャレンジスクールでは、最初に、南伊豆町にある南伊豆臨海学園にて、アジの干物作りやカッター訓練、シーカヤック体験などを 3泊4日の日程で行います。
 その後、箱根の里に帰着し、キャンプファイヤーなどを1泊2日で行う 全行程4泊5日の研修となります。
 令和2年度からの3年間は、新型コロナウイルス感染症の影響で 中止や規模の縮小を余儀なくされましたが、 今年度は4年ぶりに従来通りの形式による開催となります。
【行事】(2)夏休み!目指せホワイトハッカー ~「ゲーム」で学ぶサイバーセキュリティのお仕事~の開催について
[企画戦略部 デジタル戦略課]
 8月2日(水)午後1時から 市民生涯学習センターにて小中学生向け 情報セキュリティイベント「夏休み!目指せホワイトハッカー ~「ゲーム」で学ぶサイバーセキュリティのお仕事~」を開催いたします。
スマートフォンやタブレットを通じて、インターネットゲームやSNSに接することが多い夏休みに、小中学生の皆さんに、サイバーセキュリティを担うホワイトハッカーの仕事を知り、興味を持っていただくとともに、インターネットを安全に使う方法を学んでいただく講座です。
 当日は、静岡県警サイバー犯罪対策課の警察官の皆さんや、市民ボランティア団体「三島スマホ安心アドバイザー」のご協力をいただき実施します。
 スマートフォンやインターネットが欠かせない道具となっている今の時代、デジタル社会の未来を担う 子どもたちの情報セキュリティ教育に取り組む企画となります。
【行事】(3)8月の楽寿園イベントについて
[産業文化部 楽寿園]
 楽寿園では、8月5日(土)と6日(日)の2日間、人気Youtuber『伊豆のぬし釣り』がプロデュースするグルメフェス「伊豆のゼロ次会」を初開催します。
 また、15日(火)から17日(木)までの三嶋大祭りの期間中は、終日入園無料とし、フードや雑貨のマルシェ、音楽ステージなど、三嶋大祭りを更に盛り上げる楽しいイベントを実施します。
 夏休み期間中はこのほか、「三島クラフトビアー・マルシェ」や「アンマー・マルシェ」など、恒例の人気イベントをはじめ、「子ども水遊び広場」など、子どもから大人まで、親子で楽しめるイベントも毎週開催しています。
 ぜひ、お誘いあわせの上、多くのイベントが開催される8月の楽寿園へお越しください。
【行事】(4)「第8回三島せせらぎミニミニ水力発電コンテスト」の開催について
[環境市民部 環境政策課]
 8月11日(金・祝)午後1時から、白滝公園及び隣接の桜川にて「第8回三島せせらぎミニミニ水力発電コンテスト」が開催されます。(主催 三島せせらぎミニミニ水力発電コンテスト実行委員会)
 このコンテストは、発電の原理や自然エネルギーの利用法について学び、子どもたちに創造性を育んでもらうとともに、街を流れる湧水で電気が作れることを体感してもらうことを目的として実施されるものです。
 コンテスト当日は、小・中学生が思い思いに製作した作品を、アイデア、デザイン、発電状況、エコなどの観点から、審査員が総合的に評価します。
 見どころは、白滝公園のせせらぎや桜川に並ぶ子どもたちのアイデアいっぱいの作品群が、水の力でLEDを点灯させるところです。
 また、表彰式は、8月27日(日)午前11時から三嶋大社境内で行われている「街中だがしや楽校」の会場内で行います。
【行事】(5)「街中だがしや楽校in三嶋大社・ゑびす参道」の開催について
[産業文化部 商工観光課]
 8月27日(日)午前10時から三嶋大社境内とゑびす参道周辺で、街中だがしや楽校が開催されます。(主催 街中だがしや楽校運営協議会)
 このイベントは、子どもたちがお店のお手伝いなどを通じて、働く意欲や喜びを 楽しく体験してもらうことを目的として行われるものです。
 当日、お店のお手伝いや、ワークショップに参加した子どもは駄菓子と交換できる ゑびす券 がもらえます。
 また、今年の特別企画として東レアローズの現役選手に協力していただき、「バレーボールの的あてゲーム」をはじめ、自転車競技の元オリンピック選手飯島 誠(いいじま まこと)さんの協力で「自転車最高速チャレンジ」なども行われます。
 子どもも大人も楽しめるイベントですので、ぜひ、ご家族でお出かけください。

記者会見配布資料(PDFファイル)