市長定例記者会見(令和7年4月25日)
冒頭
【冒頭】(1)「第5期スマートウエルネスみしまアクションプラン」の策手について
[こども・健幸まちづくり部 健康づくり課]
本市では、健康を核としたまちづくり「スマートウエルネスみしま」を通じて、市民の皆様が健康でまちも元気で活気あふれる“健幸"都市づくりを進めております。このたび、第5期スマートウエルネスみしまアクションプランを策定しましたのでお知らせします。
このプランは、スマートウエルネスみしまの具体的な取り組みの方向性を示す指針として、3年毎に策定しているものです。
今回の第5期プランでは、労働力の急激な減少や高齢化、孤独や社会的孤立、健康格差の拡大や生涯を経時的に捉えた健康づくり(ライフコースアプローチ)の重要性を踏まえ、22の課から職員が参加する部署横断的なプロジェクトチームにより検討した重点プロジェクトを位置付けました。
重点プロジェクトは、「歩ける100歳プロジェクト」、「スマート女子応援プロジェクト」、「健康経営をタテ・ヨコ展開」、「共にまちを育てるプロジェクト」、「コミュニティデザインみしまプロジェクト」、「健幸DXの推進」の6つで、いずれも、市民、関係団体、企業などとの連携が欠かせない内容となっております。
本プランの将来像として掲げる「つながりでつくる~健やかで幸せな“健幸“都市みしま~」の実現に向けて、これらのプロジェクトを着実に実行し、目標達成に向けて取り組んでまいります。
【冒頭】(2)「難聴高齢者等一体的支援事業」の実施について
[社会福祉部 長寿政策課]
加齢による聴力の低下は、コミュニケーション障害の原因となり、生活や社会参加の範囲を狭め、フレイルや認知症等のリスクを高める要因となり得るなど、高齢期の生活に大きな影響を及ぼしています。このようなことから、本市では、今年度から難聴高齢者等が住み慣れた地域での活躍が継続できるよう、「難聴高齢者等一体的支援事業【通称:みみサポみしま事業】」に取り組んでまいります。
本事業は、加齢性難聴についての「普及啓発」や相談会による「早期発見」、受診勧奨や補聴器購入助成による「早期介入」など、難聴高齢者等を一体的に支援するものです。
本事業のスタート記念イベントとして、5月21日(水)午後2時から生涯学習センター3階講義室にて市内の補聴器相談医による「ヒアリングフレイルを予防しよう~知っておきたい耳よりな話~」と題した講演会と聞こえの相談会を実施します。
「聞こえ」について学び、心配事を解消していただきたいと思います。
【冒頭】(3)「第13回みしま花のまちフェア」の開催について
[産業文化部 農と食のまちづくり課]
5月24日(土)と25日(日)の二日間、「第13回みしま花のまちフェア」を開催します。(主催 みしま花のまちフェア実行委員会)このイベントは、水や緑、文化、歴史、富士山などの三島の魅力に「花」という癒しの彩りを加え、「三島に住みたい、訪れたい」と誰もが感じる「美しく品格のあるまちづくり」を協働で進める「ガーデンシティみしま」推進事業の一環として開催するものです。
今回も昨年に引き続き、スマートフォンやタブレットを使用してスタンプを集める「花めぐりスマホでスタンプラリー」を実施します。
花や緑にまつわるチェックポイントを巡っていただき、スタンプを集めた方には先着でお花の景品をプレゼントいたします。
そのほか、「花と笑顔のフォトコンテスト」や、音楽、飲食、絵本のまち三島に因んだ絵本のイベントなどが市内各所で行われます。
また、期間中は楽寿園が入園無料となります。
ぜひ多くの皆様に三島の街を歩いて、目も心もおなかも満たされる素敵な二日間を楽しんでいただきたいと思います。
【冒頭】(4)トートバック型コンポストを使った「生ごみ循環プロジェクト」実証実験の実施について
[環境市民部 廃棄物対策課]
本市では、このたび、生ごみの減量と循環型社会の構築に向けて、トートバッグ型コンポストを使った「生ごみ循環プロジェクト」を実証実験として行うことといたしました。このプロジェクトは、家庭で出る生ごみを堆肥化し、完成した堆肥を市内の公共花壇に活用することで循環型のまちづくりを目指すもので、「ガーデンシティみしま」と連携した取り組みとなります。
本日(4月25日)より、本プロジェクトに参加するモニターを募集し、参加いただく方には、手軽に使えるコンポストをお配りするとともに、全3回にわたる堆肥化の講座やLINEを活用した無料相談を行ってまいります。
なお、今回使用するコンポストは、ペットボトルをリサイクルして作られたもので、スタイリッシュなデザインに加え、虫の侵入を防ぐ特注ファスナーを備えるなど、機能性とデザイン性を兼ね備えたものとなっています。
ぜひモニターとしてご参加いただきたいと思います。
【冒頭】(5)三島市「メルカリ Shops」2024年度も全国No.1について
[環境市民部 廃棄物対策課]
本市が2023年9月から開始しました三島市「メルカリ Shops」を活用した粗大ごみ等のリユース事業について、本年1月の記者会見でご案内のとおり、2024年(2024年1月~12月)の実績が全国1位となりましたが、このたび、株式会社メルカリより、2024年度(2024年4月~2025年3月)の実績においても、全国54自治体のうち、「販売数」、「販売額」、「フォロワー数」、商品の「いいね数」の全4部門で三島市が全国1位との発表がありましたので、ご報告いたします。具体的な成果としまして、①販売数:1,090品 ②販売額:147万円 ③フォロワー数:8,094人 ④いいね数:2,862 となっております。
本事業は、ごみの減量や市民のリユース意識の醸成に繋がるとともに、SDGSに貢献する重要な施策であります。
なお、SDGSに貢献する事業としましては、令和6年10月より、フードシェアリングサービス「タベスケ」も導入し、開始後、約半年間でユーザーは3,500人を超え、食品ロス削減量は約2トンと成果を残しているところです。
今後も「メルカリShops」を活用したリユース事業を推進するとともに、「タベスケ」を活用した食品ロス削減事業にも継続的に取り組んでまいります。
【冒頭】(6)「第4期三島市ごみ減量アドバイザー養成講座」受講者の募集について
[環境市民部 廃棄物対策課]
ごみの減量や資源化に関する活動を率先して実践し、その活動を広める役割を担う「ごみ減量アドバイザー」の第4期目となる養成講座を開講するにあたり、講座の受講者を募集いたします。本講座では、ごみの減量や3R(リデュース・リユース・リサイクル)の推進について、座学と実践を通じて体系的に学んでいただくことができます。
受講者は、ごみの現状や先進的な取組事例を学ぶほか、各種イベントへの参加を通して実践的なスキルを身に付けていただきます。
また、講座修了後は、地域でのごみの分別啓発活動や学校への出前講座など、市と連携した各種啓発活動に主体となって取り組んでいただく予定です。
環境への意識を育み、持続可能なまちづくりを共に担う人材の育成を目的とした本講座に、ぜひ多くの市民の皆さんにご参加いただきたいと思います。
【冒頭】(7)「店舗等魅力アップ改修事業費補助金」について
[産業文化部 商工観光まちづくり課]
原材料費や人件費等の物価高騰により、店舗改修を躊躇する事業者を支援するため、このたび、国の臨時交付金を活用し、「店舗等魅力アップ改修事業費補助金」を新設しました。この補助金は、市内に来客型店舗を有する中小企業者が店舗の改修工事を行う場合や、中心市街地において市民、買物客、観光客など公共的に利用されるトイレを有する施設を営んでいる方が、トイレの改修工事を行う場合にその経費の一部を支援するものです。
補助額は、店舗改修工事費の2/3、上限120万円です。
補助要件につきましては、市内で、小売業、宿泊業、飲食サービス業、生活関連サービス業のいずれかの業種で来客型店舗を営んでいることなど、資料のとおりとなります。
市内の既存店舗の魅力向上を図り、誘客につなげることを目的とした補助制度でありますので、対象店舗の皆様には積極的にご活用いただきたいと思います。
【冒頭】(8)「三島市職場環境ウェルビーイング推進事業費補助金」について
[産業文化部 商工観光まちづくり課]
市内の中小企業等における多様な人材確保や就労促進、従業員の働きやすい職場づくり拡大のため、本市ではこのたび、「三島市職場環境ウェルビーイング推進事業費補助金」を新設しました。この補助金制度は、令和6年度に開催した「三島市がんばる中小企業応援会議」の答申内容に基づき創設したもので、就業規則等の整備をはじめ、良好な労働環境の実現や働きやすい環境づくりを進める市内の中小企業等を支援するための制度です。
補助額は、職場環境の整備に要する経費の1/2、上限10万円です。
多くの業種の事業者の方々を対象とした補助金制度となっておりますので、従業員の満足度や定着率を高め、企業全体の成長を促進する一助としてご活用いただきたいと思います。
主な行事予定
【行事】(1)楽寿園「ゴールデンウィークイベント」及び「5月開催イベント」についてについて
[産業文化部 楽寿園]
楽寿園では、ゴールデンウィーク期間中の4月26日(土)から5月6日(火・振)までの間、気軽に楽しむことができる様々なイベントを開催します。4月29日(火・祝)は、市民の日のため、楽寿園の入園料が無料となり、大人気イベント「昭和レトロ祭り&子ども春まつり」を開催します。
また、ゴールデンウィーク後半となる5月3日(土・祝)から6日(火・振)までの期間は、岩手県山田町の新鮮な海の幸が楽しめる開運市をはじめ、フードや雑貨のマルシェ、ステージイベントなど、子どもから大人まで楽しむことができる催し物を開催します。
また、5月24日(土)と25日(日)の「みしま花のまちフェア」開催期間中は、入園無料となります。
ぜひお誘いあわせの上、楽寿園へお越しください。
【行事】(2)第12回「岩手県やまだ港開運市」~たっぷり・三陸 海の幸 in みしま~ の開催について
[産業文化部 文化のまちづくり課]
5月3日(土・祝)から5日(月・祝)の3日間、午前9時30分から午後2時まで楽寿園のりもの広場にて第12回「岩手県やまだ港みなと開運市」を開催します。
東日本大震災から14年、本年も復興支援の一環として、岩手県山田町やまだまちから地元水産業の復興に取り組んでいる漁師集団「第八開運丸」の皆様をお招きして開催します。
当日は、第八開運丸の皆さんが自ら漁獲した海産物の浜焼きのほか、山田町の銘菓「くりっこ屋」のかりんとうなどを販売します。
【行事】(3)「春の大通り商店街まつり」の開催について
[産業文化部 商工観光まちづくり課]
5月5日(月・祝)午前11時から午後4時まで大社町西交差点から三島広小路駅の踏切までの大通りが歩行者天国となり、「春の大通り商店街まつり」が開催されます。(主催三島大通り商店街まつり実行委員会)見どころであるストリートギャラリーでは、商店街の約80店舗に高校生の美術作品が展示され、その作品を審査する美術コンクールでは、絵本作家・宮西達也さんと、えがしらみちこさんの賞が用意されています。
そのほか、農兵節、みしまサンバや和太鼓の演奏を始め、新鮮な「箱根西麓三島野菜」の販売やマジックショー、クラシックカーの展示など、楽しいイベントが盛りだくさんです。
ぜひ、ご家族で「春の大通り商店街まつり」にお越しください。
【行事】(4)「第45回三島の川をきれいにする奉仕活動」の実施について
[環境市民部 廃棄物対策課]
5月11日(日)午前8時30分から、市内中心市街地を流れる桜川、御殿川、蓮沼川の3河川にて「第45回三島の川をきれいにする奉仕活動」を実施します。この活動は、昭和56年から三島市の清らかなせせらぎと美しい水辺環境を守り、市民の皆様との協働による美しいまちづくりを推進するために実施しているものです。
清掃活動には、河川流域の自治会など33団体、約1,300人の参加を予定しておりますが、より多くの皆様にご参加いただきたいと思います。
【行事】(5)「統一美化キャンペーン」の実施について
[環境市民部 廃棄物対策課]
5月24日(土)午前9時から、市内中心市街地にて「統一美化キャンペーン」を実施します。この活動は、静岡県の「不法投棄防止統一パトロール」に合わせて、ポイ捨てごみの回収奉仕作業や不法投棄防止の啓発活動を行うものです。
当日は、自治会や商店街、市議会議員、市職員などが「中心市街地」のポイ捨てごみを回収し、ボーイスカウトとガールスカウトの皆さんがポイ捨てごみの回収とともに、啓発活動『三島駅南口街頭キャンペーン』を実施します。
【行事】(6)「令和7年度三島市水防訓練」の実施について
[企画戦略部 危機管理課]
5月28日(水)午後1時30分から総合防災センター災害対策本部室や水位監視場所、排水機場などにおいて三島市、三島市消防団、富士山南東消防本部、水防関係機関などが相互に連携した水防訓練を実施します。この訓練は、出水時期を迎えるにあたり、大雨による水害や土砂災害などで被害が発生したことを想定して行うもので、令和7年度の新たな水防本部体制のもと情報処理訓練を実施することで、風水害時の各職員の配置、水防関係機関との連携等を確認し、体制を強化するものです。
訓練では、災害時と同様の流れで、各対応班から避難対象の要配慮者利用施設に避難情報を伝達します。