市長定例記者会見(令和7年12月19日)

冒頭

【冒頭】(1)物価高騰対策の実施について

[企画戦略部 政策企画課・産業文化部 商工観光まちづくり課・都市基盤部 水道課]

 物価高騰が続く中、市民の暮らしや地域経済を守るため、国の「物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金」を活用した、本市独自の支援策を実施いたします。
 1つ目は、「プレミアム付きデジタル商品券」の発行です。
 米などの食料品をはじめとした物価高騰による家計の負担軽減を図るとともに、市内での消費喚起を促進するため、市民を対象に、プレミアム付きデジタル商品券を発行いたします。
 プレミアム率は20%とし、令和8年3月から申込みを開始する予定です。
 2つ目は、「水道基本料金の免除」です。
 市民生活や事業者の経済活動を支援するため、三島市から水道の供給を受けている 公的機関を除いた全世帯・全事業者等の水道基本料金を免除するものです。
 対象期間は、令和7年12月使用分からで、令和8年度分は市議会での予算成立が条件となりますが、半年間の予定です。
 その他の支援策についても、早急に検討を進めているところでありますが、まずはこの2つの事業により、物価高騰の影響を受けている市民や事業者の支援を迅速に実施してまいります。

【冒頭】(2)令和7年「三島市の10大ニュース」について

[企画戦略部 広報広聴課]

 年の瀬も押し迫り、早いもので恒例の三島市の10大ニュースの発表の時期となりました。
 今年は、本市の最重要事業ともいうべき「三島駅南口東街区再開発事業」の建設工事が本格的に進められているほか、「若い世代から選ばれる楽しい街のシンボルとなる都市公園」をコンセプトにした「長伏公園再整備事業」では、大型複合遊具の整備に着手いたしました。
 このような中、結婚に対する多様な価値観を前提に、本市独自の事業「ハッピーマリッジ事業」を新たにスタートいたしました。
 地域経済の力を示す指標と言われている「地価調査価格」の発表では、市町別最高価格地点の順位が、住宅地は昨年と同様の「県内第2位」、商業地も昨年と同様の「県内第3位」という結果で、いずれも「県東部地区の第1位」となりました。
 さらに、住宅地の平均変動率が+0.9%で「県内第1位」となりました。
 昨年度は+0.5%で県内第2位でしたが、そこからさらに0.4ポイント上がり、県内第1位となったことは、三島市の活気や人気を象徴することとして大変うれしく思っております。
 民間研究機関実施の「シティブランド・ランキング~住みよい街2025~」では、本市が「県内第1位」、「全国第28位」の結果となり、このような評価をいただきましたことは、大変大きな励みとなりました。
 三島市役所の新庁舎整備につきましては、南二日町広場に新庁舎を建設する位置条例案を市議会11月定例会にて議決をいただきましたので、来たる令和8年は、次の段階となる「基本計画」の策定を進めてまいります。
 今後も、三島市では10年先、20年先、30年先を見据え、引き続き、チームみしま一丸となり 全力で取り組んでまいります。

【冒頭】(3)「公共施設の年末年始に係る休務日」及び「仕事始め式」について

[企画戦略部 人事課]

 市役所本館をはじめとする主な公共施設は、12月27日(土)から1月4日(日)まで休務日となります。
 楽寿園は、27日(土)から1月2日(金)までが休園となります。
 また、生涯学習センターと図書館は28日(日)から1月3日(土)までが休館となります。
 このほか、各公民館など施設によって休務日の取り扱いが異なりますのでご注意いただきたいと思います。
 なお、本市では、昨年度と同様に働き方改革の一環として、年末の「仕事納め式」を取り止めとし、「仕事始め式」については1月5日(月)に部課長級職員を対象に、対面式にて実施いたします。
 また、仕事始め式での新年の市長訓示は、庁内におけるイントラネットにより職員に周知することといたします。

主な行事予定

【行事】(1)「1月の楽寿園イベント」について

[産業文化部 楽寿園]

 新年の楽寿園は、1月3日(土)から営業を開始します。
 職員手作りのお正月飾りもぜひご覧ください。
 1月11日(日)は、スパイスをテーマにした飲食やクラフト雑貨の販売をはじめ、ワークショップが集まる「おいしいスパイス」を開催します。
 また、17日(土)には、楽寿園恒例の大人気イベント「N`sマルシェ」を、24日(土)には、「アンマーマルシェ」を開催します。ぜひお誘いあわせの上、1月の楽寿園へお越しください。

【行事】(2)JR東海「さわやかウォーキング」の開催について

[産業文化部 商工観光まちづくり課]

 1月10日(土)、三島駅を発着地としてJR東海「さわやかウォーキング」が開催されます。
 今回のウォーキングは、三島駅南口から三嶋暦師の館、三嶋大社などを巡り、長泉町方面へ向かったのち、普段は立ち入ることができない「JR東海総合研修センター」(文教町)の施設見学ができるコース設定となっております。
 研修センターでは、三島商工会議所の協力のもと、キッチンカーを中心としたマルシェイベントを開催します。
 ウォーキングで疲れた身体を癒す、おいしいグルメなどをお楽しみいただけます。
 また、会場内に、三島スカイウォークの人気アクティビティが出張出展しますので、普段は現地でしか体験できないアトラクションをお試しいただけます。
 幅広い世代の方に楽しんでいただけるイベントとなっておりますので、ぜひ多くの皆様に三島にお越しいただきたいと思います。

【行事】(3)坂もの野菜祭り「三島甘藷祭り」の開催について

[産業文化部 農と食のまちづくり課]

 1月11日(日)、JAふじ伊豆みしまるかんと三島スカイウォーク、三嶋大社の三箇所を会場にして坂もの野菜祭りの一つである「三島甘藷祭り」を開催します。
 坂もの野菜祭りは、三島を代表する箱根西麓三島野菜を多くの人に楽しんでいただくことを目的として、野菜の旬の時期にあわせて開催しています。
 今回は、冬の三島を代表する野菜である三島甘藷をテーマに、焼き芋の食べ比べをはじめ、さつま汁の無料配布や三島甘藷スイーツの販売などを行います。
 なお、本イベントは、JAふじ伊豆、三島市観光協会、三島スカイウォーク、生産者、三島市など様々な関係者の協働のもとで実施いたします。
 三島の街全体で、野菜を使ったおもてなしをいたしますので、ぜひお出かけください。

【行事】(4)「令和8年三島市二十歳を祝う式典」について

[教育推進部 生涯学習課]

 1月11日(日)午前11時から、市民文化会館大ホールにて、「三島市二十歳を祝う式典」を開催します。
 今年の対象は、平成17年4月2日から平成18年4月1日の間に生まれた998人です。
 式典は、20歳の若者によって構成する「三島市二十歳を祝う式典実行委員会」による企画・運営のもと開催します。
 前半 第1部では、厳かな式典、後半 第2部では、実行委員会で企画した催し物を実施します。

【行事】(5)「令和8年三島市消防出初式」の開催について

[企画戦略部 危機管理課]

 1月11日(日)午後1時から市民体育館にて、「令和8年三島市消防出初式」を開催します。
 この式典は、規律厳正な消防精神の充実と、消防団員相互の団結、士気の高揚を図ることを目的としています。
 午後1時からの式典では、永年にわたり在団する消防団員とそのご家族に対する表彰を行うほか、車両検閲、分列行進などを行います。
 なお、式典会場をこれまでの市役所駐車場から市民体育館へ変更したことに伴い、例年、式典終了後に、大通り商店街において実施していた幼年消防クラブ園児の行進と消防パレードは、「春の火災予防週間」の防火パレードに併せて3月1日(日)に実施いたします。

【行事】(6)市民文芸誌「文芸三島」第48号の発行及び表彰式について

[産業文化部 文化のまちづくり課]

 1月24日(土)午後1時30分から市民生涯学習センター講義室にて「文芸三島」第48号入賞者表彰式を開催します。
 「文芸三島」は、文芸活動に関心をもつ市民の皆さんの作品を中心に掲載した文芸誌で、昭和53年度に創刊して以来、今年で48回目の発行となります。
 小説、児童文学、評論、随筆、詩、短歌、俳句、川柳、はめ字文の9部門からなり、特に「はめ字文」部門については、今年度、高等学校でも授業の一環として行われ、高校生の応募が546作品と大幅に伸びたことから、応募総数が過去最多となる739作品となりました。
 なお、この文芸三島は、1月25日(日)から図書館や協力書店などで販売します。

【行事】(7)「第57回 三島市駅伝大会」の開催について

[こども・健幸まちづくり部 スポーツまちづくり課]

 1月18日(日)午前10時から「第57回三島市駅伝大会」が開催されます。(主催 三島市駅伝大会実行委員会)
 この大会は、昭和43年から実施しており、市民スポーツの推進や市民相互の交流の促進を図るとともに、日ごろの練習の成果を発揮する場として、毎年多くのチームに参加していただいております。
 今年のコースは、長伏公園前から出走し、狩野川河川敷に出て、浄化センター広場駐車場に戻ってくる周回コースとなります。
 15kmの距離を5つの区間に分け、一般、企業、女子、シニアの各部門計53チームが襷をつなぎます。
 また、今回も出店エリアを設け、飲食やスポーツ用品の販売を行います。

【行事】(8)「遺伝学講座・みしま」の開催について

[教育推進部 生涯学習課]

 1月24日(土)午後1時10分から市民文化会館小ホールにて、「遺伝学講座・みしま」を開催します。(主催:公益財団法人 遺伝学普及会、三島市)
 この講演会は、三島市にある国内で唯一の遺伝学の最先端研究機関、国立遺伝学研究所の豊富な研究内容を広く市民の皆様に情報発信することで、基礎科学の素晴らしさやおもしろさを実感してもらうことを目的に開催するものです。
 今回は、国立遺伝学研究所ゲノムダイナミクス研究室教授の前島一博さんから「細胞の中のDNA」と題した講演を、また、同研究所植物進化研究室准教授の福島健児さんから「食虫植物から迫る進化の謎」と題してご講演いただきます。
 なお、会場では、一般公募者による自然科学・環境・健康・生活に関する調査・研究成果についてのポスター発表も行います。
 毎年、多くの方からご好評いただいている講座となりますので、ぜひご参加いただきたいと思います。

【行事】(9)「みしまライフデザインセミナー」の実施について

[こども・健幸まちづくり部 こども未来課]

 2月11日(水・祝)午前10時から順天堂大学保健看護学部三島キャンパスにて、市内在住・在学の大学生、市内在勤の若手社会人の皆さんを対象とした「みしまライフデザインセミナー」を開催します。
 このセミナーは、「三島市ハッピーマリッジ事業」の一環として、若い世代の皆さんに、仕事・結婚・子育てといった将来のライフイベントについて考える機会を提供することを目的として実施するものです。
 セミナーでは、順天堂大学保健看護学部の西岡笑子教授を講師にお迎えし、将来のライフデザインを考えるうえで重要となる「プレコンセプションケア」や「性と生殖についての健康と権利(SRHR)」などの視点も含めてご講演いただきます。
 さらに、今年度本市が独自に構築した「ライフデザインシミュレーター」を活用し、シミュレーションの結果や講演内容を踏まえながら、参加者自身が将来のライフデザインを具体的に描くワークショップも実施いたします。
 令和8年1月上旬から、市ホームページにて参加申込を受け付けます。
 多くの皆様のご参加をお待ちしております。

記者会見配布資料(PDFファイル)