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裁判員制度とは

ページID:0001410 更新日:2026年2月5日更新 印刷ページ表示

 裁判員制度とは、国民のみなさんに裁判員として刑事裁判に参加してもらい、被告人の有罪、無罪の判断や、有罪の場合どのような刑にするかを裁判官と一緒に決めてもらう制度です。

裁判員制度の導入の理由

 国民のみなさんが刑事裁判に参加することにより、裁判が身近で分かりやすいものとなり、司法に対する信頼の向上につながることが期待されています。
 国民が裁判に参加する制度は、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア等でも行われています。
イラスト:裁判制度の導入前と導入後の比較

裁判員制度における裁判員の選ばれ方

  1. 裁判員候補者名簿を作ります。
    地方裁判所ごとに、管内の市町村の選挙管理委員会が選挙権のある人の中からくじで選んだ候補者予定者名簿を基に、翌年の裁判員候補者名簿を作ります。

  2. 調査票とともに候補者に通知します。
    裁判員候補者名簿に登録されたことを通知します。この段階ではすぐに裁判所へ来ていただく必要はありません。
    また、就職禁止事由や客観的な辞退事由に該当しているかどうかなどをたずねる調査票を送付します。
    調査票の回答をもとに、明らかに裁判員になることができない人や、1年を通じて辞退事由が認められる人は裁判員になることはありません。

  3. 事件ごとに裁判員候補者が選ばれます。
    事件ごとくじびきにより、1の名簿の中からさらに抽選でその事件の裁判員候補者を選びます。選ばれた方には裁判所にお出でいただく日時等をお知らせします。

  4. 裁判所で候補者から裁判員を選ぶための手続が行われます。
    裁判長から被告人や被害者と関係がないか、不公平な裁判をするおそれがないか、辞退希望がある場合はその理由などについて質問されます。
    検察官や弁護人はその質問の結果などをもとに裁判員候補者から除外されるべき人を指名することができます。(双方4人まで理由を示さずに指名することができます。)
  5. 裁判員が選ばれます。
    除外されなかった候補者から、くじなどの方法で裁判員が選ばれます。

裁判員の仕事や役割

 裁判員に選ばれたら,次のような仕事をすることになります。

公判に立ち会う

 裁判員に選ばれたら、裁判官と一緒に刑事事件の法廷(公判といいます。)に立ち会い、判決まで関与することになります。
 公判は連続して開かれます。公判では証拠書類を取り調べるほか、証人や被告人に対する質問が行われます。裁判員が証人等に質問することもできます。

評議、評決

 証拠を全て調べたら、次に事実を認定し、被告人が有罪か無罪か、有罪だとしたらどんな刑にするべきかを、裁判官と一緒に議論(評議)し、決定(評決)します。
 評決は、多数決により行われます(ただし、裁判官、裁判員のそれぞれ1名以上の賛成が必要)。
 有罪か無罪か、有罪の場合の刑に関するあなたの意見は、裁判官と同じ重みを持ちます。

判決宣告、裁判員の任務終了

 判決内容が決まると、法廷で裁判長が判決を宣告します。あなたの裁判員としての役割は、判決の宣告により終了します。

裁判員制度の対象となる事件

 代表的なものとして、次のようなものがあります。

  1. 人を殺した場合(殺人)
  2. 強盗が、人にけがをさせ、あるいは、死亡させてしまった場合(強盗致死傷)
  3. 人にけがをさせ、死亡させてしまった場合(傷害致死)
  4. 泥酔した状態で、自動車を運転して人身事故を生じ、死亡させてしまった場合(危険運転致死)
  5. 人の住む家に放火した場合(現住建造物等放火)
  6. 身代金を取る目的で、人を誘拐した場合(身代金目的誘拐)
  7. 子供に食事を与えず、放置したため死亡してしまった場合(保護責任者遺棄致死)

裁判員制度のシンボルマークについて

かたち

裁判員制度のシンボルマーク

2つの円は「裁判官」と「裁判員」を表し、2つの円が交わることで協力し合う姿勢を表すとともに、「∞」(無限大)を表現しています。
法律を熟知した専門家である裁判官と、一般国民の代表である裁判員が協力し合うことで生じる効果が無限大であることを表しています。

いろ

 親しみやすいパステル調の色合いをベースに、赤みがかった部分は「活発さ、情熱」を表現し、青みがかった部分は「冷静な判断」を表現しています。
 どちらの色が裁判官、裁判員という区別はしていません。

イメージ

 「裁判員」のローマ字表記の頭文字「S」も表現しています。

裁判員制度のシンボルマーク

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