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呑山(杉田六江)は、戦前の三島に十年間(昭和8~18年)滞在した文人でした。
漢詩を作り、絵を描き、茶道は宗偏流を極め、造園・建築にも造詣深く、彼の人間的な魅力は多くの門人を引付けました。
短期間でしたが、呑山が門人を通じて三島に残した文化の足跡は偉大です。
他石(贄川邦作、明治元年~昭和10年)は、俳人・政治家・実業家等で知られた人物ですが、本図録では俳人他石を取り上げました。
その俳諧での活躍は、句会を通じての中央俳壇との交流、全国的に認められた俳諧史研究、各地の俳句誌で選者となる等、はなばなしいものがあります。
地元では俳句の宗匠として、地方史研究の先駆者として、多くの門人を育てました。
本図録では、そうした両者の人物像と作品を紹介しています。
呑山の作品
他石の作品
呑山(杉田六江)
三島竹枝の刊行/竹枝(ちくし)について/呑山と三島の門人たち
呑山と三島
他石(贄川邦作)
他石翁句抄(『水のひびき』より)
他石の俳諧と三島の門人たち
他石の門人たち
贄川他石(邦作)年譜
他石の著作目録
祖父の思い出(贄川眞彦)
作品目録
昭和63年10月22日刊行 B5判・52ページ
600円
190g