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1御用留(天保十二年辛丑六月八日)
2御用留(文化~嘉永)
本史料は、明治初期まで三島暦師として活躍した河合家の所蔵する文書の中から「御用留」を収録したものです。
1「御用留」は、天保十二年(1841)六月八日の記録です。
河合家は「権現様御入国以来」幕府に新暦を献上し、伊豆・相模両国における暦の販売権を独占してきました。
しかし、伊勢暦などの流入による売り上げの減少に悩まされ、その度に幕府へ他暦流通の差し止めを願ってきました。
本史料は天保期の差し止め願いに関するものです。
2「御用留」は、天保から嘉永にかけての記録で、新暦献上に関する御用留です。
三島出立から江戸での献上準備、江戸登城や拝領物などが記されています。
後半の献上相勤候覚には、文化十四年(1817)から嘉永五年(1852)にかけての御用番名なども記されています。
平成19年3月刊行 B5判・横開・61ページ
1,700円
326g