刀 無銘正宗 (かたな むめい まさむね)


徳川将軍家に伝来した本刀は刃長 68.2cm、正宗の作刀と考えられる。正宗は相州伝と呼ばれる新藤五国光の弟子であり、炭素含有量の異なる硬軟の鋼を組み合わせ、強い炎で焼きあげ鍛える方法と大海のようなのたれ文様を作り出した名工である。


国指定文化財(重文
(工芸品))
昭和36年2月17日指定
所在地 中田町
所有者・管理者 佐野美術館