三島市、裾野市及び長泉町広域消防運営計画(案)へのご意見と、それに対する市の考え方

該当箇所 意見の概要 市の考え方 反映結果
三島市、裾野市及び長泉町広域消防運営計画(案)の9ページについて <消防力の整備指針に基づく整備状況>を(平成27年4月1日現在)から4ページの消防署所の配置状況や消防職員の状況と同様に(平成27年10月6日現在)の状況とすべきではないか。 日付につきましては、国に報告した消防施設整備計画実態調査の報告内容を記載したものでありますので、平成27年4月1日に報告したものを使用しています。 反映できないもの
三島市、裾野市及び長泉町広域消防運営計画(案)の12ページ・「(1)三島市消防本部」ウの1行目について 北分遣所へ北上分遣所を統合したことにより、以前より1隊増え消防救急力が充実したのではないかと思うのでこの項目は削除すべきではないか。 北分遣所については、統合後、北上分遣所の管轄区域を担うこととなり、分遣所への配置台数は増えましたが、消防救急力が充実したことではないため、このままの表記とします。 反映できないもの
三島市、裾野市及び長泉町広域消防運営計画(案)の「はじめに」について 「災害の複雑化、大規模化、都市構造の変化…」となっているが、15ページの第1災害発生時の初動体制、増援体制強化の1行目では「災害の多様化及び大規模化、都市構造の複雑化」とあるので、どちらかに合わせるべきではないか。 次のとおり、はじめにを「災害の多様化及び大規模化、都市構造の複雑化、住民ニーズ…」に修正します。 政策案に反映したもの(一部反映を含む)
三島市、裾野市及び長泉町広域消防運営計画(案)の15ページ・「第1災害発生時の初動体制、増援体制強化」の下から14行目、15行目について 「現状のまま広域化したときの運用効果を比較…」とあるが、運用効果の検証は、平成19年度から平成23年度で行っているため、北上分遣所を北分遣所へ統合した時の比較表を入れるべきではないか。
また、佐野、佐野見晴台地区は茶畑分遣所が出動することで運用効果は上がるが、乗換運用をしていることから、一概に効果が上がるとは言えないので、表に「同時運用しない場合」と入れるべきではないか。
平成19年度から平成23年度までのデータをともに平成24年度に検証を行ったことから、16ページの2行目を「以下、平成24年度に実施した平成19年度から平成23年度までの2市1町の消防救急事案の調査分析結果のデータをもとに広域化による運用効果の検証結果を明示する。」に修正します。
また、検証の際は、消防車と救急車の出場事案が重複して発生する頻度も考慮していることから、ここではあえて「同時運用しない場合」との表記はしないこととします。
政策案に反映したもの(一部反映を含む)
三島市、裾野市及び長泉町広域消防運営計画(案)の19ページ・「1スケールメリットを生かした消防施設及び消防車両の整備」の7行目について 「また建て替え予定している茶畑分遣所…機能統合を進めることで経費削減…」とあるが、北上分遣所と茶畑分遣所を統合しようとしているのに建て替えでは矛盾していないか。経費削減にはならないのではないか。 「また、建て替えを予定している茶畑分遣所と北分遣所の一部については、統合し機能強化を進めることで消防救急力の向上を図ることができる。」に修正します。 政策案に反映したもの(一部反映を含む)
三島市、裾野市及び長泉町広域消防運営計画(案)の21ページ・「4高齢社会に向けた救急車の整備と適正配置」の下から2行目について 「広域化により重複エリアを見直し、救急力を集中させることで…」とあるが、重複と集中とは、意味合いは似ているのではないか。「重複を見直し、拡大を図る」なら理解できる。もしくは「分散を見直し、集中を図る」ならよい。少し意味がわかりにくいと感じた。 次のとおり、「広域化により、救急力を適正に配置することで増大する救急需要に対応できる。」に修正します。 政策案に反映したもの(一部反映を含む)
三島市、裾野市及び長泉町広域消防運営計画(案)の22ページ・「1大規模災害への相互出動」の5行目について 消防職員の定数数はとあるが定数とすべきでは。 修正します。 政策案に反映したもの(一部反映を含む)
三島市、裾野市及び長泉町広域消防運営計画(案)の24ページ・「第3章広域化後の消防の円滑な運営の確保に関する事項」について 各署所の消防職員の配置人員を明示すべきではないか。 広域消防運営計画は基本的な計画内容を掲載していますので、配置人員についての詳細な内容は、今後の協議で変わる可能性があります。そのため、明示はできません。 反映できないもの
三島市、裾野市及び長泉町広域消防運営計画(案)の28ページ・「1消防施設計画」の5行目について 「今後10年間に三島市旧北上分遣所と茶畑分遣所を統合…」とあるが、統合した新たな分遣所が2市1町の境になると、佐野や佐野見晴台、裾野市の南部地区などの消防力が落ちる。ならば、茶畑分遣所は現在の位置に建て替え、北分遣所を北上地区に持ってきた方がよいと思う。したがって「10年間に茶畑分遣所を建て替えるとともに、北分遣所を三島市の北上地区に移転し、併せて中郷分遣所を…」とすべきではないか。 北分遣所の一部と茶畑分遣所を統合した庁舎の建設は4年後であり、また建設地については、現在の茶畑分遣所が借地であり、土地も手狭なため、他の場所の選定が必要であると考えています。ご指摘のとおり、北分遣所の移転も検討課題であると考えられますが、喫緊にしなければならない施設もあり、その建設を優先的に考えています。 反映できないもの
三島市、裾野市及び長泉町広域消防運営計画(案)の12ページ・「(1)三島市消防本部」のウ、エにつて 課題に北上、北分遣所のリスクについてが記載されているが、16ページから18ページに運用効果が向上する地域にリスク地域が記載されていることについてはどういうことか。 16ページ以降は、消防広域化後に市町境を越えた出動体制を確保することができることから、消防救急力が強化され、運用効果が向上することを説明したものです。 その他(質問など)
三島市、裾野市及び長泉町広域消防運営計画(案)の12ページ・「(1)三島市消防本部」のイについて 中郷地区の課題の項目に対策、対応策がない。 財政面のみでイニシャル、ランニングコストはいくらなのか。 中郷地域には救急車の現場到着時間が遅い地区もあることから広域化後には、救急車を中郷分遣所に配置する計画です。
そのため、35ページ「消防施設整備計画(案)」では、平成32年度から建て替えを計画している中郷分遣所の敷地面積や建物面積は、現状の中郷分遣所に比べ規模が大きくなっています。
ランニングコストにつきましては、施設計画に付随するものと考えますが、こちらも省エネ機器等に配慮しながら、できるだけコスト削減に努めていきます。
その他(質問など)
三島市、裾野市及び長泉町広域消防運営計画(案)の12ページ・「(1)三島市消防本部」のオについて 購入したときに耐用年数は始めから分かっていたのではないか。今更課題とすることはどうかと思う。交付金、補助金のこともあるが、三島の一般会計の事業の予算見直しをすれば予算はとれるのではないか。計画性の欠如ではないか。 購入時から耐用年数は分かっていましたが、はしご車及び救助工作車を買い替える場合3億数千万円の財政負担となり、厳しい財政状況の中では相当な負担となります。今後、広域化によりこれらの購入費用を三島市、裾野市及び長泉町が応分の負担をして買い替えることを計画しています。
また、広域消防運営計画で、これらの車両を機能強化、買い換えすることで三島市が、交付税措置を受けられる可能性もあります。
従いまして、交付税措置も活用する中で買い替えを進める予定です。
その他(質問など)
三島市、裾野市及び長泉町広域消防運営計画(案)の12ページ・「(1)三島市消防本部」のア、イ、ウ、オについて イニシャル、ランニングともコストを数字で出すべきではないか。
整備のランニングコストについては、現状の施設や車両においても負担をしていますので、それとかけ離れたものになるとは考えておりませんが、整備計画に付随するため、その内容が固まった段階で把握できるものと考えます。  既に盛り込み済のもの
三島市、裾野市及び長泉町広域消防運営計画(案)の15ページについて 目的は、強化、向上と記載してあり、抽象文言で分からない。 また、調査結果の記載がありますが、その時の条件で変わるのではないか。 消防広域化の目的は、消防体制の一層の強化であり、消防救急力の強化、住民サービスの向上であることを説明しています。
その具体的な内容として消防救急車両の現場到着時間の短縮等を具体的な数値で示しています。ご指摘のとおり実際の出動時には道路交通事情やその時々の諸条件により若干の変動があり、全て一律の時間短縮になるとは限りませんが、時間短縮の効果があると考えます。
その他(質問など)
三島市、裾野市及び長泉町広域消防運営計画(案)の39ページについて 1特別交付税
・広報誌作成費、住民意向調査等の経費は認めるとの記載があるのに市民に広域化の情報を知らせないのはなぜか。
・市民の情報ツールは、広報なのに一切記載がないがなぜか。
・住民意向調査は、どのように実施されたのか。
2市1町の任意協議会設立時から記者会見の開催や、ホームページ等に掲載するなど情報発信して参りました。
また、広報誌については、広域消防運営計画の策定時期やパブリック・コメントの実施時期などの関係で掲載できませんでした。しかしながら、自治会役員、消防団、防火協会等には消防広域化の説明を行い、また地域行政懇談会等においても市民の皆様にお知らせしてきたところです。
さらに、三島市議会において活発なご質問を頂き、市議会だよりにも掲載して頂いたところです。
併せて、広域消防運営計画については、パブリック・コメントを実施し、市民の皆様のご意見をいただいているところです。
なお、住民意向調査は実施しておりません。
その他(質問など)
三島市、裾野市及び長泉町広域消防運営計画(案)の18ページ・「1現場活動要員の増強」の1行目について 「現場活動要員187人が広域化後には204人に17人増員され…」とあるが、本当に現場活動要員が増えるのか。 消防署は、消防署長を現場最高指揮者として活動していますので、消防署の人数を現場活動要員とすることで、10月6日時点での現場活動要員が187人、広域当初が204人となり、17人増員として記載しています。 その他(質問など)
三島市、裾野市及び長泉町広域消防運営計画(案)の18ページ・「1現場活動要員の増強」の4行目について 「消防力の整備指針に合わせ、適正な職員数の確保に向けた職員採用計画を策定していく。」とあるが、それについて2点。
まず、消防職員数を整備指針の算定数に近付けていくことを目標とするのか。
2点目として、増員していくのなら、何年で何人増員していくのか、明示するべきである。消防費における人件費の割合は8割を超えていることからも、その意味合いは大きい。人員を増やしていく計画があるのならば、財政計画も変わってきてしまうのではないか。
1点目については、消防力の整備指針は市町村が目標とすべき消防力の整備水準を示すものであります。広域化後の一部事務組合では、整備指針の算定数を1つの目安と捉え、今後、2市1町の地域実情に即した適切な消防体制についての協議を重ねる中で、目標となる職員数を策定していきます。
2点目については、現在、勤務体制の統一など広域化当初の体制などに違いが生じていることから、1年後を目途に統一を図る計画であり、それに併わせて職員採用計画の策定を行う必要があると考えております。
また、職員採用計画の策定を行った際は、財政計画も変わってくるものと認識しております。
その他(質問など)
三島市、裾野市及び長泉町広域消防運営計画(案)の19ページ・「1スケールメリットを活かした消防施設及び消防車両の整備」の1行目、5行目、7行目について 1行目「(指令センターの共同整備で)概ね5億円程度の低廉化が実現した。」、5行目「そのことからも消防施設、消防車両の整備は、スケールメリットを活かした整備計画を策定」、7行目「(2つの署の)機能統合を進めることで経費削減と消防救急力の向上を図る」とあるが、通信の共同整備の財政効果は認めるところであるが、通信施設の統合と消防署の統合は、サービス面で大きな差があることから、それらをまとめて「スケールメリット」と表現するのは、誤解を与えないだろうか。 次のとおり、7行目の「そのことからも消防施設、消防車両の整備は、スケールメリットを活かした整備計画を策定する。」の表現を「広域化後の消防施設、消防車両の整備は、スケールメリットを活かした整備計画を策定する。」に一部修正します。 政策案に反映したもの(一部反映を含む)
三島市、裾野市及び長泉町広域消防運営計画(案)の15ページ「第1 災害発生時における初動体制、増援体制の強化」について30行目および18ページ「2 救急車の運用効果」の「(1)到達時間」の表について、 「生命に危険のある心肺停止が起きたとき、4分以内に適切な処置が行うことで5割の生命が助かるが…」とあるが、救命率において、時間は極めて大きな要素であることは間違いないが、救急車の運用効果の表における到着時間は、「119番通報⇒オペレーターが受信⇒指令をかける⇒救急隊が出動」という行程のあとの話であることから、4分以内は非常に難しい数字であることは明白ではないか。記載しない方がよいのではないか。 ご指摘のとおりで、救命率において時間は極めて大きな要素であり、また、4分以内というのは非常に難しい数字ということを理解しております。このため、119番受信時から心肺停止が疑われる際には、指令員による口頭指導などを行うことで救命率の向上を目指しています。なお、18ページの運用効果については、消防力適正配置調査においての現状と効果を示した表であるため、このままの表記とします。 反映できないもの
三島市、裾野市及び長泉町広域消防運営計画(案)の20ページ・「2はしご車の整備と有効活用」の9行目について 「はしご車が、出動から現場での活動開始まで30分未満で完了することが可能である場合にあっては、配置の必要がないとされている。」とあるが、これは、高層建築物の区画が異なれば30分程度は延焼を免れるということに基づいているので、ここでは整備指針のはしご車整備を、あえて語る必要はないのではないか。 次のとおり、8行目以降は「現状、はしご車は三島市だけに整備されているが、2市1町で広域に整備することにより、それぞれが単独で整備するよりも効果的かつ、経済的なはしご車の整備と有効活用を図ることができる。」に修正します。 政策案に反映したもの(一部反映を含む)
三島市、裾野市及び長泉町広域消防運営計画(案)の24ページ・「3 組織体制」の2行目について 裾野署と長泉署には、消防室を設けるとあるが、消防室とはなんですか?実際の業務が書いてなくよく分かりません。 消防室とは、消防署に毎日勤務者となる事務担当を置く部署のことをいいます。これは、広域化することで消防本部が一つになるため、今まで裾野市、長泉町のそれぞれで行われていた消防サービスが低下しないようにするため配置するもので、業務としては、防火対象物への立入検査、訓練指導、各種届出の受付、各署員の勤務、服務に関する事務などがあります。 その他(質問など)
三島市、裾野市及び長泉町広域消防運営計画(案)の32ページ・「第7各種関係機関との連携確保」の4行目について 地域のメディカルコントロールについて、三島市と裾野市、長泉町は医師会が違うと思いますが、これからの計画が示されていません。更には、この3市町には3次医療機関がないため、これからの計画や関係性はどの様になるのですか。 各医師会単位で構成されている地区メディカルコントロール協議会(以下地区MCという。)は、そのまま継続して存続となるため、新たな消防本部のうち、裾野署・長泉署の職員は沼津地区MCに、三島署の職員は三島地区MCに所属し、研修や病院実習などを行っていきます。なお、三次医療圏ごとに構成される駿東田方地域メディカルコントロール協議会も存続となることから、救急体制の変更や医療機関との関係性についても変更はありません。 その他(質問など)
三島市、裾野市及び長泉町広域消防運営計画(案)の19ページ全体について スケールメリットを生かした整備計画とはどの様なものですか。具体的に示して下さい。現状のまま広域しても充分にスケールメリットを生かした出動計画を策定出来るとありますが、実際の計画を載せて頂きたいです。これでは、どの様なスケールメリットがあるのか分かりません。 スケールメリットを生かした車両整備計画については、広域後は消防本部の規模が大きくなることで、これまでの単独消防では保有していない高度な救助車両、化学車などの特殊車両が整備できることが挙げられます。
スケールメリットを活かした出動計画については、広域化により、市町の境界をなくし、直近の消防署または分遣所からの出動が可能となります。
なお、現在、統一的な指揮のもとでの効果的な部隊運用に向けての協議を行っています。
その他(質問など)
三島市、裾野市及び長泉町広域消防運営計画(案)の26ページ・「(4)車両配置」について 建て替えが行われない期間は、車両の配置はそのままとありますが、建て替え後はどの様な配置になり、消防力がどの様に変わるなどの試算は行っていないのですか。実際の計画を載せて頂きたいです。 消防署所の建て替え後については、施設整備計画に記載されているとおりですが、現段階では、場所等の詳細な計画が決まっていません。広域化後に詳細な計画を策定することから、実際の計画を載せることができません。 反映できないもの
三島市、裾野市及び長泉町広域消防運営計画(案)の12ページ・「(1)三島市消防本部」のウについて 消防車の到着時間が遅くなるとあるが、到着時間を調べると4~5分遅くなることが予測され、初期消火に大きな問題が生じるのではないか。早期に施設整備を行うとあるが、資料3を見ると順調に行っても4年はかかり、それも確定ではない(土地の選定や購入も未定の状況である)。これが出来るまで、北上分遣所の運用を復活するなど、統合前の消防体制を維持して頂きたい。 三島市の課題として挙げている「ウ、…北上地区の消防車の到達時間が遅くなるため、…」について、4年後の新たな施設整備が整う前に、広域化後の三島北上地区においても直近の消防署または分遣所からの出動体制を整備していきます。 その他(質問など)
三島市、裾野市及び長泉町広域消防運営計画(案)の28ページ・「1消防施設計画」の5行目について 資料3では4年で実施する計画になっているが、ここでは今後10年間と示されている。資料3の4年間では完了しない可能性が高いということか。明確に完了時期を示して頂きたい。 新たな施設の整備計画は、資料の35ページ消防施設整備計画案のとおり、広域化後4年以内に建設する計画となりますので、現段階では明確な完了時期を示すことはできません。 その他(質問など)
三島市、裾野市及び長泉町広域消防運営計画(案)の11ページ・「(6)消防費決算額の状況」の4~5行目について 広域化により三島市の常備消防費決算額は増額となるか。 37・38ページの財政計画表のとおり、これまでの決算額を基準として予算編成しております。 その他(質問など)
三島市、裾野市及び長泉町広域消防運営計画(案)の11ページ・「(6)消防費決算額の状況」の4~5行目について 一人当たりの決算額は、市町の面積割合が妥当ではないか。 「一人当たりの決算額」は、決算額に対する一人当たりの消防費ですので、面積割合は妥当ではないと考えます。 反映できないもの
三島市、裾野市及び長泉町広域消防運営計画(案)の12ページ・「(1)三島市消防本部」の全体及びイ、ウについて 三島市消防本部では、ア~オの課題について、市職員と消防職員で議論を重ねた結果でしょうか。また、北上分遣所の移設・中郷分遣所への救急車配置は中長期計画されていなかったのでしょうか。 課題については、行政職員と消防職員で議論したものです。
三島市消防本部では、これまで単独消防本部の将来構想として、北上分遣所と北分遣所の統合、中郷分遣所への救急車配置などの協議を行ってきた経過はあります。
その他(質問など)
三島市、裾野市及び長泉町広域消防運営計画(案)の13ページ・「(3)消防職員の不足」について 消防職員の増員を検討すべきではないか。 広域化により3つの消防本部機能が1つに統合されますので、削減できた本部職員を現場職員に充てることができます。しかし、消防職員の増員については、消防力の整備指針に照らすと十分な消防力とは言えませんので、広域化後も協議を行っていきます。 その他(質問など)
三島市、裾野市及び長泉町広域消防運営計画(案)の16ページ・「(2)最先着 運用効果が向上する地区及び人口」について 三島市の幸原町2丁目、佐野、佐野見晴台地区は北上分遣所閉鎖によるもので、移転計画の検討は行わなかったのか。 ご指摘いただいた部分は消防力適正配置報告書に記載されていることであり、これまでの市内からの出動に比べ、市外からの出動を考慮することで、幸原町2丁目、佐野、佐野見晴台地区に効果があがるとの報告であるため、北上分遣所閉鎖によるものではありません。 その他(質問など)
三島市、裾野市及び長泉町広域消防運営計画(案)の22ページ・「1大規模災害への相互出動」について 大規模災害発生時には、どのように迅速、的確な対応をするのか。また、消防団や自衛隊などと連携しないと対応できないのでは。 東海地震やゲリラ豪雨などの大規模災害について、対応部隊数には限りがあり、災害の規模にもよりますが、広域化により市町の境界をなくしての運用が可能となることから、これまでの単独消防に比べて対応力の向上が図られます。
しかしながら、災害の規模によっては、これまでの単独消防と同様に地域消防団をはじめ、緊急消防援助隊や自衛隊などと連携する必要があります。
その他(質問など)
三島市、裾野市及び長泉町広域消防運営計画(案)の24ページ・「2広域化の期日」について 広域化の開始を急がず平成28年4月の広域化を見送り、現場職員の生の声を聴きながら考えるべきでは。 市民の安全、安心確保の更なる向上を早く実現させるため、平成28年4月に広域化するものであり、消防救急体制の強化を図るために現場職員についても、協議への参加を行っているほか、消防職員説明会や個人面談などで意見を伺い、集約することで三島市の意見として、裾野市及び長泉町と協議を行っております。
反映できないもの
三島市、裾野市及び長泉町広域消防運営計画(案)のページ・「はじめに」の23行目について 2市1町では、「災害発生時の初動体制の強化…」とあるが、本計画のどの部分をもって初動体制の強化がなされているか、具体的に示されていない。初動体制の強化とは、災害時の出動車両が増強される、という認識でよいか。できれば具体例を提示していただきたい。 初動体制の強化は、災害時の出動車両が増強されることと、市町の境界なく現場に最も直近の消防署所からの出動が可能となることが挙げられます。
具体的に示されていないとのことでありますので、15ページの12行目からの表現を「現在、各市町での現場活動隊数は三島10隊、裾野5隊、長泉3隊となっているが、広域化後は、現場活動隊数が18隊となることから、災害事案の発生状況にもよるが、初動体制及び増援体制の強化が図られる。」に修正します。
政策案に反映したもの(一部反映を含む)
三島市、裾野市及び長泉町広域消防運営計画(案)の1ページ・表<将来推計人口>について 最下段「〈将来推計人口〉」にて、「2010年(H22)」のデータが提示されているが、現在のデータが掲載されておらず分かり難い。また、現在との比較対象が、H32(5年後)からH52(25年後)に急に飛躍しているが、その根拠は何か。仮に、H52年を見据えた消防広域化ならば、25年後を見据えた計画を示されたい。また、あえて25年後を比較対象として、総人口指数を示した理由は何か示されたい。 <将来推計人口>には、平成22年に実施されました国勢調査を基に国立社会保障・人口問題研究所が作成したものを記載しています。また、消防の広域化については、平成52年を見据えているわけではなく、人口問題や財政問題等地方自治体が抱えている課題の中で、今後も消防の使命を果たし、住民サービスを維持していくための方策であります。
<将来推計人口>については、現在、推計されている最終年が平成52年でありますので、特に理由はありませんが、この地域の抱える課題の一つとして示したもので、このままの表記とします。
その他(質問など)
三島市、裾野市及び長泉町広域消防運営計画(案)の2ページ・表<年齢3区分による各市町の人口推移>について 人口推移のグラフにおいて、過去は2010年(5年前)であるのに対し、将来は2040年(25年後)となっているが、基準を現在(2015年)にするか、過去をもっとさかのぼるデータにしたほうがわかりやすいのではないか。 人口推移のグラフは、平成22年に実施されました国勢調査を基に国立社会保障・人口問題研究所が作成したもので、この地域の抱える課題の一つとして示したものです。 反映できないもの
三島市、裾野市及び長泉町広域消防運営計画(案)の10ページ・表<消防力整備指針に基づく整備状況>の3段目「救急自動車」について 長泉町の救急自動車の整備数が「3台」となっているが、これは誤りではないか。 長泉町の救急自動車の整備数の表現については、各市町で国に報告しております最新のデータを記載することに統一しておりますので、この項目は、このままの表記とします。 反映できないもの
三島市、裾野市及び長泉町広域消防運営計画(案)の12ページ・「(1)三島市消防本部」のイについて 「イ 中郷地域は、市内で救急件数が最も多い地区で…」とあるが、どこからどこまでの範囲が中郷地域とされているのか明らかにされていないのに「最も多い」という表現を使うのはいかがか。 次のとおり、「イ 中郷地域は、市内で救急件数が多い町内もあり、救急車両の…」に修正します。 政策案に反映したもの(一部反映を含む)
三島市、裾野市及び長泉町広域消防運営計画(案)の12ページ・「(1)三島市消防本部」のウについて 「北上分遣所が北分遣所に一時的に統合されたことに伴い、北上地区の消防車の到着時間が遅くなるため、」とあるが、三島市が「自ら廃止した北上分遣所」を「統合された」と表現するのは違和感がある。その後の文脈においても「取り戻す」と表現しているが、自らの判断に対し、そのような表現は、通常使わない。より効果的な運用を目指すための、「適正配置の一環として行った」とすべきが妥当ではないか。 ご指摘のとおり、三島市で行ったことでありますので、「北上分遣所を北分遣所に一時的に統合したことに伴い・・・早期に北上地区の消防署所の再配置を行う必要があるが、・・・」に修正します。 政策案に反映したもの(一部反映を含む)
三島市、裾野市及び長泉町広域消防運営計画(案)の12ページ・「(2)裾野市消防本部」のウについて 裾野市の「ウ 茶畑分遣所は、敷地が狭いことに加え、数年後には建て替え時期を迎えるが…」とあるが、P28の施設計画、P35の財政計画において、すでに北上との統合計画が示されているので、「老朽化した」等の表現に変えるのが妥当ではないか。 裾野市が課題として載せた表現でありますので、このままの表記とします。 反映できないもの
三島市、裾野市及び長泉町広域消防運営計画(案)の13ページ・「(2)救急需要への対応」の1行目について 「また時代の要請から…」とあるが、根拠がなく曖昧な表現なので、救急隊や救急救命士の活動や教育の指針などがあるならば、それらを根拠とした表現に変えたらどうか。 次のとおり、「また、救急救命士法の改正などから」に修正します。 政策案に反映したもの(一部反映を含む)
三島市、裾野市及び長泉町広域消防運営計画(案)の13ページ・「(3)消防職員の不足」の1行目について 「各署所ともマンパワーが不足…」とあるが、「マンパワー」との表現ではなく、職員数の不足に起因しているのならば、「配置人員の不足」等の表現にしてはいかがか。マンパワーという表現は一般的ではないと考える。 次のとおり、「マンパワー」の表記を「現場活動要員」に修正します。 政策案に反映したもの(一部反映を含む)
三島市、裾野市及び長泉町広域消防運営計画(案)の14ページ・「(4)消防財政」の2行目について 「同室内で仮眠することによる感染症の感染懸念が…」とあるが、感染の恐れがあるのは待機室、執務室も同様であるため、仮眠室の個室化に特化した話ではないはずである。 「同室内で仮眠することによる感染症の感染懸念が…」の表現は、仮眠室に特化したものではありませんが、狭い空間に数人で長時間いることは、感染の大きな要因となりえることが考えられますので「同室内で仮眠することにより、感染症の感染が懸念されるが、・・・」に修正します。 政策案に反映したもの(一部反映を含む)
三島市、裾野市及び長泉町広域消防運営計画(案)の14ページ・「(4)消防財政」の2行目について 「同室内で仮眠することによる…施設改修には多額の整備費用が必要となる。」とあるが、北分遣所の仮眠スペースの仕切り改修工事は、入札額600万円(webより)となっており、9人の部署のスペースを仕切るために必要な金額が600万円程度ならば、3人勤務の分遣所の仮眠スペースを改修するのは、300万円程度で実現可能なのではないか?一概に「施設改修等には多額の整備費用が必要となる。」と表現するのは、市民の誤解を招く恐れがあると考える。 「施設改修等には多額の整備費用が必要となる。」との表現は、個室の改修だけではなく、非常用自家発電機設備などもありますので、このままの表記とします。 反映できないもの
三島市、裾野市及び長泉町広域消防運営計画(案)の15ページ・「第1災害発生時における初動体制、増援体制の強化」について 「④はしご車や化学車等、特殊車両の運用効果が増加する」とあるが、単純に今までと同じ配置場所から出動範囲が市の境を越えていくだけであって、それをもって運用効果が増加すると表現するのは、いかがなものか。 次のとおり、「④はしご車や化学車等、特殊車両の有効活用が図られる。」に修正します。 政策案に反映したもの(一部反映を含む)
三島市、裾野市及び長泉町広域消防運営計画(案)の16ページ・2行目について 「以下に平成19年度から平成23年度までの…」とあるが、データが古すぎるのではないか。 消防力適正配置調査については、平成24年度に市町の特性を生かしながら消防力の適正配置や運用効果を調査する目的に行ったもので、その後の協議に活用してきたことから記載したものです。16ページの2行目を「以下、平成24年度に実施した平成19年度から平成23年度までの2市1町の消防救急事案の調査分析結果のデータをもとに広域化による運用効果の検証結果を明示する。」に修正します。 政策案に反映したもの(一部反映を含む)
三島市、裾野市及び長泉町広域消防運営計画(案)の24ページ・「1消防本部の名称」について 「消防本部の名称は、「富士山南東消防本部」とする」とあるが、最大規模の三島市に消防本部がありながら、このような名称にした理由とはなにか、またそれに至った経過の補足説明を入れてほしい。本部が三島市で、「富士山南東」は客観的に見て不自然であると思うが。 各市町の消防職員が地域を連想できる名称など21件の案を持ち寄り、専門部会、幹事会を経て、3市町の首長で構成する三島市、裾野市及び長泉町消防広域化推進協議会で決定しましたが、この項目について、説明を記載する項目ではないため、このままの表記とします。 反映できないもの
三島市、裾野市及び長泉町広域消防運営計画(案)の12ページ「(1)三島市消防本部」のウ、16ページから18ページ「第2 現状の消防力のまま広域化した場合の消防車(ポンプ車)と救急車の運用効果」について 北上分遣所が北分遣所に一時的に統合されたことに伴い、北上地区の消防車の到達時間が遅くなるため、早期に北上地区の消防力を取り戻すにあたって施設整備を行う必要がある…」とあるが、資料3消防施設整備計画(案)では新たな消防施設は4年後(平成31年度)になってしまうため、4年半は消防車の到達時間が遅くなり、運用効果は下がってしまいます。 新たな消防施設が完成する計画である4年後を待たずに広域化後は、直近の消防署または分遣所からの出動となることから、改善が図られると考えております。 その他(質問など)
三島市、裾野市及び長泉町広域消防運営計画(案)の8ページ・「(4)出動の状況」について 「出動状況 火災・救急・救助・風水害等の状況(件)及び救急出動件数(件)」がありますが、件数だけでは内容が分かりませんので、「消防ポンプ車・救急車 車両毎の出動実績一覧表」を作成し、消防ポンプ車・救急車 車両ごとの出動実績を明確に示してください。 資料の表で出動件数が示されているように、救急件数は平成24年から平成26年間の3ヵ年で2万3千件弱、救急出動以外の出動は1千件弱となります。消防本部では出動件数や車両単位の出動状況なども把握しておりますが、全ての出動実績一覧を記載しますと膨大なページ数となりますので、このままの表記とします。
反映できないもの