三島市立地適正化計画案へのご意見と、それに対する市の考え方

該当箇所 意見の概要 市の考え方 反映結果
三島市立地適正化計画(案)の53ページ・7行について  都市機能誘導区域である中心拠点・地域拠点において、医療、商業等の都市機能の集積により利便性を一層向上させることで、市街地の居住者の増加を図ります。とあり実現されたなら、スマートシティーへの到達に一歩近付くのでは。
今後の更なる計画を知りたい。
 人口動態に応じて生活利便施設が効率的に立地するコンパクトなまちづくりと併せて、「三島市地域公共交通網形成計画(平成30年7月策定)」に基づく、移動・利用しやすい公共交通の仕組みづくりを一体的に進め、都市機能誘導区域の各拠点や居住誘導区域外を含めた周辺住宅地のアクセス向上と対流を促すことにより、生活圏の拡大や多様な社会参加が可能な歩いて楽しいまちづくりを実現したいと考えております。 その他(質問など)
三島市立地適正化計画(案)の53ページ・20行について  市街地における中古住宅・空き家の利活用を促進し、継続的に「利便性の高い居住」が行われていくよう努めていきます。
 今後、更に空き家が増える可能性があるので、行政としての対策、及び民間との連携が期待される。今、時点で市はどのような対策があるのかを知りたい。
 市としては、中古住宅・空き家の利活用促進として、平成28年度に市ホームページ内で「中古住宅情報サイト」を開設し、既存住宅診断(インスペクション)によって状態が明らかとなった住宅を紹介することで、購入予定者の物件に対する不安を軽減し流通につなげる取り組みを行っております。
 また、法律、不動産及び建設業等の関係団体10団体と「空き家等対策の推進に関する協定」を締結し、官民連携して利活用等の促進、空家相談会の開催、啓発パンフレットの作成等を実施しております。
その他(質問など)
三島市立地適正化計画(案)の55ページ・20行について  子どもが健やかに育ち、安心して子どもを産み育てることができる居住環境づくりを推進します。
 行政が子育ての為に居住環境の促進をしてくれると助かる。具体的なプランがあれば教示して頂きたい。
 本市では、地域のより良い人間関係を育み、安心して子育てができる地域社会を構築することを目的に、「三島市子ども・子育て支援事業計画(平成29年3月改定)」を策定しています。
 その中で、子どもの誕生を地域で祝う会の開催や、各種の子育て支援活動を行う自治会に経費を補助する「子どもは地域の宝事業」、急な病気などで集団保育が困難な子どもを一時的に医療機関等で保育等を実施する「病児保育事業」、乳幼児及びその保護者が気軽に集い交流や育児相談、情報の提供等を行う「地域子育て支援拠点事業」等の、子どもを産み育てやすい環境を整える事業を進めております。
その他(質問など)
三島市立地適正化計画(案)の51ページ・1行について  今後、想定最大規模の洪水浸水想定で浸水深が一定以上深いことが想定される区域や、地形上容易に避難することが困難な区域についても、居住誘導区域に設定しないなどの対策も検討してほしい。  事象発生後瞬時に人命や財産に甚大な影響が予想される洪水浸水想定区域の家屋倒壊等氾濫想定区域については、居住誘導区域に含まないこととし、本区域以外については、ハザードマップ・地域防災計画等によって警戒避難体制の整備等を推進すると共に、気象情報、河川水位観測データ等に基づき事前避難を周知・徹底しリスクを低減することを実施していきます。 今後の参考とするもの
三島市立地適正化計画(案)の61ページ・1行について  新幹線が停車する伊豆半島の玄関口として、歴史文化と湧水資源を有効に活用した集客と、伊豆地域への観光客の誘導を担う中心市街地整備をしてほしい。  交通の要衝として発展してきた三島市では、三嶋大社や市街地のせせらぎをはじめとした歴史的・文化的資源を多く有することから、「三島市歴史的風致維持向上計画」を策定しており、これら資源を活用した歴史まちづくりを推進することで、国内外から人を呼び込み中心市街地の回遊性の向上や良好なまちなみ景観を創出するとともに、小田原・箱根地区や伊豆地域との連携により集客を図るよう努めていきます。 今後の参考とするもの
三島市立地適正化計画(案)の28ページ・24,25行について  駅前にもスーパーがなくて買い物ができないのでぜひ誘致してほしい。  本計画では三島駅南口周辺を都市機能誘導区域の中心拠点として位置づけており、誘致すべき施設の一つとしてスーパーなどの商業機能も想定しており、商店街との連動性や回遊性を図るエリアであると考えております。
 なお、三島駅南口周辺の西街区は、広域観光交流拠点として、ホテルを核とする施設の整備を誘導し、東街区は、広域健康医療拠点として、市街地再開発事業などにより、東西街区を新たな三島市の顔として整備を進めているところです。
今後の参考とするもの