第5次三島市総合計画基本構想(案)へのご意見と、それに対する市の考え方

該当箇所 意見の概要 市の考え方 反映結果
第5次三島市総合計画基本構想案の3ページ「第1章第3節
計画の構成と期間」について
 『基本理念』『基本目標』から『アクションプラン』まで、上位概念~下位概念への文脈の流れに疑問を感じます。
 上位概念~下位概念への文脈のつながり・流れが明確でなく一貫性に疑問を感じます。
 →上流の理念・目標が他所資料、下流の実行計画が担当課、中流域をマトメ担当者?かと推測します。
市民意見などをキーワードなどで整理し、時代の潮流、三島市の主要課題などを踏まえ、市民と共有するビジョンである基本構想案を作成しています。
将来都市像を実現するための分野別の目標として基本目標があり、基本目標に対する市の取組方針を示しています。
各分野別計画へのつながりについては、今後、各計画の改定に合わせ、各所管部課において整合を図っていきます。
その他(質問など)
第5次三島市総合計画基本構想案の3ページの「第1章第3節
計画の構成と期間」について
 アクションプラン(担当課テーマ)のバラバラと感じています。
 各課のテーマをマトメた方向が何処を向いているでしょうか?市民懇話会で進捗、目標と実績、量と質、アウトソーシング、アライアンス等の中で、事業テーマ(アクションプラン)が最適か?との意見がありました。
 上位概念とのつながり、特に三島市の抱える主要課題との関係とのつながりが気になりました。各アクションプランを統合して、全体としてどちらの方向へ進んでいくのかの明解さに疑問?民間企業では、経営企画室か経営層(取締役)がトップと下位役職との調整役を担います。
前述のとおり、総合計画は市の最上位計画であり、各分野別の計画は、総合計画と整合し、かつより具体的な内容を記載するよう、各所管部課において整合を図って参ります。総合計画の運用の中で、各分野において市の施策の方向が総合計画に沿うよう努めていきます。 その他(質問など)
第5次三島市総合計画基本構想案の4ページの「第2章第1節 
時代の潮流」について
 まちづくりの最上位計画(中長期計画は民間企業でも存続が問われる最重要課題です)にリスク項目として、歳入の減少/歳出の増大/債務の増大/若者の流出(大都市と地方格差)雇用拡大/企業誘致策/産業振興策等、日本全国の都市が抱えている課題と思われます。
 これらのリスク対応として戦略立案の必要性を加えないことの偏りはないでしょうか?
人口減少、少子高齢化によるまちづくりの課題等を克服していくため、基本計画には重点プロジェクトを設定し、対応していく予定です。 その他(質問など)
第5次三島市総合計画基本構想案の16ページ「第2章第3節
まちづくりの主要課題」について
リスク対応(歳入減少~産業振興策等の戦略立案)を加えなくても10年後は大丈夫ですか?全国都市が抱える課題を含めて、記載事項の主要課題について、その優先順位の説明が必要ではないでしょうか? 10年後も発展し続けられるよう、前述の重点プロジェクトの実現を図っていきます。 その他(質問など)
第5次三島市総合計画基本構想案の16ページ「第2章第3節
まちづくりの主要課題」について
今後の10年の方が今まで10年より激しい変化が起きると予想しています。コロナショックで全国的にも、三島近辺でも、多くの企業が倒産するのではないか心配しています。 時代の変化を捉えた上で、基本構想を策定してきました。新型コロナウイルスについてはその影響を鑑み、基本計画の内容を検討していきます。 その他(質問など)
第5次三島市総合計画基本構想案の16ページ「第2章第3節
まちづくりの主要課題」について
 将来方向、定型業務に加え、非定型業務(戦略的方針業務)の比重が高まるのではないでしょうか?
 国・県上位の財源も緊迫する中で、地域間競争が激化する方向と思われます。非定型業務(方針業務)のPDCA実施にあたり、 この理念から戦略概念が重要化すると思われますが如何でしょうか?
基本構想は、市民と共有する将来のまちづくりのビジョンであり、戦略ではありませんが、将来都市像や基本目標を達成するための三島市の取り組みを、各基本目標の取組方針に記載しています。
人口減少や少子高齢化による課題を戦略的に克服していくため、基本計画には重点プロジェクトを設定する予定です。
その他(質問など)
第5次三島市総合計画基本構想案の16ページ「第2章第3節
まちづくりの主要課題」について
 何を、どういう優先順位で三島市行政の課題確定することが一番重要な作業ではないでしょうか? 三島市が抱える課題を踏まえた事業の優先度の設定は、実施計画において行っていく予定です。 その他(質問など)
第5次三島市総合計画基本構想案の23ページ「第1章第2節
基本構想策定の経過」について
ビジョン(将来像)の決め方が一般的ではないと思われますが如何でしょうか?
また、団体ヒアリング&市民未来会議が市民代表意見となるのですか、偏りはどうですか?
団体ヒアリングや市民未来会議の意見は尊重しますが、それがすべてではありません。時代の潮流を捉え、まちづくりの主要課題を踏まえ、市の検討組織で計画案を作成していきます。計画案は、審議会に諮り意見を伺ったうえで、最終的には市議会の議決を経て決定されます。決め方は様々あると思いますが、一般的ではないとは考えていません。
その他(質問など)
第5次三島市総合計画基本構想案の23ページ「第1章第2節
基本構想策定の経過」について
前回の重要計画の計画・運用・評価の反省(貴重・価値向上資料)を見直しては如何ですか? 第4次総合計画の評価については、行政評価において、成果指標を確認するほか、各施策における事業や取り組みの活動指標により評価していますが、施策や事業の価値、質の評価は難しいため、PDCAの中で、効率化や効果促進を図ることで質の向上に努めていきます。
その他(質問など)
第5次三島市総合計画基本構想案の24ページ「第2章 第1節
基本理念」について
この言葉は何かの目的を達成する為の手段の言葉ではないでしょうか? 市民会議において、「将来三島に残したいもの・大切にしたいこと」について話し合ったところ、「人と人とのつながり」が意見として多くあったため、「共創」のまちづくりをすすめていくための合言葉として、今回新たに基本理念として設定しました。 その他(質問など)
第5次三島市総合計画基本構想案の25ページ「第2章第2節
将来都市像」について
この言葉「せせらぎ・・」は他都市と戦う武器の一つ、先輩の遺産、今後10年計画に必要でしょうか?
10年後も変わらず、本市の宝としていきたいため、将来のまちのありたい姿として「せせらぎ」を入れている。 その他(質問など)
第5次三島市総合計画基本構想案の25ページ「第2章第2節
将来都市像」について
「せせらぎ・・・」は今後の発展展開余地は何ですか? 「せせらぎ」は三島の魅力の一つとして、今後もこれを生かしたまちづくりや施策を展開していきたい。 その他(質問など)
第5次三島市総合計画基本構想案の25ページ「第2章第2節
将来都市像」について
この将来都市像が、定住人口の増加・若者の流出防止にどの様に貢献するのでしょうか?  魅力的な街、元気な街にして、市民が幸せを実感できる街にいくことは、若者の流出防止やUターン、首都圏等からの移住などに必要であると考えます。 その他(質問など)
第5次三島市総合計画基本構想案の25ページ「第2章第2節
将来都市像」について
将来都市像は基本理念とつながっていますか? どちらが上位概念でしょうか?
財源や人材が限られる中、将来都市像を実現していくためには、共創の取組が重要であり、これを進めるための基本的な理念として、基本理念を設定しています。概念としてどちらが上位ということはありません。
その他(質問など)
第5次三島市総合計画基本構想案の26ページ「第2章第3節
基本目標」について
6つの目標以外、更に加える言葉、差し引く言葉は何でしょうか?また、これらの目標の優先順位は? どの様な順番になるのでしょうか? 基本目標に優先順位はありませんが、基本目標1~5については、市民に直接的に提供される施策が中心的な内容であるのに対し、基本目標6は、「共創」や「行政運営」など施策全体にかかわる考え方や手段の内容が中心となっています。具体的な施策の内容は基本計画に記載していきます。 その他(質問など)
第5次三島市総合計画基本構想案の26ページ「第2章第3節
基本目標」について
基本目標と将来都市像と基本理念のつながりとの説明が必要と思われます? 将来都市像は三島市の将来ありたい姿、基本目標はそれを分野別したものです。基本理念は、将来都市像や基本目標をの実現に向け、行政や市民等が共創の考え方でまちづくりに取り組む際、共有する理念を基本理念として設定しています。 その他(質問など)
第5次三島市総合計画基本構想案の26ページ「第2章第3節
基本目標」について
基本目標の設定にあたり、第3節 まちづくりの主要課題を解決することがこれからの10年を見通し、三島市の限りある経営資源を有効かつ効率的に使う価値があることではないでしょうか?
基本目標は、時代の潮流、まちづくりの主要課題、市民意見を踏まえて設定しています。基本構想を実現するための基本計画について、財源の有効的かつ効果的配分は、実施計画の中で検討していきます。 その他(質問など)
第5次三島市総合計画基本構想案の22ページ「第2章第3節
基本目標」について
『理念』『将来像』『目標』等の最上位概念が当事者の言葉でなく他所の言葉に聞こえる。→民間企業では、現在から中長期に向けての当社経営視点から作られた言葉となっています。総合計画(中長期計画)の作成目的は、近未来へのリスク対応・将来の発展維持と思います。現状の環境認識と将来の変化予想からのまちづくりの主要課題が最も重要と思います。 基本目標は、時代の潮流、まちづくりの主要課題、市民意見を踏まえて設定しています。基本構想を実現するための基本計画について、財源の有効的かつ効果的配分は、実施計画の中で検討していきます。 その他(質問など)
第5次三島市総合計画基本構想案について  原案作成者がトップ・経営層から離れた遠い位置に見える。原案作成時には上流の概念、トップ/経営層の想いを汲み取れる位置にいる方の必要性があります。
 →民間の原案作成者は、経営戦略企画のプロ、経営課題・環境変化の現状を認識しています。
基本構想は、行政と市民が共に目指すまちの姿です。よって、将来都市像や基本目標には主語は入れていません。取組方針については、市が主体の表現となっています。課題に対する戦略の部分は基本計画に記載していきます。 その他(質問など)
第5次三島市総合計画基本構想案について  各課テーマ選定時に最上位概念を気にしているのでしょうか?
上述①と②共に基本理念・目標の言葉が下位に浸透していないことか/適していないのか?不明です。
 →民間企業では、トップダウンで各階層毎に役職者がアルベキ姿を伝達・調整します。

・民間企業では、理念等最上位概念が憲法的役割で、全社員への浸透を常に心掛けています。
理念は簡単に変えないが十年の長期予測は困難、目標は環境変化に合わせて見直します。

・理念~戦略・行動指針等は全社員の行動判断基準、特に非定型業務第1線管理者の判断に対して、その上位である中間管理者層の判断の基準となり、価値を決めるモノサシとなる。

第5次総合計画の内容は、今後、各分野の計画に反映し、整合が図られるよう努め、また各分野において共創の取組が少しでも多く生まれるよう努力していきます。
その他(質問など)
第5次三島市総合計画基本構想案について  第4次の将来都市像「せせらぎと緑と元気あふれる協働のまち三島」の言葉では各課のアクションプランが挑戦的なテーマ(重要課題の解決)に結びついていない様に思えます。
 *全体計画の効率・効果的  実行計画が戦略的・挑戦的である為の上位概念の在り方を考慮する。
 →例えば、将来都市像を「シリコンバレーを目指す」とすれば、優秀な若者と多額な資金が集まる。
 この達成は難しいですがこの画期的なテーマを追求することから、先進的なことを考える人が1人でも育成され、初めは小さいことでも創造的なテーマを習慣化することで明るい将来が見られます。
第5次総合計画の内容は、今後、各分野の計画に反映し、整合が図られるよう努め、また各分野において共創の取組が少しでも多く生まれるよう努力していきます。
その他(質問など)