三島市男女共同参画(プランみしまアクションプラン・パート4)(案)へのご意見と、それに対する市の考え方

該当箇所 意見の概要 市の考え方 反映結果
三島市男女共同参画(プランみしまアクションプラン・パート4)(案)の8ページ・1~5行のSDGsについて 国連のSDGsを基本目標と対応させたことは国際動向とのリンクという点で素晴らしいと思いますが、市民がSDGsを理解できるようにサポートすることも必要だと思います。 業務の参考とさせていただきます。
市の各種計画に関連するSDGsの目標がわかるようアイコンを表示するなど、SDGsを意識した施策の推進に努める一方で、ご指摘のように、市民に対してSDGsに対する周知と理解を深めるための取り組みを進めてまいります。
今後の参考とするもの
三島市男女共同参画(プランみしまアクションプラン・パート4)(案)の17ページ施策の方向「男性中心型労働慣行の変革と女性の活躍推進」「ワーク・ライフ・バランスの実現に向けた社会環境づくり」について 「講座を実施」「講座を開催」とありますが、これまでの講座の多くは"平日の昼間"に開催されており、受講ターゲットとなる勤労世代の市民にとっては、参加のハードルが極めて高いと思います。平日の夜、休日の午前中などの開催を検討いただくか、内容をオンラインでアーカイブし、後日配信するなど施策の実効性を高めるための工夫が必要と思います。 業務の参考とさせていただきます。
講座の開催を平日の昼間ではなく、できる限り平日の夜や休日に開催するよう努めてまいります。近年の新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、本市においてもオンライン配信が進められていることから、いつでも誰でも参加できるようなオンライン配信など環境整備を引き続き進めてまいります。
今後の参考とするもの
三島市男女共同参画(プランみしまアクションプラン・パート4)(案)の17ページ施策の方向「ワーク・ライフ・バランスの実現に向けた社会環境づくり」について 「多様な働き方推進のための事業者向け講座の実施」とありますが、重要性に気付いている事業者しか受講しないのが実情と思います。重要性に気付いていない事業者、つまり何もアクションを起こしていない事業者こそ、受講が必要です。そういった事業者に受講してもらうために、例えば、自社のWLB推進を願っている従業員の申込み(匿名)により、三島市から事業者へ講座を案内するとか、過去の労働基準監督署の立入り等の履歴に基づいて、三島市から事業者へ講座を案内するなど、三島市からの積極的なかかわりが必要と思います。 業務の参考とさせていただきます。
三島商工会議所との連携により、事業者が集まる機会を利用して講座を開催するなど、開催方法をよく検討するとともに、事業者への積極的な働きかけに努めてまいります。
今後の参考とするもの
三島市男女共同参画(プランみしまアクションプラン・パート4)(案)の19ページ成果指標「男女共同参画に関する題材を扱った授業や活動を実施した学校の割合」について この達成率を100%に設定することは、素晴らしいことだと思います。しかしながら、授業を実施する小中学校の先生方に、正しい理解をもっていただいたうえで授業を実施することが必須ですので、そういった教職員向けの講座をまず開催することが重要と思います。 業務の参考とさせていただきます。
毎年、市内公立学校では各校1名ずつ、静岡県主催の人権教育の研修を受け、受講していない教員に対してフィードバックをおこなっております。今後も教職員の研修に努めてまいります。
今後の参考とするもの
三島市男女共同参画(プランみしまアクションプラン・パート4)(案)の19ページ施策の方向「人権と性の尊重に関する意識改革・理解の促進」について 「講座を実施」「講座を開催」とありますが、これまでの講座の多くは"平日の昼間"に開催されており、受講ターゲットとなる勤労世代の市民にとっては、参加のハードルが極めて高いと思います。平日の夜、休日の午前中などの開催を検討いただくか、内容をオンラインでアーカイブし、後日配信するなど、施策の実効性を高めるための工夫が必要と思います。 業務の参考とさせていただきます。
講座の開催を平日の昼間ではなく、できる限り平日の夜や休日の開催するよう努めてまいります。近年の新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、本市においてもオンライン配信が進められていることから、いつでも誰でも参加できるようなオンライン配信など環境整備を引き続き進めてまいります。
今後の参考とするもの
三島市男女共同参画(プランみしまアクションプラン・パート4)(案)の23ページ施策の方向「在住外国人の地域参画の支援」について 行政手続きや資料が分かりやすくなったり、相談体制が充実することはもちろんのこと、それに加えて三島市にお住まいの外国人の方が地域とつながるきっかけを、日常的に作っていくことが彼らのシビックプライドをさらに高めると思います。具体的には、在住外国人の方に小中学校で出前授業を行っていただき、その方の生い立ちや出身地の文化を紹介したりすることで、未来を担う子どもたちにとっても、多様な文化に触れるいい機会になると思います。 業務の参考とさせていただきます。
 多文化共生社会の形成のためには、外国人の方への支援は大変重要であると考えております。外国人の方が同じ地域の住民として共に安心・快適に暮らしていくためには、外国人の方に積極的に地域社会への参画を促すことが必要となります。現在市では、国際交流イベントなどを開催するほか、市内小中学校では、在住外国人を講師に迎え、国際交流による異文化理解や多文化共生について学ぶ出前講座「そよかぜ学習」を実施しているところです。今後も引き続き、学校等と連携し実施してまいります。
今後の参考とするもの
三島市男女共同参画(プランみしまアクションプラン・パート4)(案)の27ページ施策の方向「リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(性と生殖に関する健康と権利)についての啓発」について 「年齢に応じた女性の健康相談、支援の充実」という施策が、漠然としていて、何を目指しているのか分かりにくいです。生理や更年期障害などを指しているのか、家族計画のようなことを指しているのかもう少し具体的な記載があるといいと思います。 ご指摘を受けて、計画書の修正を行います。
①具体的な施策「生涯を通じた女性の健康相談、支援の充実」
②「自らの意思や希望により生き方を選択し、妊娠・出産、家族計画、性感染症、不妊、疾病の予防・診断・治療などの必要なサービスを必要な時に受けられるよう相談や支援を行います。」
政策案に反映したもの(一部反映を含む)
三島市男女共同参画(プランみしまアクションプラン・パート4)(案)の28、29ページ・1~12、6~11行について 基本方針9 現状と課題
・1行目
・施策の方向「ひとり親家庭への自立支援」
1 ボランティア支援団体との連携の必要性
 行政窓口、学校・保育園関係からの情報等だけでなく、ボランティアで支援を続ける団体・個人との連携をも行うことで、より実態・個々に合わせた支援が行えると考える。

2 「経済的支援」について
 ひとり親世帯、貧困家庭の子供たちが、私立高校に行かねばならない状況、大学進学を諦める、或いはバイトで生活費・学費を稼いでの進学等の実態がある。そうした年代までも経済的支援が必要と考える。また、授業料の安い公立高校へ進学できるように、教科学習支援も必要。

3 根本的な生き方教育の重要性
 「離婚は悪いこと」等という気は、毛頭ない。そうではなく、
 ・我が子への責任の持ち方
 ・経済的面も含めての根本的な生き方
 ・家族ネグレクト、自己ネグレクトを防ぐ
 等の教育の重要性を強く感じる。
 教科書による狭義の「教育」だけでなく、そうした教育を、ひとり親世帯・困窮家庭だけでなく、多くの親子が受けることで、貧困の将来的発生、連鎖を予防することができると考える。(更に、地域の支え合いにも発展していくと思う)
 これは学校教育の枠ではない。然るべき専門家、然るべき場を作って行っていく必要がある。
ご指摘を受けて、計画書の修正を行います。
1 支援が必要な方の存在は、公的機関のみの情報では限界があり、ボランティア団体や地域などとの連携が必要であると考えております。
ご指摘を受けて以下の文言を追加します。
「民間ボランティアや地域、関係機関等との連携強化が必要です。」

業務の参考とさせていただきます。
2 経済的支援として、医療費の助成や就学給付金の支給などをおこなっておりますが、近年は若い世代の介護といったヤングケアラーなどの問題が生じております。貧困家庭への支援につきましては、関係課と連携して取り組みを進めてまいります。

業務の参考とさせていただきます。
3 市では、出産を控えた夫婦を対象に実施している「パパママセミナー」等を通じて親になることの責任や自覚を促す取り組みを進めております。
  また、今後も離婚件数は増加傾向が続くものと思われますが、地域や社会で子育てを支援していこうという趣旨から地域で子の出産を祝う「子どもは地域の宝事業」を実施しております。
  さらに、専門の相談体制の整備と周知にも努めてまいります。
政策案に反映したもの(一部反映を含む)
三島市男女共同参画(プランみしまアクションプラン・パート4)(案)の29ページについて 成果指標
・「生活上困難を抱える高齢者や障がい者、子育てなどに対する地域の支え合いに参加したいと思う市民の割合」
・「障がいのある人への理解度」

1 「地域の支え合いに参加したいと思う市民」は、内在的にはたくさんいるのではないか?しかし、実態を知らない方が多い。
 ・行政が、先頭に立って、実態を伝える広報をしてほしい。
 ・また市の施設などに、例えば「食品寄贈ボックス」の設置等をすることでも、支え合いへの参加意欲を高めることが出来るのではないか?と考える。

2 民生委員の活用
 委員はいろいろ動いて下さっているが、なり手も少なく、失礼だが「地区の顔役的」に受けて下さっている場合もあるのではないか?
 ・動ける人になって貰う必要性。
 ・そして、地区の心配事は民生委員に相談。民生委員は、地区、行政を巻き込んで活動していくことが必要だと思う。そうしたルートを、行政がきちんと広報していくことも大切だと考える。
業務の参考とさせていただきます。
1 「生活上困難を抱える高齢者や障がい者、子育てなどに対する地域の支え合いに参加したいと思う市民の割合」が低いことについては、生活上困難を抱える方々の実態や必要な支援について理解していただけるよう広報や意識啓発に努めてまいります。
また、市庁舎では家庭から未使用食品をご提供いただく「フードドライブ」の取り組みを行っておりますので、積極的に広報してまいります。

業務の参考とさせていただきます。
2 民生委員については、負担が大きく、担い手が少ない現状です。民生委員の担い手の育成や制度の周知、活用につきましては、今後の課題と認識しております。また、民生委員に限らず、地域福祉の担い手となる人材の育成にも努めてまいります。
今後の参考とするもの