市長定例記者会見(平成23年6月24日)で発表した内容(その1)

平成23年7月の主な事業、行事予定についてお知らせします。

1 市制70周年記念式典の開催

 [企画部 政策企画課]
 7月17日(日)午後1時30分から市民文化会館大ホールにおきまして、市制70周年記念式典を開催します。  この式典については、今年の4月29日に開催を予定していましたが、東日本大震災で被災された皆様の苦難を考え、更に計画停電の影響等も考慮し開催を延期しておりましたが、被災地の人たちを励ますためにもまず自らの地域が元気にならなければならないと考えて、このたび、市制70周年記念式典を開催するものです。  また、市制70周年という節目の年を迎え、市ではその喜びを多くの市民の皆様と分かち合うための公開放送等のイベントも企画していますので、ご期待ください。

2 “みしまるくん みしまるこちゃん がんばろう日本!応援プロジェクト” 募金活動用ステッカーの作製

 [企画部 政策企画課]
 三島市では、“みしまるくん みしまるこちゃん がんばろう日本!応援プロジェクト” として募金活動用ステッカーを作製します。  東日本大震災から3カ月経過し、被災地は復興に向け立ち上がっております。この間には多くの市民や事業者の皆様から義援金や支援物資が届けられました。  この程、私たちは被災地支援を続けることに意義があると考え、応援プロジェクトグッズ(ステッカー)を協賛していただいた企業の費用負担で作成し、三島市PTA連絡協議会などが東日本大震災からの復興のための義援金を募る際に、そのお礼にステッカーをプレゼントするなど、各募金活動団体において自由に使ってもらうことを計画しました。  義援金をはじめとする社会貢献に対するお礼の“みしまるくん”“みしまるこちゃん”のステッカーは15,000枚作製します。

3 三島市緊急経済対策の各事業

 [産業振興部 商工観光課、都市整備部 建築指導課]
 東日本大震災及びそれに係る計画停電等に端を発した消費の冷え込みにより市内小売業者の経営状況が逼迫(ひっぱく)しているため、まずは三島市が元気を取り戻さなければ被災地への支援も出来ないことから、緊急の経済対策として、1割のプレミアムが上乗せされた商品券「あきんどくん元気クーポン券」総額2億2千万円分を発行し、市民の消費行動を喚起し市内商業の活性化及び家計への支援を図ります。  また、販売場所や取扱店舗において大震災への募金箱を設置し、義援金として被災地に送ります。  その他にも雇用対策、節電対策、制度融資の拡充、三島市住宅リフォーム事業助成制度など、各種対策を実施します。

4 障がい者就労支援事業 生涯学習センター1階への物品販売ブース設置

 [教育部 生涯学習課、社会福祉部 障がい福祉課]
 障がい者の就労の機会を創出するため、生涯学習センター1階の玄関を入った左側に、市内の障がい者施設で製造された物品の販売ブースが、7月15日(金)にオープンします。  店の名称は、三島市障がい者就労支援きょうどう隊のお店『すてっぷ』といいまして、パン・弁当・ジャム・竹(たけ)炭(すみ)・キーホルダー・缶バッチ等を販売します。

5 被災地への職員長期派遣

 [企画部 人事課]
 三島市ではこれまでに東日本大震災の被災地に52名の職員を派遣し復興を支援してきましたが、このたび、岩手県の山田町へ7月1日から10月31日までの4ヶ月間、事務職員1名の長期派遣を行います。  業務内容は、応急仮設住宅に関する受付、入居、維持管理、生活利便対策、住環境改善対策、移転推進施策の展開、自立支援などで、状況によってはこの他の業務に回る可能性があります。

6 三島市行政経営戦略会議の設置

 [企画部 政策企画課]
 この会議設置の目的ですが、本市の将来都市像「せせらぎと緑と元気あふれる協働のまち・三島~環境と食を大切に~」の実現に向け、中長期的かつ大局的な視点に立ち、市民との協働や新しい公共の観点を加味した地域の活性化策や市民サービスの向上策など、本市の特性を存分に生かした戦略的なまちづくりを進めていくための政策について、会議の構成員の方々から意見をいただきます。構成員はシンクタンクの研究員、企業の調査研究員、学識経験者など5~6人を予定しており、これらの方々が有する豊富なデータや知識を駆使し、国内外の政治、経済、社会の変化や将来見通しを踏まえ、専門的な立場から調査研究を行っていただき、提言していただくものです。  会議は7月下旬から来年1月下旬までの間に4回開催する予定です。  また、提言内容については、まちづくりセミナー等を開催する中で広く市民に発表し、市民と行政が共有しながら役割分担し、実現に向けて努力してまいります。

7 女性まちづくり講座の開催

 [企画部 政策企画課]
 女性が市の政策や方針決定の場へ参画するため、また自分自身をステップアップ、スキルアップさせ、地域のリーダーとなることを目的に、意識の高揚や必要な知識・技法を身につけるための連続講座を開催します。  講座は1年間で5回開催し、2年間で完結する予定です。1年目は政策提言の方法を学び、課題を洗い出し、2年目には課題解決のための施策を検討し成果を発表する予定です。

行事① 7月1日(金) 「ボンジュールみしまコロッケ」セレモニー開催

 [産業振興部 商工観光課]
 みしまコロッケは、平成20年7月に誕生して以来3年が経ち、その間B-1グランプリで、2年連続入賞するなど、その認知度も全国的なものになりつつあります。  このたびの食育推進全国大会やご当地グルメまつりにおきましても、各会場にみしまコロッケのブースが数多く出展され、来場された皆様からご好評をいただいたところです。  今後さらに皆様に愛されるみしまコロッケになるよう、7月1日の11時から三島駅南口広場におきまして、「ボンジュールみしまコロッケ」のセレモニーを開催します。  イベント内容は、みしまコロッケの無料配布、じゃんけん大会、「クレシェ&小坂真智子」さんによるみしまコロッケンロールの披露を行うとともに、今年度、取り組む「みしまコロッケスタンプラリー」のカード配布も行います。  なお、当日は富士登山道の開山式も午前10時から開催されます。

行事② 7月1日は【三島馬鈴薯の日】と定めました

 [産業振興部 農政課]
 初夏が旬の三島馬鈴薯の季節が到来します。手間ひま掛けて出荷される三島馬鈴薯「メークイン」は、出荷期間が短く7月の約1ヶ月間のみです。この時期しか味わえない三島ブランドの逸品を食し、「旬の食材を旬の時期に食する」旬産旬消を広めるべく三島市と三島函南農業協同組合馬鈴薯部会では、7月1日を【三島馬鈴薯の日】と定め、各行事を実施します。  まず学校給食では、三島馬鈴薯を使った献立を各校で考案してもらい、市内小中学校の子供達が一斉に三島馬鈴薯を食べる日とします。  また、7月1日から市内の飲食店で、三島馬鈴薯をはじめ旬の箱根西麓三島野菜を使用した料理、スイーツなどを味わえる夏のグルメキャンペーンも行います

記者会見配布資料