三島市長のページ

 市民の皆様には令和8年の新春をお健やかに、清々しく迎えられ、ご同慶に存じます。元日は、富士山が真白く輝き非常に美しい姿を見せており、おだやかな晴天にも恵まれ、すばらしい新年の幕明けになりました。
 昨年を振り返りますと、物価上昇の継続や円安など金融資本市場の変動の影響等により、先行きが不透明な状況がみられたものの、雇用・所得環境が改善する中で緩やかな回復が続きました。
 三島市におきましては、三島駅南口東街区再開発事業の建設工事が本格的に進められ、皆様に目に見える形で実際の進捗状況を見ていただけるようになったほか、長伏公園再整備事業では、4月下旬のオープンを目指し、大型複合遊具の整備が進んでおります。また、市独自の少子化対策「ハッピーマリッジ事業」をはじめとした新規事業の取組や、大阪・関西万博への出展、全国街道交流会議全国大会の開催、静岡みしまロケーションサービス協議会の設立、「水の都三島で子育て」のシンボルデザインをラッピングした高速バスの運行などを通じて、市内外へ三島市の魅力を積極的にPRしてきました。
 このようなハード・ソフト両面にわたる様々な事業を展開する中で、昨年の市民意識調査では、市への愛着率が88.5%と高い数値を維持するとともに、日経BP総合研究所による「シティブランド・ランキング-住みよい街2025-」では、県内第1位、全国第28位の評価をいただいたほか、「地域経済の力を表す指標」である地価についても、静岡県が公表した直近の地価調査結果において、住宅地の平均変動率は、前年よりさらに0.4ポイント上昇し、+0.9%と県内第1位、全用途の平均変動率も、前年よりさらに0.6ポイント上昇し、+1.6%と前年と同様県内第2位となり、市町別最高価格地点の順位では、住宅地(県内第2位)、商業地(県内第3位)のいずれも県東部地区第1位でありました。
 最近の国内経済については、内閣府の月例経済報告(令和7年12月19日公表)によりますと、アメリカの通商政策の影響による景気の下振れリスクには留意が必要であることに加え、物価上昇の継続が個人消費に及ぼす影響なども、我が国の景気を下押しするリスクとなっており、また、金融資本市場の変動等の影響に引き続き注意する必要があるものの、先行きについては、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果が緩やかな回復を支えることが期待されるとしております。県内に目を向けますと、静岡新聞社の主要100社の景気動向アンケートによりますと、半年後の景気を約半数が横ばいと予想したとのことであります。拡大傾向も約4割あるものの、アメリカの関税政策の影響が限定的にとどまるとする見方の一方、原材料の高騰や人手不足などから慎重な見通しが大勢を占めたとのことであります。
 そのような中、三島市にとりましては、今年は市制施行85周年を迎える節目の年であると同時に、「第5次三島市総合計画」の後期基本計画がスタートする重要な年でもあります。
 「せせらぎと緑と活力あふれる幸せ実感都市・三島」の実現に向け、引き続き、「ガーデンシティみしま」、「スマートウエルネスみしま」、「コミュニティづくり」という3つの柱を市の重要施策として進めますとともに、誰もが幸せを実感し良好な状態である「ウェルビーイング」の実現と、「SDGs未来都市」の推進に向けた各事業を確実に進めるほか、「スマートシティ」としてデジタル技術を活用し、市民の皆様の利便性向上及び業務の効率化を一層図ってまいります。
 今後の世界の情勢や我が国の社会経済の状況は、引き続き、不確実・不透明さがみられることに加え、人口知能(AI)をはじめとするデジタル技術は、日々急速な進化を遂げており、これまでの社会の仕組み、生活様式などを書き換えつつある状況でもあります。
 さらに、依然として加速する少子高齢化による人口減少、温暖化などに起因する気候変動など、市を取り巻く課題には枚挙にいとまがなく、一朝一夕には解決が困難なものもあります。
 しかしながら、三島市としては、ただ手をこまねいているだけでなく、解決が困難であるからこそ果敢に挑戦し続け、将来に向けて持続的に発展していくまちを目指したいと考えます。
 とりわけ、新庁舎整備については、市議会11月定例会において位置条例の可決に至ることができましたが、これでやっとスタートラインに立ったということであり、これからが本番になります。
 次の段階となる「基本計画」の策定にあたっては、子どもや若者を含む市民の皆様をはじめ、多くの団体などからご意見を伺い、新庁舎が市民の役に立ち末永く愛される施設となるよう鋭意取り組んでまいります。
 また、将来の三島市が一層、にぎわうまち、魅力あるまち、活力があるまちに発展するためには、新庁舎整備に伴い生じる主に3箇所の跡地の活用が重要でありますので、商店街や商工会議所をはじめとした団体等の皆様と連携しながら、職員一丸となり、スピード感を持って全力で取り組んでまいります。
 さて、今年の干支は「丙午(ひのえ・うま)」であります。「丙(ひのえ)」は、「芽が成長し、葉が広がり、成長が著しい状態」を意味し、「太陽のように大きく広がる火」、「明るい、活発、華やか」などの太陽や火が持つ強いエネルギーを象徴するといわれています。また、「午(うま)」は、「勢いや運気が最高潮に達している状態」、「行動力、スピード、エネルギー」といったことを意味しています。つまり、この2つの組み合わせである「丙午(ひのえ・うま)」は、「情熱や行動力が高まり、勢いのある一年」と解釈されています。今年は、これまで停滞していた物事が一気に動き出したり、新しい挑戦を始めるチャンスが訪れる年になるのではないでしょうか。
 三島市におきましては、令和8年度当初予算に計上した各種事業を全力で推進し、「セレンディピティ(思いもよらなかった偶然がもたらす幸運、幸運な偶然を引き寄せる能力)」が生まれることをはじめ、防災、文化、教育、商工観光、農業、都市基盤、福祉と子育てや健康づくり、スポーツなど、全てに亘ってオンリーワンを創り出すことによって、その多くが「ブランド化」され、市民の皆様が安全・安心で魅力があり、ウェルビーイングな三島暮らしに一層の誇りと愛着が生まれるまちになるよう取り組んでまいります。
 今年もさらに「チーム三島」として『日本一ウェルビーイングを実感できるまち』を目指し、一丸となって頑張ってまいりますので、皆様のご理解とご協力を重ねてお願いいたしまして年頭のご挨拶といたします。

三島市長 豊岡 武士

新着情報(2週間以内)

過去の記者会見記事一覧

お知らせ

2025年12月23日  市長定例記者会見(令和7年12月19日)

最近の出来事