三島市長のページ

新年おめでとうございます。
市民の皆様には、穏やかに明けました平成31年の新春を、ご家族とともに健やかに、また、清々しく迎えられたことと心からお慶び申し上げます。
三島市は昨年までに、市民意識調査における住環境の満足度がこれまでの最高となり、地価は商業地・住宅地ともに県東部1位となるなど、住みやすさや活気、そして将来性が高く評価されるようになりました。これは、市民の皆様との協働で取り組んで参りました「美しく品格のあるまちを創る」ガーデンシティ、「人もまちも産業までも健幸を目指す」スマートウエルネス、「人と人の絆を深める」コミュニティ創りの成果が実ってきたものでございまして、改めて市民の皆様のご協力に深く感謝申し上げる次第でございます。今後、これらの取り組みをさらに広げ、深めることによって、皆様になお一層誇りをもっていただける豊かで輝く三島になるものと確信いたしております。現在、作業を進めております平成31年度当初予算編成の基本方針三本柱もこの考えのもと定めたところでございます。私自身、市民の皆様からこれからの4年間の三島市政を負託されましたので、心新たに「元気、安心、希望あふれる三島づくり」に全力で取り組んで参ります。市民の皆様には引き続きご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
さて、迎えました平成31年の干支は「己亥(つちのとい)」であります。「己(つちのと)」とは「植物が充分に成長し、整然としている状態」、「亥(い)」は「新しい生命力が種の中に閉じ込められている状態」を意味しているとのことですので、今年は「ピークを迎える一方で、飛躍に向けた準備を始める年になる」と言い換えることもできると思います。すなわち、これまでのまちづくりの取り組みが目に見える成果として形を表すとともに、新たな飛躍に向けてその基盤を形作る準備を着々と進めて行く、非常に重要な年であると考えます。
こうした中、国際情勢に目を向けますと、米国と中国との貿易摩擦の激化など世界経済の先行きが懸念され、不安定・不透明な状況にあります。また、国内におきましては、これまでの堅調な企業業績や設備投資の増加を背景に緩やかな経済成長が続き、個人消費も持ち直し傾向にあるとされておりますものの、株価は年末に2万円を割り込み、人手不足は深刻化していると伝えられ、10月からは消費税が10%となります。このようなことから、地方経済も予断を許さない状況にあり、市政をお預かりする者として、これまで以上にアンテナを高くして臨機応変、適時適切な施策対応を図っていかなければならないと考えております。
一方で、大切なことは、本市におきましても今後更なる人口減少、少子高齢化、生産年齢人口の減少が予測されておりますので、10年後、20年後、30年後を見据え、魅力と活力に溢れ、市民サービスを維持、向上させていくための財源確保を可能とする持続的発展に向けた基盤を創出する取り組みが極めて重要となります。このため、これまで推進してまいりました観光振興、特に本年のデスティネーションキャンペーンや来年の東京オリンピック・パラリンピックを千載一遇のチャンスと捉えた取り組み、また、ブランド化などによる農・商・工の振興や工業団地の造成と企業誘致、更には三島駅南口東・西街区の開発を着実に実現していくことに加え、次期総合計画の策定を基として、市役所庁舎の建設、公共施設のファシリティマネジメント、清掃センターの再整備など、住みやすく安定した市民生活を支える都市基盤を計画的に整備していくことが求められます。中国の古い教えに「必攻不守」ということがあります。必ず攻めて守らず、つまり、攻める精神、前向きな精神こそ肝要と教えています。今年も初志貫徹、常に前向きな精神をもって市政の前進を図ってまいりたいと存じます。
また今年は、今上陛下のご退位・ご譲位により皇太子様がご即位され、元号も改まります。新しい時代が始まります。この新しい時代には、急速に、また大きく社会経済情勢が変化していくことを念頭におかなければなりません。とりわけ私達は、SDGs(持続可能な開発目標)を学び理解しておく必要があると考えます。これは、2015年9月に国連サミットにおいて全会一致で採択されました「誰一人取り残さない持続可能で多様性と包摂性のある」社会実現のための2030年を年限とする17の国際目標であり、我が国政府におきましても、創業や雇用の創出を実現し、少子高齢化やグローバル化の中で実現できる「豊かで活力ある未来像」を世界に先駆けて示していくための「SDGsアクションプラン2018」を決定しています。そして、日本のSDGsモデルを特色付ける大きな柱として、次の3つを掲げています。1つはSociety5.0の推進、2つ目は地方創生と強靭で環境に優しいまちづくり、3つ目は次世代・女性のエンパワーメントです。この中で特にSociety5.0では、「サイバー(仮想)空間とフィジカル(現実)空間を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する人間中心の社会」を目指すべき未来社会の姿としています。
具体的には、
・IoTで全ての人とモノがつながり、新たな価値がうまれる社会
・AIにより必要な情報が必要な時に提供される社会
・ロボットや自動走行車などの技術で、人の可能性が広がる社会
・イノベーションにより、様々なニーズに対応できる社会
を目指すとしています。
三島市といたしましては、こうした変化をしっかりと先取りし、クオリティの高い施策を展開することで、市民福祉の向上と市勢発展をさらに図ってまいりたいと考えるものでございます。
経営学者のP.F.ドラッカー氏は「組織に働く者が成長するとき、組織はさらに多くをなしとげる。しかも組織が真剣さ、真摯さ、意識、能力において成長するほど、そこに働く者が人として成長する」という名言を残しています。私たち三島市役所職員一同、この言葉を胸に「チーム三島」として一丸となって、市民の皆様の幸せと三島市の更なる発展のために奮闘して参りますことをお約束いたしますとともに、市民の皆様方におかれましては、なお一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げまして、平成31年の年頭にあたっての挨拶といたします。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

平成31年1月
三島市長 豊岡 武士

新着情報

2018年12月22日  市長定例記者会見(平成30年12月21日)

過去の記者会見記事一覧

最近の出来事

【サッカーU-19日本代表 清水エスパルス 滝祐太選手が来訪】 12月27日(木)、三島市出身のプロサッカー選手、清水エスパルス所属の滝祐太選手が市長を訪れました。