三島市長のページ

 新年おめでとうございます。

 新型コロナウイルスの感染が再び拡がりをみせる中での年末年始でありましたが、三が日は、青空に富士山が美しい姿を見せ、穏やかな幕開けとなりました。

市民の皆様には、令和5年の新春をお健やかに、清々しく迎えられ、誠にご同慶に存じます。

 私は、12月18日の三島市長選挙を経て、4期目の三島市政を担わせていただくこととなりました。大変光栄に存じますとともに、改めて、その職責の重大さに身の引き締まる思いであります。私自身も心も頭も体もリセットして、この三島がさらなる発展を遂げるように、そして、市民の皆様が「三島で生まれてよかった、育ってよかった、暮らしてよかった」と思っていただけるよう、これからの4年間全力で取り組んでまいります。

 昨年は、スポーツの分野におきまして、一昨年、21世紀枠で春の甲子園に出場した「三島南高校」に続き、「日大三島高校」が春、夏連続で甲子園出場を果たすという快挙を達成しました。三島市内の高校が2年続けて3回も甲子園に出場したことで、全国的に三島市の名が脚光を浴び、大変誇らしく思ったところでございます。加えて、昨年8月には、国内4大メジャー大会の一つで国内最古の歴史と伝統を誇る「日本プロゴルフ選手権大会」が三島市内で開催されました。このような格式高い国内有数の大会を、三島市で開催出来ましたことは、大変名誉なことであったと思います。

 また、市政運営の柱と掲げてまいりました「ガーデンシティ」「スマートウエルネス」「きずなづくり」の意義を絶えず意識しながら、市民・団体・事業者の皆様との協働で進めてきたまちづくりが実を結び、昨年5月に県が公表した令和3年度における静岡県の市町別移住者数では、三島市が県内第1位となったことや、昨年度の市民意識調査において、市への愛着率が87.4%と調査開始以来の最高値となったことは、大きな励みとなったところでございます。 

 さて、今年の干支は「癸卯(みずのと う)」であります。「癸(みずのと)」とは、「物事の終わりと始まり」といった意味や「種子が計ることができるほどの大きさになり、春の間近でつぼみが花開く直前である」といった意味を持っているとされ、「卯(う)」は、草木が地面を覆うようになった状態を表し、「春の訪れを感じる」といった内容とのことであります。つまり、この2つの組み合わせである「癸卯(みずのと う)」は、「寒気が緩み、萌芽を促すこと」、「厳冬が去り春の兆しが訪れたこと」を表していると言われております。言うなれば、今年は、これまでの努力が実を結び、勢いよく成長しうさぎの様に飛び跳ねる、つまり、飛躍する年になるのではないかと期待されます。

 一方、月例経済報告(令和4年12月21日公表)によりますと、世界的な金融引締め等が続く中、海外景気の下振れが我が国の景気を下押しするリスクとなっており、また、物価上昇、供給面での制約、金融資本市場の変動等の影響や中国における感染動向に十分注意する必要があるものの、先行きについては、ウィズコロナの下で、各種政策の効果もあって景気が持ち直していくことが期待されているとのことであります。また、年初の県内100社の景気動向アンケートでは、半年後の景気をおよそ4割の企業が横ばいと予想していると報道されています。

 このような中、本市が10年先20年先を見据えて持続的に飛躍するためには、次のことが極めて重要と考えているところでございます。

 第一に、美しく品格あるまちを目指すガーデンシティの取組みを更に発展させ、本市の持つ湧水やせせらぎなどの自然、歴史文化と教育環境、優れた農と食などポテンシャルを最大限に生かし、三島市全体のブランド化を進めることにより、市民の皆様が一層シビックプライドを持てるようになり、また、三島駅南口の再開発や中心市街地のリノベーションを進めることにより、市内が魅力と活力に満ち、セレンディピティ(※1)が生まれ、訪れたいまち、住みたいまちとしてあこがれのまちになると考えます。三島市全体をブランド化してまいりたいと思います。さらに、国が進めるデジタル田園都市国家構想を受け、田園都市とは、ガーデンシティのことでありますので、デジタルガーデンシティとして、市役所はもとより、市内産業のデジタル化を強力に支援し、どこよりも便利で迅速、そして、様々なつながりによって課題を的確に解決できるまちを目指すことが、企業誘致や創業(スタートアップ)を支援することとなり、また、市内産業のコロナ禍からのレジリエンスを支援することになるとともに、移住定住も増加させることに結ぶことになると考えます。

 第二に、人もまちも産業までも健康で幸せを目指すスマートウエルネスとコミュニティづくりにつきましても、どこよりも子どもを産み育てやすいまちを目指すことをはじめ、医療福祉の充実、広く健康づくりやスポーツ・文化の振興により、元気に明るく楽しく、健康寿命も延伸し安全安心に暮らすことのできるまち、また、人と人が温かく交流する地域づくりにより、ウェルビーイング(※2)なまちとして、幸せ実感都市が実現できるものと考えます。いわば、「幸せを呼び込むまち」ということになっていくものと考えます。このような飛躍に向けては、現在の世界や日本を取り巻く社会経済がエネルギー価格の高騰、円安、物価高などに加えて新型コロナウイルス感染症のこともあり、不透明、不確実でありますが、こうした時にはまず、足元からひるむことなく的確に取り組んでいくことが重要でございます。このため、まもなく出来上がる令和5年度の当初予算に計上した各種事業の着実な実行から始め、とりわけ、三島駅南口再開発事業の具現化、大場地区の土地区画整理事業の推進などに、チーム三島一丸となって取組んでまいります。昨年夏の頼朝公旗揚げ行列に参加してくださったタレントの高岸さんは「やればできる」と言っております。江戸時代の上杉鷹山公は「為せば成る 為さねばならぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり」と言っております。今年も多くの困難や試練があるかもしれませんが、市民の皆様にお約束した事は私も全力でやり遂げる決意でありますので、ご理解とご協力を重ねてお願いいたしまして、年頭の挨拶といたします。

 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

【脚注】

(※1)セレンディピティ
…思いがけない発見や偶然の出会いのこと。* ビジネスのみならず、恋愛や自由な思想、生き方の交流。こうした出会いは都市こそが提供すべきもの

(※2)ウェルビーイング
…精神的、身体的、社会的に満たされた状態

令和5年1月 三島市長 豊岡 武士

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2023年1月27日  市長定例記者会見(令和5年1月27日)

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【ねんりんピック出場選手が大会報告】 昨年11月に神奈川県で開催された「第34回全国健康福祉祭(愛称 ねんりんピックかながわ2022」の大会報告のため、1月12日(木)、4名の選手が市役所を訪れました。

【三島市出身のJICA青年海外協力隊員冨岡さん グアテマラへ】
JICA(独立行政法人国際協力機構)の2023年度3次青年海外協力隊として、三島市出身の冨岡健太さんがグアテマラへ派遣されることが決まりました。出発に先駆けて1月13日(金)、冨岡さんが市役所を訪れ、その意気込みを語りました。