市長定例記者会見(平成23年7月22日)で発表した内容

平成23年8月の主な事業、行事予定についてお知らせします。

1 ガーデンシティみしま推進事業について

 [企画部 政策企画課]
 三島には水と緑、文化と歴史、景観などすばらしい財産がありますが、今回、新たに「花」を加え、これらを磨き上げると同時に、それぞれを連結し回遊性を持たせることで、住んでいる人も観光で訪れた人も癒されるまちにするため、「ガーデンシティみしま推進事業」に全庁的に取り組んでおります。  そこで、三島市の可能性を引き出し、活力と誇りに溢れる新しいまちづくりを進めて行くことを標榜する三つの「三島」、美しい「美しま」、魅力ある「魅しま」、味わいのある「味しま」の実現に向けて、市民、NPO、事業者と行政が協働で「ガーデンシティみしま推進事業」を実行するため、「ガーデンシティみしま推進会」を設立するとともに、新たにロゴマークを募集します。

2 「I Love みしま」関連事業について

 [産業振興部 商工観光課]
 市制施行70周年となる平成23年度を「三島キャンペーン強化年」と位置付け、2万人×(から)2万人への絵ハガキ、企業による企業への観光PR、企業向け「三島を学ぶセミナー」の実施、菜の花の種付きうちわの配布、WEBサイト及びツイッターでの「私の好きな三島」アピールキャンペーン、富士山の日&「I Love みしま」 イベントなど、積極的な観光まちづくり事業及び三島の魅力発信事業を展開します。

3 児童・生徒が利用する施設の放射線量測定について

 [環境市民部 環境政策課]
 東京電力福島第一原子力発電所の緊急事態に伴い、放射線に対する子どもたちの安全を確保するため、平成23年6月23日から7月12日までの間に三島市内の児童・生徒が利用する71施設、特に、保育園・幼稚園・小中学校の51施設は2週間おきに2回、延べ122施設について放射線量を測定しました。  測定結果の平均値は毎時0.06 マイクロシーベルト程度であり、文部科学省が示している福島県内の学校グラウンドの利用判断基準 毎時3.8マイクロシーベルトと比較して、今回の測定結果の平均は約63分の1でした。また、国が目指す毎時0.19マイクロシーベルト以下(年間1ミリシーベルト以下)を十分に下回っており、測定結果はいずれも問題ないレベルでした。  今後は、市役所庁舎における簡易測定は継続して実施いたしますが、そのほかの施設につきましては、東京電力福島第一原子力発電所に新たな緊急事態が発生した場合や静岡県の実施している測定結果に大きな変動があった場合に測定します。

4 三島市南部の標高表示平面図の作成について

 [企画部 危機管理課]
 東日本大震災により多くの市民が津波の心配をしており、自分の住んでいる地域の海抜(標高)がどの程度か知りたいという要望を受け、三島市南部の標高表示平面図を作成しました。  今後、各自治会関係者への配布やホームページへの掲載を行う予定です。  なお、県から改定された防災計画が公表されるのは2、3年先と見込まれますので、それまでの間にそなえ、本標高表示平面図をもとに必要な対策の検討を行ってまいります。

5 保育園・放課後児童クラブの土日開園利用状況について

 [社会福祉部 子育て支援課]
 東日本大震災に伴う電力需給対策による企業の就業日程変更で、土曜日または日曜日に勤務することになったご家庭の児童を対象に加茂川町保育園1園で7月から土日の緊急保育を実施しています。7月20日現在、申込児童数は24人で、実際の利用人数は土曜日が7~13人、日曜日が6~8人となっており、最も多かったのは7月9日(土)と16日(土)で13人でした。  また、放課後児童クラブにおきましても、こちらは就業日程変更という条件はありませんが土曜日の受け入れを実施しており、7月20日現在、申込児童数は25人、実際の利用人数は10~15人となっており、最も多かったのは7月2日(土)の15人でした。

行事① 7月30日(土)~8月21日(日) 楽寿館終日特別公開及び常盤(ときわ)の森同時公開

 [産業振興部 楽寿園]
 楽寿園では、湧水を湛えた小浜池を楽寿館から見て堪能していただくために、楽寿館を7月30日(土)から8月21日(日)の間、10時から16時まで終日特別公開を実施します。また、楽寿館の西隣にある常盤(ときわ)の森の園路も楽寿館建設当時の状態に復元しましたので、この期間中の土日限定で歩くことができます。

行事② 8月2日(火)~31日(水) 夏休み子どもイベント

 [教育部 生涯学習課、図書館]
 8月は子どもたちも夏休みですので、三島市では集団体験学習であるチャレンジスクールや少年の船、また、料理や読書、科学などの面白さを知る催し等様々な行事を用意しました。  これらのイベントに参加することにより、新たな友人を増やしたり、また、知らない世界を体験したりすることによって、子どもたちが無限の可能性を広げ、健やかな成長をしていただきたいと思います。

行事③ 8月5日(金)~15日(月) 平和都市推進事業の開催

 [企画部 行政課]
 三島市では昭和34年12月21日に「三島市平和都市(核非武装)宣言決議」を行い、平成9年からは毎年8月を平和都市推進月間として、平和都市推進事業を実施しておりますが、今年も8月5日(金)・6日(土)に市内の市立中学生7人を広島市に派遣し、広島平和記念公園で開催される「広島市平和祈念式」へ出席し、献花と 三島の水の献水をします。  このほか、8月5日(金)~15日(月)には、日本原水爆被害者団体協議会が作成した「原爆と人間」パネルの展示、8月14日(日)には、映画「はだしのゲン2」の上映会、終戦記念日の8月15日(月)には、市内3ヶ所で市民の平和意識の醸成を図るため、街頭啓発活動を実施します。

行事④ 8月15日(月)~17日(水) 「三島夏まつり」の開催

 [産業振興部 商工観光課]
 8月15日(月)から17日(水)までの3日間、三島夏まつり実行委員会(山形武弘会長(三島市観光協会会長))の主催による「三島夏まつり」が開催されます。  当番町(芝本町、一番町、中央町、中央町2区)によるシャギリの山車(だし)引き回しや競り合い(せりあい)のほか、源頼朝公(こう)の出陣式・旗挙げ行列(今年の頼朝役は俳優の風間トオルさん)、農兵節パレード、みしまサンバパレードなどの催しが予定されております。  なお、今年は東日本大震災の復興を支援する目的もありますので「みちのく物産まつり」をVia701で3日間、開催します。 [参考] ○三島夏まつり開催期間3日間の過去の人出 平成22年度 46万人、平成21年度 51万人 平成20年度 53万人、平成19年度 52万人

記者会見配布資料