市長定例記者会見(平成28年3月23日)

冒頭

【冒頭】(1)平成28年度機構改革について
[企画戦略部 行政課]
4月1日からの行政機構について次のとおり お知らせします。
1 環境市民部
 分掌業務をよりわかりやすくするため、生活環境課を 「廃棄物対策課」に名称変更し、 ごみ処理行政の一層の推進を図ります。
2 社会福祉部
 若い世代の子育てに関するサポートや、きめ細かな支援 の充実に努めるため、子育て支援課内に 「子ども子育て応援室」を設置し、併せて、子育て支援課の 子育て企画係を「子ども家庭係」に名称変更します。
 また、臨時福祉給付金の速やかな給付に資するため、 部内室として「臨時福祉給付金室」を新設します。
3 財政経営部
 公共施設保全計画の策定・推進を図るため、管財課の 用地財産係を「公共財産保全係」に名称変更します。
 また、収税業務を他係と連携し一体的に行うため、 収税課の滞納市税回収室を廃止し、 収税課の一係として「収税特別対策係」を新設します。
4 企画戦略部
 『住むなら三島総合戦略 ~まち・ひと・しごと創生~』 に掲げた施策の実効性を高め、総合的・戦略的に施策を 推進するため、政策企画課内の戦略まちづくり室及び 広域連携推進室を統合し「住むなら三島戦略室」とします。 併せて、政策企画課の企画・土地政策係を「政策推進係」 に名称変更します。
 また、ICT(情報通信技術)の一層の活用を図り、 広報活動をより戦略的に進めていくため、広報広聴課内 の電子広報推進室を「電子広報戦略室」に、 同じく広報係を「みしまプロモーション係」に それぞれ名称変更します。
 併せて、三島市消費生活センターの組織及び運営等に 関する条例の制定に伴い、広報広聴課内の市民相談室を 「市民生活相談センター」に改めます。
 さらに、従前は消防本部で所管していた消防団事務を 移管するとともに、富士山南東消防組合との緊密な連携 を図るため、危機管理課に「消防連携係」を新設します。
5 都市整備部
 本市の都市政策全般を統括する部署として、 都市計画課内に「都市政策室」を新設するとともに、 歴史的風致維持向上計画など魅力あるまちづくりに 向けた計画策定に取り組むため、都市計画課の計画係を 「歴史・まちづくり係」に名称変更します。
 また、従来の住宅行政に加え、 移住・定住対策の促進を図るため、建築住宅課の 市営住宅係を廃止し、「三島住まい推進室」を新設します。
6 消防本部
 三島市、裾野市及び長泉町の2市1町で構成する 富士山南東消防組合の設立に伴い、消防組織が本組合に 移行されることから、三島市消防本部を廃止します。
【冒頭】(2)三島市 市制施行75周年について
[企画戦略部 政策企画課]
 今年、三島市は市制施行75周年を迎えます。 1年を通じて様々な記念事業を実施するほか、 市制施行記念日の4月29日には記念式典を開催し、 市政の進展に功績のあった 個人1名 と 17団体に対して感謝状を贈呈します。
 また、併せて平成28年度市政功労者表彰式を 執り行います。 平成28年度は、功労表彰3名、有功表彰18名、 篤行表彰1名、1団体の計22名の方々と 1団体を顕彰させていただきます。
 なお、通常は10年ごとの周年事業を開催して まいりましたが、今回は3四半世紀の節目にあたるため、 特別に実施するものです。 記念式典につきましては、お金をかけず、 それ以外の記念イベントにつきましても、 市民団体や民間企業のご協力をいただきながら、 市民の皆さまでお祝いし、楽しめる事業を考えてまいります。
【冒頭】(3)「第4 次三島市総合計画後期基本計画」の策定について
[企画戦略部 政策企画課]
 本日、3 月23 日(水)、三島市のまちづくりにかかる 最上位計画である第4 次三島市総合計画後期基本計画を 策定いたしました。
 本計画は、前期基本計画の期間が平成27 年度をもって 終了するため、三島市の将来都市像の実現のために 今後5年間に必要となる具体的な施策を 分野ごとに示したものです。
 このたびの後期基本計画の主な特徴は、
(1)団体ヒアリングや総合計画審議会など 多くの市民・事業者の参画を得たこと
(2)地方創生や女性の活躍推進、公共施設の老朽化対策 など、新たな環境の変化や課題に的確に対応し、「住むなら 三島・総合戦略」との整合を図り、一体的に推進していくこと。
(3)これまでの成果を確実に踏まえ、従来の重点プロジェクトを さらに推進することなどであり、後期基本計画策定方針に 基づき全庁的な策定作業を進めてまいりました。
本計画に沿って今後5年間のまちづくりを総合的、計画的に 進めてまいります。
【冒頭】(4)「三島市公共施設等総合管理計画」の策定について
[財政経営部 財政課、企画戦略部 政策企画課]
 このたび、建物施設に道路や橋りょう等のインフラ施設を 加えた市が保有するすべての施設を対象として、施設の現況 や将来の見通し、管理に関する方針等を示した 「公共施設等総合管理計画」を策定しました。
 この総合管理計画は、平成26年4月に総務省より全国の すべての地方公共団体に対して、平成28 年度末までに策定 するよう要請がなされたものです。
 本市の計画の特徴は、すべての施設において試算した 将来更新費用に対して、30年間という長期にわたる財政 シミュレーションを行う中で、施設に充当できる財源を算出 した上で数値目標や方針等を設定している点にあります。
 なお、本市では総務省からの策定要請の前から、いち早く ファシリティマネジメントに取り組んでおり、これまでに 「公共施設白書」及び「公共施設保全計画基本方針」を作成 しました。
 今後は、施設ごとの将来あるべき姿を明確にした 「公共施設保全計画」の策定作業に取り組みます。
【冒頭】(5)三島市消費者教育推進計画の策定について
[企画戦略部 広報広聴課 市民相談室]
 この度、 消費者教育の推進に関する法律に基づき、 消費者教育の体系的・一体的な推進を図るため、 三島市消費者教育推進計画を策定しました。
 計画期間は、 平成28年度から平成32年度までの5年間です。
 計画の基本方針は 「安心して豊かな消費生活を送ることができる社会(まち)・三島の実現」 です。
【冒頭】(6)教育に関する大綱並びに教育関連計画の策定について
[教育推進部 教育総務課 教育政策室]
 このたび、平成27年4月1日に施行された、 「地方教育行政の組織及び運営に関する法律の 一部を改正する法律」により義務付けられた、 教育、学術及び文化の振興に関する総合的な施策の大綱 (教育に関する大綱)を策定しました。
 この「教育に関する大綱」は、 同じく法改正により設置が義務付けられた 「総合教育会議」において、 市長と教育委員会が協議・調整を尽くし、 市長が策定したものです。
 同時に、「教育に関する大綱」の 柱に位置付けられている4つの計画のうち、 「三島市生涯学習推進大綱」を見直し、 新たに「三島市生涯学習推進プラン」を、 また、三島市文化振興基本条例に基づき 「三島市文化振興基本計画」も策定しました。
【冒頭】(7)低所得の高齢者向けの年金生活者等支援臨時福祉給付金 の支給について
[社会福祉部 福祉総務課]
 「一億総活躍社会」の実現に向けて、 賃金引上げの恩恵が及びにくい所得の少ない高齢者を対象に、 低所得の高齢者向けの年金生活者等支援臨時福祉給付金、 1人あたり3万円の支給をいたします。
 三島市では、県下の他市町に先がけて、3月25日より 申請受付を開始します。準備期間が短く、どの自治体も対応に 苦慮しているところであり、三島市も例外ではありませんが、 対象となる皆様に一刻も早く給付できるよう、 準備を進めているところです。
 現時点では、5月下旬から支給開始の見込みですが、 更に早く支給できるよう努力して参ります。
 また、4月1日からは、社会福祉部内に「臨時福祉給付金室」 を創設して、支給事務に万全な体制で対応します。
 申請書の提出期限は6月30日までとなります。 申請受付は、郵送のほか、市役所玄関ロビーや各公民館で 受付を行います。
【冒頭】(8)「いずっぱこ電車マナー教室下敷」の寄贈について
[企画戦略部 政策企画課]
 3月25日(金)、市長応接室にて、 伊豆箱根鉄道 株式会社から、 駿豆線沿線地域活性化協議会(会長 三島市長)への 「いずっぱこ電車マナー教室下敷」の寄贈式が行われます。
 寄贈される下敷きは、 鉄道沿線における 事故防止及び電車利用マナー向上の周知を 図るためのもので、 当協議会の構成委員であります 駿豆線沿線市町(三島市、函南町、伊豆の国市、伊豆市)の 今春、小学校に入学する全児童1,813人に 配布されます。
【冒頭】(9)スマートウエルネスみしまアクションプラン(第2 期)の 策定について
[健康推進部 健康づくり課 健幸政策室]
 このたび、平成28年度から30年度までの新3か年 プランとなる「スマートウエルネスアクションプラン (第2期)」を策定しました。
 三島市では、健康を核としたまちづくり 「スマートウエルネスみしま」を通じて、市民が健康で まちも元気で活気あふれる“健幸”都市づくりを 進めています。
 この事業を推進する具体的な取り組みの指針として 平成24年度に「スマートウエルネスみしま アクションプラン」を策定しました。
 本年度は、 組織を横断的に幅広い部署の職員で構成する 「スマートウエルネスみしま庁内連携プロジェクトチーム」 を立ち上げ、各委員からの意見を抽出する中で 既存事業の検証と新規事業の検討を重ね、 次期アクションプランを策定したものです。
【冒頭】(10)住むなら三島中古住宅情報サイトの開設について
[都市整備部 建築住宅課]
 4月1日より、三島市外から、新たに住宅を取得し 移住していただく方へ向けた 『住むなら三島中古住宅情報サイト』を開設します。
 このサイトは、三島市内の中古住宅で、住宅診断 (インスペクション)を実施した物件の屋根や外壁の状態、 シロアリ被害の有無などの情報を公開することにより、安心 して中古住宅の購入を検討できるものです。掲載情報は、 県外の方でも、市内における物件の位置や周辺の 施設情報などが地図で見られるのが特徴です。
 このほか、4月1日より移住・定住のサポートとして
(1)市外から移住する若い世帯に対して、住宅の建設など の費用を一部助成する『住むなら三島移住サポート事業』と、
(2)若い世帯の移住者や子育て世帯が行うリフォーム工事 などの費用を一部助成する『移住・子育て・耐震リフォーム 事業』の補助制度も併せて開始します。
 この取り組みにより、三島市へ移住・定住する きっかけづくりや、中古住宅の流通促進、空き家の増加軽減 を期待しています。
【冒頭】(11)三島の魅力情報誌「三島市じゃらん」などの発行について
[企画戦略部 政策企画課]
 この度、三島の魅力を発信する新たな2つの情報誌が 完成しました。
(1)1つは、子育て環境をPRした 「子育てのまち せせらぎのまち 住むなら三島」です。 この冊子は、市の施策をはじめ、子育て世帯に対して、 具体的な事業や数字により三島の優位性を PRするものです。
(2)もう1つは、全国的な知名度と人気を誇る情報誌 「じゃらん」(リクルートライフスタイル(株))に 委託作成した「三島市じゃらん」です。この冊子は、 首都圏からの交流人口増加に繋げる観光PRと、将来の 移住・定住のきっかけづくりとして、市内の観光関連施設や 首都圏で配布する予定です。また、これに合わせて、 じゃらんのホームページ と じゃらんのスマートフォン アプリにも特集記事を掲載します。
 過日、お知らせした情報誌「住むなら三島」と併せて、 様々なターゲットに効果的なシティプロモーションを 行います。
【冒頭】(12)パパ向けパンフレット「MISHIMA DAD(ミシマダッド)」 の発行について
[社会福祉部 子育て支援課]
 三島市では、「子育て世代に選ばれるまち」を目指し、 子どもや子育て家庭を支援する 様々な事業を推進しています。
 このたび、子育て中のパパに対して、 子育てへの理解を深め、積極的に 育児に参加してもらうことを目的とした パンフレット「MISHIMA DAD(ミシマダッド)」を、 4月1日から配布します。
 三島市ではこれまで、子育て世帯全般、 あるいはママ向け冊子はいくつか発行していますが、 パパ向けに特化したものは初めてとなります。
 このパンフレットは、パパ目線で「三島で子育てする」、 「三島で生活する」ことの魅力をお伝えする 内容となっておりますので、パパとママが協力しながら、 三島での子育てを楽しむために、 ぜひお役立てていただきたいと思います。

主な行事予定

4月6日(水) 入学式における交通安全用品及び防犯用品の贈呈について
【行事】(1)4月2日(土)・3日(日) 第79回 三島みどりまつりの開催について
[都市整備部 水と緑の課 ガーデンシティ推進室]
 4月2日(土)、3日(日)、長伏公園にて 恒例の「三島みどりまつり」が開催されます。 (主催 三島みどりまつり実行委員会)
 みんなで緑を守り 育て 安らぎのある まちづくりを目指す 「みどりと花いっぱい運動」の一環として、 家庭や地域に 自発的な緑化活動の輪を広げていこうと、 昭和52年春に開催されて以来、 春秋の年2回開催しています。
 会場には、市内外から十数店舗の園芸店等が出店し、 数万点もの品々が即売用に展示されます。 また、毎回、大変人気があるチャリティーせり市や、 花苗などの無償配布が行われ、 会場は、市内外から1 万人以上の多くの来場者で賑います。
【行事】(2)4月2日(土)、3日(日)、10日(日)、17日(日)、23日(土) 4月の楽寿園イベントについて
[産業振興部 楽寿園]
 楽寿園は、4月から楽しいイベントが目白押しとなって います。まず、4月2日(土)、3日(日)には、「桜まつり」 として桜の開花に合わせて音楽演奏や みしまるこちゃんとふれあうイベントを開催します。
 10日(日)は、「春の動物ふれあい広場」としてミニ チュアホースやアルパカと間近でふれあうことができます。
 17日(日)は、昨年も開催した「三島でインディア 2016カレー博in 楽寿園」が行われます。市内外の 9店舗による出店やステージショーなどインドをテーマと したイベントです。23日(土)は、初めての試みと なる「みしまブックフェス」を開催します。ブックディレク ターの幅充孝(はばよしたか) 氏プロデュースによる図書室が楽寿園と 大社の杜に同時オープンすることに合わせて図書館と合同 でイベントを開催します。また、29日(金・祝)の市民の 日には、入園料が無料となります。新年度から イベント目白押しの楽寿園へぜひお越しください。
【行事】(3)4月2日(土) 国立遺伝学研究所一般公開について
[産業振興部 商工観光課]
 4月2日(土)、桜の季節に合わせて 国立遺伝学研究所が一般公開されます。
 研究所では、日頃の研究成果の展示のほか 約200種類、300本の桜を楽しむことができます。
 また、研究所周辺の桜も見ごろを迎えます。
 年に1回の貴重な機会ですので、ぜひお出かけください。
【行事】(4)4月6日(水) 入学式における交通安全用品及び防犯用品の贈呈について
[環境市民部 地域安全課、 教育推進部 学校教育課]
 4月6日(水)、小学校の入学式において 新入学児童へ 「黄色いヘルメット」、「黄色いワッペン」、 「防犯ブザー」などの交通安全用品と防犯用品の 贈呈式を行います。
 当日贈呈する交通安全用品などは、 市内14小学校に入学する952人(3月7日現在) 全員に贈呈します。 また、損害保険付き「黄色いワッペン」の贈呈は、 損害保険会社や生命保険会社など4社のご厚意により 新一年生が万が一、交通事故にあった場合の対応として、 昭和40年から実施されています。  新一年生が安全で安心して学校生活が送れるよう 地域の皆さんでやさしく見守っていただきたいと思います。
【行事】(5)4月6日(水)~15日(金) 春の全国交通安全運動の実施について
[環境市民部 地域安全課]
 4月6日(水)~15日(金)の10日間、 春の全国交通安全運動が展開されます。
 三島市では、 4月6日(水)、午前7時30分から 三島警察署、交通安全関係団体、市議会議員、 市職員とともに通勤・通学する自動車や自転車などに対して、 市役所前をはじめとした市内各所で 「初日一斉街頭広報」を実施します。
 このほか、 4月15日(金)、午前7時30分から 広小路周辺で、自転車マナー向上のための街頭指導を 三島警察署や交通安全関係団体と協力して実施します。
【行事】(6)4月10日(日) 三島市消防団入退団式の実施について
[消防機関 消防総務課]
 4月10日(日)、市民文化会館(大ホール)にて 消防団の恒例行事であります 「平成28年度三島市消防団入退団式」を行います。
 新旧の消防団員が一同に会して、心を新たに 強固な団結と一層の士気高揚を図り、 消防体制の万全を期することを目的に行います。
 式典では、水口(みずぐち)消防団長から 新入団員などへ辞令交付のほか、 退団者への感謝状や記念品贈呈、消防庁長官表彰や 日本消防協会長表彰の伝達が行われます。
【行事】(7)4月13日(水)、20日(水)、26日(火)、28日(木) 平成28年度 女性学級開講式について
[教育推進部 生涯学習課]
 4月13日(水)、中央婦人学級を皮切りに 平成28年度の各女性学級がスタートします。
 中央婦人学級は、市内在住の女性の教養向上及び 女性リーダーの育成を目的に生涯学習センターで活動します。
 また、中郷、北上、錦田の各女性学級は、 仲間づくりや豊かな地域づくりを推進するために、 それぞれの公民館において開講します。
 各女性学級の皆さんには、 社会や時事の問題について自ら学習し、教養を高めるとともに 文化・芸術や健康づくりなどの各種講座に参加することで 仲間づくりや様々な学級活動を楽しんでいただきたいと 思います。

記者会見配布資料(PDFファイル)