三島駅南口東街区再開発事業 再開発ノート【第51回~】(広報みしま連載記事)

三島駅南口東街区再開発事業への理解を深めていただくため、広報みしまでは「再開発ノート」と題して、事業の進捗や要点などについてシリーズでお届けしています。
 ここでは、広報みしまの連載記事をまとめて掲載します。ぜひご覧ください。

〔第51回〕再開発事業の進捗状況

事業区域では大型タワークレーンが設置され、建築工事が本格的に進められています。

三島の宝である地下水の保全対策を確認するため、8月19日に第11回三島駅南口周辺開発地下水対策検討委員会を開催しました。

事業区域内で行われる最も地下水に近い部分の掘削状況を見学し、建物の基礎底盤と地下水位との間に離隔が確保されていることが確認されています。また、地下水調査結果から、三島駅周辺の地下水に工事の影響は確認されませんでした。なお、委員から、水質調査の一部について今後注視していく必要があるという意見があり、市として調査回数を増やして対応することとしました。

また、今年の楽寿園小浜池や白滝公園の水位について心配されている市民もいることから、水位変動についても検証を行いました。三島駅周辺の地下水位は、降水量と関係しています。委員会では、地下水位に不自然な変動がないこと、今年の降水量が例年に比べて少ないことが背景にあることなどが確認されました。

引き続き、地下水モニタリングを継続するとともに、適切な情報提供を行います。


2.1号写真

※広報みしま2025年9月号に掲載