箱根西麓三島野菜とは

箱根西麓三島野菜イメージ写真

箱根西麓三島野菜とは

箱根西麓三島野菜は、標高50m以上で栽培される野菜です


箱根西麓三島野菜画像

古くから箱根の西側、標高50m以上の斜面に広がる畑では、だいこんや馬鈴薯などの露地野菜が栽培されています。


この地域でとれた野菜は「箱根西麓三島野菜」と呼ばれ、味と品質の高さから首都圏へ多く出荷されています


おいしさの秘密は土と気候と人です。




野菜をおいしくするのは、やっぱり「畑の土」

箱根西麓三島野菜圃場写真

箱根西麓地域の土壌と気候&立地条件

  • 南向き、だから日当たりが良い
  • 適度な傾斜地
  • 冷涼な空気
  • 関東ローム層
  • きれいな景色

箱根西麓三島野菜誕生の秘密

箱根西麓三島野菜画像

 箱根西麓三島野菜とは、三島市の山田~山中、佐野地区など箱根連山の西南に位置し、標高50m以上で栽培される野菜のことです。

 箱根西麓の土は、関東ローム層という赤土で柔らかく、水はけもよく、保肥性もあり、ミネラルが豊富で野菜の栽培に適しています。

 栽培される畑は、南向きの傾斜地で日当たりがよく、風通しがよい立地で、日照時間が長く昼夜の温度差があることなどから、しっかりとした甘い味に繋がっています。

 ブランド名の由来は、何十年も前から「坂もの」として評価されていたこと、「標高50m以上」で栽培された野菜と限定したことなどから、「箱根西麓三島野菜」に決まり、JA三島函南、生産者、商工会議所、観光協会、行政が一体となりブランド化を進め、平成24年に認証マーク商標を登録しました。

その後、平成25年に「箱根西麓三島野菜ブランド推進協議会」を設立し、協議会によって認証された野菜は、この認証マークを使用することができ、現在、40の生産者(個人及び団体)が認証され、安全、安心で品質の高い野菜を生産しております。

 そして、消費者の皆様に品質の高い野菜を届けるために、箱根西麓三島野菜の農業基準に基づく数十項目をチェックしています。このことは、生産者の「美味しい野菜を作ろう」という共通認識を高め、ブランドを守り育てるための深い取り組みとなっています。

 このようにブランド化された箱根西麓三島野菜は、生産者と各組織が連携し、テレビや雑誌などのマスメディアやSNSを活用したPR活動、県内外で開催されるイベントへの出展など、直接味わっていただく活動及び学校給食での活用など、認知度を高める事業を展開しております。

 また最近では、首都圏にも販路を拡大し認知度を高める活動も積極的に行い、地元においては、飲食店や量販店、近隣のホテルや旅館等に取り扱っていただき、高い評価をいただいております。

今後も引き続き箱根西麓三島野菜の魅力を全国に発信し、地域ブランド力の向上を目指していきます。



三島馬鈴薯は地理的表示(GI)保護制度に登録されています

GIマーク

箱根西麓三島野菜の代表格である「三島馬鈴薯(ばれいしょ)」が、長年の生産者の伝統と技術が評価され、地理的表示(GI)保護制度に登録されました。

全国で18番目、静岡県では初めての登録です。(平成28年10月12日登録)



三島馬鈴薯の「地域との結びつき」と「特性」


箱根西麓の南向き斜面で、日照条件や水はけがよく、透水性、通気性、保水性に優れた柔らかい土壌、気温や降水量といった自然条件に加え、丁寧な手掘り、風乾貯蔵や厳格な品質管理により肌目が美しく甘みがあり、保存性も高いメークイン種のジャガイモとなっています。




「箱根西麓三島野菜」認証マークについて

箱根西麓三島野菜には認証マークがついています


箱根西麓三島野菜ロゴ
 

認証マークがついている野菜は、箱根西麓三島野菜ブランド推進協議会の審査により認証された箱根西麓三島野菜です。お買い物の際の参考にしてください。


旬の箱根西麓三島野菜の料理を食べるなら「のぼり旗」のあるお店へ


箱根西麓三島野菜のぼり旗

のぼり旗がある店舗は取扱いがあるお店です。


夏の三島馬鈴薯や冬の三島大根など「旬」の味が市内飲食店で提供され、好評いただいております。


箱根西麓三島野菜の旬の味めぐり&まち歩きがおすすめです。




地産地消から旬産旬消へ

富士山と三島の圃場の画像

旬の野菜を食べる、それが一番自然なこと。


古くから箱根の西側、標高50m以上の丘の斜面に広がる畑。だいこんや馬鈴薯などいろいろな野菜が栽培されています。


「地産地消」が当たり前になり、野菜を地元で食べようとする意識が高まりました。


それを一歩推し進めたのが、「旬産旬消」。旬の野菜は、栄養価が高く味も良いのでもっと積極的に食べていただきたいものです。


地元で採れた野菜類をふんだんに食べることは、家族や大切な人の健康を守ることにつながります。


生産者は新鮮で安心して食べていただける野菜を届けるため、努力しています。